1月
ガーディアンヒーローズ 26日
MDの幽白をルーツとする目茶苦茶アクション。キャラクターが豪快に増えて見た目も派手になり、3ライン制を導入。
 「混戦」というものをきちんと表現しているのが素直に凄い。例えばさ、洞窟の中で3勢力が敵対して暴れて、その上魔法まで使った日にゃもう訳わかんなくなるよな普通。んでこのゲームも実際そうなの。そういう意味では極めて現実的。
 ストーリーモードが簡単なんだけど面倒で、ついアンデッド様に「先生!お願いします!」状態で頼んじゃう。分岐も結構多彩で、どのエンディングも一寸考えさせられる雰囲気になってて良し。
 6人で遊ぶとかなり面白いので、マルチタップも必須。音楽が、最高級の出来なので(俺は最初の墓場のが好き。サックスが最高)持ってて欲しい。
2月
ロボピット 16日
 自分で組み立てたメカで1対1の戦いを繰り返して、頂点に立つべく戦うゲーム。画面はVO風で操作も内容も結構似てる。どっちかと言うとバックの取り合いになるかな。
 メカデザインがコミカルで、そのせいで損をしている部分も有るけど、背後視点の3D格闘に成功作が無い事で解る通り、何より面白くない。作業になっちゃうんだよな。その作業を作業と悟らせないようにするのが、デザイナーの腕なんだけど。
ヴァンパイアハンター 23日
 増加パーツ無しでここまで出来る事を証明してしまったゲーム。
 どっかに書いたけどX−MEN、ヴァンパイア、ヴァンパイアハンターの3作は、コンシューマーへの移植を全く考えておらずキャラパターンが、死人が出たんじゃないかと思うほど多い。
 それを気にならないレベルで削って移植した技量は、流石技術だけに関しては一流のルツボシステムと唸らざるを得ない。まあ、ヴァンプ以降のカプコン格闘は、コンシューマーの移植を意識してパターン削った(スト3は別だけど)ゲームばっかりになっちゃったので(何ハンター2とセイバー2?あれ移植しないだろ、プレステで出せないし)貴重な品では有る。
 数そのものは膨大に作ったから入手は楽だけど。
 と思ってたら移植しやんの。CDは容量余ってるからな。
Jリーグプロサッカークラブを作ろう 23日
 発売前から大いに期待していて、買って安心した傑作ソフト。
 頑張ってチームを結成して、Jに殴り込みをかけたはいいものの、序盤は負けたり負けたりの繰り返し。でも、それを乗り越えてJで初勝利を挙げた日は、パープルサンガのサポーターの気持ちが良く分かる事請け合い。
 システム的におよそ完成されてしまっているので、2でも大幅な変更を受けていない。OPはこっちの方が好き。なんか「地元」を意識させるOPだよな。
 残念なのは我が故郷、東松山が選択できない事。これは2で改定されて選べるようになったから良し。やったこと無い人には2をお勧めする。面白いからさ。
サンダーホーク2 23日
 MCDのサンダーホークのアップグレードバージョン。基本は同じだが、元々面白かったので改悪していない分良し。
 戦車をじっくり機銃で破壊し、出てくる乗員を機銃で銃殺。口径20ミリ以上だったら、ジュネーブ条約違反間違い無し。難易度はやや上がっている気がする。とはいえ、ボタン数の増加に合わせて操作性が向上しているのは良い。遠距離のポリ欠けが勿体無いね、目立つし。
料理の鉄人 23日
 爆笑ソフト。とはいえソフトが爆笑なのではなく、「本日のテーマ」の加賀さんの材料コールが可笑しいんだけど。「牛、乳」や「ほうーれん草」とかね。
 ちょっとした資料的な価値は有るけどそれ以外の面白い部分は、バーチャルキッチンスアジアムくらいなので、ファン以外にはお勧めしない。
ゲボッカーズ 23日
 ケーブル用に買ったのでブートすらしてないや。
 何となく意地になったので、もういいや。
3月
エヴァンゲリオン 1日
 外伝として見る分にはこんなもんかな。綾波がシンちゃんを「シンジ君」と呼ぶのが気になるくらいで、とりたてて変なとこがあるとは思えないけど。
 エンディングが様々で結構壮絶な終わり方もあるので、そこそこ遊び甲斐はある。
ザ・ホード 8日
 農場を育てて、季節末のホードの略奪から村を守る。
 ゲームもそこそこ面白いけど、絶品かつ爆笑名のが各種ムービー。「貴君をチャンシー卿・・・聖剣グリムスワッカー・・・」の下りは最高。悪人大臣もイカス。こういう海外製馬鹿ゲーは結構少ないので必携だね。
WA大戦略作戦ファイル 15日
WADのアレンジバージョン。架空戦になってしまったので、いまいち気合が入らない。とはいえ、エンディングは必見。
ガングリフォン 15日
 高機動兵器HIGH−MACSを駆って、ユーラシアの戦場を生き抜くポリゴン3Dシューティング。
 どんな魔法を使えばあれだけのオブジェを全部リアルタイムで管理できるのか、全然想像がつかない。「マニアにベータ、アーツにサターン」の格言通りだな。ゲームも文句なく面白く、難易度が容赦ないけど何度でもトライしたくなる魅力いっぱい。
