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デス様のお部屋
デスクリムゾンのお部屋
ゲームってある意味プレイした人にインパクトを与えたものの勝ちっていうところがあるじゃないですか。そういう意味ではこのゲームは大成功しているんじゃないでしょうか。
そもそものきっかけは「セガサターンマガジン」のレビューで「これ本当に出すんですか?」「1点つけていいですか?」 という前代未聞のコメントに始まり、読者レースのオッズでも最下位を独走する豪快さ。それゆえ評判が広まり思わず一度やってみてその虜になる人が後を絶たず(かく言う私もその一人)、さらにはインターネットのホームページでもその魅力を伝えようとする人たちの動きがリンク集を作るまでになって、現在のような状態になっている。一昔前だったら一部の好事家が笑い飛ばして終わっていたはずの1ゲームが、ここまで多くの人を引き付けて伝説を作ってしまったというのは、やっぱりそういう情報がユーザーに伝わってくるからで、その情報を伝えたのがセガサターンマガジンであり、インターネットを始めとした通信の世界であるわけです。
まさに「デスクリムゾン」は情報化社会が産んだスーパーヒーローではないでしょうか。
具体的にデス様の魅力といえば、やはりあの飛ばせないうえ恐いメーカーロゴに始まり、一度見たら忘れないくらい強烈なオープニングムービー、オプションや照準設定、ポリゴンCG、操作性、演出、もうすべて ではないでしょうか。全部が一つに合わさって、まがまがしい光を放ってそれが人の心を掴んで離さない、というところではないでしょうか。
私がデス様と初めて出会ったのは、去年の春頃でしょうか。先輩が部室に「これすごいよ」 と持ってきてくれたのがデス様でした。わくわくしながらブートアップ。
一発で惚れました。
一度見たら忘れられないオープニングムービーなんか、もうそらで効果音含めてすらすら言えるし。異常な難易度も、かなりナニな操作性も、「くっそー」「やりやがったな」「このやろう」「おーのー」 も、すべてが愛しくなってしまいました。
それからしばらく経って、無性にデス様を手元に置きたくなって購入を決意。しかし
欲しい時に売ってないのが「デス様」。
近所中を探し回っても存在せず、ようやく手に入れたのが今年の5月3日。場所はなんと大阪・日本橋。しかも新品が売っているではないか!
せっかくだから、俺はここでデス様を買うぜ!
てな感じでレジへ直行。値段は約2000円。レジで並んでいる間中わくわくしっぱなし。
こうしてyoungはクリムゾンを手に入れた
いやー、日本橋に来て本当に良かった。
「クソゲー」だの「世紀末ゲー」だのと言われて茶化されて真面目にゲームという視点から見た評価をされていることの少ないデス様ですが、ここではちょっと真面目にゲームとしてのデスクリムゾンを評価してみたいと思います。
パッケージ
正直言って、購買意欲はそそらないと思います。裏面の「全篇流れる美しい3DCGの世界」という売り文句が果たして同じ裏面の出ているゲーム画面を忠実に表現している、と言ったらまあ嘘でしょう。
マニュアル
マニュアルとしての役目は一応果たしていると思います。まあ、ガンシューなんてのは操作方法と画面の見方さえ分かれば後は問題無いのでこう言えるのですが。それにしても登場人物紹介のコンバット越前、やっぱりモデリング変 。
ブートアップ〜デモ
不気味な仮面2つのエコールロゴに始まり「これがゲーム本編」とまで言われるオープニングデモムービー、極めて中毒性が高いです。私はオープニングデモのセリフ&音楽をすべて暗記してしまいました(笑)。ムービーの出来は、よくやっている方だと思います。特別金をかけたわけでもないですし、例の声も味がありすぎて心に強く残りますし。すべて偶然だとは思いますが、そのすべてがこの世界を決定付けたと言っても過言ではないでしょう。
メニュー画面・オプション
素直に思うのは、「どうせサウンド設定しかないんだったら、最初からそう書けばいいのに」ということ。シンプルといえばシンプル。不親切といえば不親切。それよりも、照準設定で1発しか撃てないのは勘弁してほしい。
操作性
コントローラーでは照準移動が速すぎてやりにくい。ガンコントローラーでは照準通りじゃないので慣れが必要。どちらにしても中途半端。
グラフィック
ポリゴンモデリングなのに平面なのはどういうことなのか。パラッパラッパーじゃないんだから 。あと、全体的に色が暗すぎて見づらいのが気になるところ。
難易度
難しい。難しいけれど、投げ出したくなるような難易度じゃなく、もうちょっとで何とかなりそうな難しさなのがミソ。おかげでついつい何度もプレイしたくなる。
音楽
実は、すごく好きです。特にStage2の最初、イズキット川のテーマが。サントラ出たら、迷わず買います。それくらい好きです。
総評
ツッコみたくなるところがたくさんあるけど、それはそれでこのゲームの魅力なんだと思う。意外といいところたくさんあるし。
99年1月12日、ついにデスクリムゾン2の発売が発表されました。エコールのホームページはすでにデスクリムゾン2一色に染まり、期待も高まる一方です。発売ハードは当然ドリームキャスト。私はドリームキャストを持っていないのですが、デス2のために買ってもいいかな、と思っています。
肝心の内容などはエコールのホームページを見れば分かるのですが、ついに謎の男アッシムが登場します。美しい女性も出ます。主人公が妙にかっこいいです。ちょっと耽美入っている気もしますが、個人的にはこれできちんとポリゴンモデリングしてくれればちょっと小粋なものが出来そうな気がします。さあ、果たして我らがコンバット越前はどこで登場するのか。アッシムは? クリムゾンは? 期待してます。
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