 キてるのがメカデザイン、とんでもねえドマニアがデザインしたに違いない。何がアレって、見ただけでどこの国なのか見当がついちゃうのがすげえ。でも日米共同開発のはずのHIGH−MACSはどう見ても三菱じゃなくてIHIのラインをしてるぞ。
 不満なのは歩兵が居ないのでオーバーランで踏み殺せないのと、何故かミサイルが第1世代な事だけ。
リンクルリバーストーリー 15日
 ラグナセンティから続く「命」をテーマにしたアクションRPG。今回のメインテーマは「永遠の命」。
 不死を求める悪の意志が結局滅び、その為に命を投げ打って戦ったプチムク。最後にそのプチムクの芽が出て終わる静かなエンディングは、キャプテンハーロック風に言えば「親から子へ、子から孫へと魂は受け継がれる。これこそが永遠の命だ」という事なんじゃないかね。
 画像処理も結構頑張ってる、小粒な秀作。ロリで獣だから買ったんじゃないぞ、本当だ信じろ。
パンツァードラグーンツヴァイ 22日
 毎度思うんだけど、なんで名前が英語とドイツ語のちゃんぽんなんだろね、パンツァーでドラグーンでツヴァイじゃ独英独だぞ、まあ、どっちかに統一しちゃうとカッコ悪いけど。
 前作よりコマが細かくなって分岐や進化を取り入れて、より遊べる様にはなっている。けど、やはり雰囲気的には前作の方が俺は良いな。作品色が、前作が青とするならこれは茶色とでも言おうか。ドラゴンの色がじゃなくてさ。イメージ的に。
水許演舞−風雲再起 22日
 溝口と詠美が参戦、しかもその理由が全く説明されていないあたりが実にデコらしい。
 おおよそ前作と同じだが、武器を自分から置ける代わりに挑発が無くなってしまい大変に残念。前作での問題点だった処理落ちが改善され、より遊べるようになっているだけにもったいないなあ。
ドラゴンフォース 28日
 マルチゲーム風キャラゲー。バハムート戦記の子孫とも言える。
 8人から君主を選んで他国を攻めて占領し、最終的に邪神を倒せばエンディング。100対100のバトルは、何となく戦争してるなあ、という気分になれる。
 個別の顔のあるキャラクター64人(+アルファ)を戦わせる時に出る、普段と違う台詞のバリエーションがとても豊富で、色々試したくなる。築城や探索の台詞のバリエーションもこれまた豊富。
 ユニをアイテムで強化しまくって、築城と探索をさせたら結構面白かった。築城といえば、うちのハイムは築城に失敗した事がほとんど無い、お陰で仲間内では「土建屋」という不憫な愛称で呼ばれている、まあこれは余談だけど。
 難点は、結局最後の戦いは君主8人でしか行けない事と、全体的に処理が遅い事、中盤だれる事。
 お勧めキャラは「ゲーム界の熱気バサラ」ことメノルカ「俺一人でも、歌ってやる!」「ブタに聞かせる歌は無い」等々名台詞いっぱい。ライオーネの築城失敗後の兵隊集めの台詞もナイスだ。
 あと、ゴンゴス様のストーリーが秀逸かつ他と一番違うので、ゴンゴス様でのプレイをお勧めする。なんたってハイムイベントの時の「俺様は人気者だから大丈夫だ」が最高にかっこいい。熱い漢の生き様を見ろ。
スナッチャー 28日
 やっほーい、エンジンでしか遊べなかったスナッチャー完全版が我が家で遊べるとは。良い時代だな。88版の頃から大好きだったんだ。
 エンジンと多少違うけど、目くじら立てずにのめり込めばいいのよ。「動くな、ジャンカーだ!。貴様、スナッチャーだな!」
4月
鉄球 5日
 フルポリゴンのピンボール。デジピンと比較すると画像が粗く、ボールの動きが多少重く、DPTが出来るとこなんかが違う。
 大問題なのは画面がスクロールする事。画面スクロールするピンボール系ゲームで成功したのはパニックロードしかないってのに。しかも役がイマイチ面白くない、ゴットリーブ系の臭いがするな。俺はデコピン派だからデジピンの方が好き。
大冒険 19日
 さあ、お待ちかねの大冒険ですよ奥さん。って言っても、たいして書く事も無えな。
 皆無なストーリー、取ってないバランス、馬鹿すぎる敵グラフィック、火星からの命令電波を受けて書かれたテキスト、妙にきちんと作ってある海戦部分。すべてが混ざって出来上がったゲームは表現不能、あえて擬音で表現すれば「ぴきぴき」。
 詳しくはセガ研慶大支部に行ってVAY伊東さんのHPを見た方がなんぼか良く分かるんで、リンクから飛んでね。
 俺としては、どういう経緯で発売できたのかが謎。まあ、セガのことだからロイヤリティが入ってくればどうでもいいんだろうな。
 金とじゃ引き換えられない、失ったはずの「信用」は最初からセガには無いから、問題ないし。
レボリューションX 26日
 一見出来の悪いガンシュー。中身はMD版T2ジ・アーケード並みで一見の通り。
 しかしながら、このゲームにはほかのどのガンシューでも足元にも及ばない点が有る。それは、殺害の快感!。
 最初のステージのステージ(ややこしい)面、押し寄せる雑魚共を、エアロスミスの曲をバックに、まとめてタルタルステーキにしながら進む爽快感は前代未聞。飛び散る鮮血、崩れる肉片、そして背中に熱いロック。これだよ。
 あと砂漠ステージの発掘姉ちゃんが爆笑。肝心のゲーム内容は面白くないから要注意。