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アキレス亀日記 - 2005/07b Diary
「アキレスの亀を追いかける日々」
2005/07版 その2

[前日へ続く]

2005/07/11 (月)

日本語って〜、難しいよね〜(はぁと)

_ 私はこれまで、「ふと」と「なにげなく」は同義語だと勘違いしていた。

「ふと、夜空を見上げた。」

「なにげなく、夜空を見上げた。」

うん、全く違和感がない。 どちらの言葉も、 同じ文脈で用いられがちであるがゆえに、 意味も同じだと推測してしまったのであろう。

_ 当然、人間は国語辞典片手に、言語を獲得するわけではない。 自らの五感で得た経験とともに、 その時々の会話や文章の中に現れる「文脈」にもとづいて、 それを獲得する。 したがって、似た文脈で用いられる品詞を 同義であると時として勘違いをするのは、致し方ないのだ。 間違いに気づいたら、それ以後間違わなければいい。

_ 「ふと」と「なにげなく」に話を戻そう。 よくよく考えてみれば、前者は副詞である一方、後者は形容詞であり、 そもそも品詞の種類が異る。 さらに調べると、はっきりと意味が違うのだ。 副詞「ふと」は「何か、あるきっかけが元となって、何かを行う」ことを意味するのに対し、 形容詞「なにげなく(なにげない)」は「何のきっかけも考えも無しに、何かを行う」ことを 意味するのである。確かに、言われてみればそんな気がするね、「ふと」と「なにげなく」。

_ ところで、ラジオで伊東四朗が 「なにげに」とか「さりげに」といった、最近の若者の言葉づかいをとても嘆いていた。 彼の前でこれらを口を滑らせると、おそらく大変な剣幕になり、 「そういう場合は、きちんと『なんとなく』を使いなさい」と叱られるに違いない。 伊東家を訪れる際は、注意が必要である。


2005/07/12 (火)

名古屋は岐阜の一部!

_ わはははは。熊田曜子、面白いこと言うなあ。

_ 確かに、岐阜市と名古屋市って、JRの快速に乗ると20分を切る距離ではある。 その名古屋との近さゆえに、 素晴らしい雰囲気の柳ヶ瀬商店街が寂れたり、 路面電車が廃線になってしまった。 だから、名古屋を岐阜の一部にしたい気持ちはよくわかるでよ。

_ ところで、熊田曜子のような「さばさばキャラ」って、 芸能界で案外長生きできるのかもしれん。 次は、全国区でも名古屋愛丸出しの加藤晴彦とバトルを展開してほしいものだ。 そして、逆に意気投合するとみた。


2005/07/13 (水)


2005/07/14 (木)

世界にとっての悪夢」を読んで

_ アメリカから押しつけられた、自主性乏しいであろう我が国の憲法。 その中の第9条で「戦争の放棄」を謳う一方で、 実質国軍として存在する「自衛隊」との間の矛盾。 その矛盾を解消しなければ、と改憲派は言う。 しかし、敢えて改める必要など、実はないのではないか。 万が一ための組織として、自衛隊が用意された。 確かに、憲法との整合性は乏しいかもしれないけれど、 災害時活動の最前線において十分に活躍している。 そもそも、あの第9条の歯止めがあるからこそ、 先の大戦後の国際紛争に巻き込みも巻き込まれもせず、その結果、 今日の日本が平和に繁栄したという事実。 それをわざわざ、これまでの安定が壊れる可能性があるにもかかわらず、 敢えて「憲法の整合性」を獲得するためだけに、 改憲する必要性があるのか。

_ 折に触れて、内田さんは日本国憲法第9条に関して、そのような持論をおっしゃっる。 そして私は、いつもそれに同意する。 今回の話は、隣国との戦争が起きてしまった場合を想定した上で、 論理的に、かつ丁寧に、歯止めがなくなった日本を襲う悪夢のシナリオである。

_ タカ派政治家や改憲論者、 そして、彼らの意見を安易に支持している人達は こう言うかもしれない。

「自分達は、いざという時のために、第9条と自衛隊の整合性について『客観的』に熟考している。」

ところで、その「いざという時」、 すなわち「戦争」という行為の「主体」は一体誰なの? あなた方だけは、高みのやぐらの上から、忌まわしい「人間チェス」を観戦するつもりなの? 「客観的」と言いながら、実際は戦争を「記号的」に捉え、 「身体的」議論をないがしろにしているように見える。 すなわち、彼らの意見には「覚悟」が感じられないのだ。 少なくとも、私にはその感覚を全く理解できないし、はっきりと嫌悪する。 そして私は、自衛隊の人達が相当の「覚悟」を持って入隊しているのであろうとも思う。 みんなは、当り前のことを理解できているのだろうか。 彼らも人間なんだよ。チェスの駒なんかじゃ決してないんだよ。 改憲したくて仕方がない人達は、 内田さんのような、しっかりとした想像力を持って議論しているの?

_ 自分と、そして自分の愛する人々の目前に敵兵が現れてしまった状況の 先にあるものは悲惨である。 その状況に陥った私が取るべき行動は、 仕方なく武器を取り彼らをあやめるか、もしくは、なす術なくそれを放棄するか、 そのどちらかしかない。そして、いずれにせよ、 命拾いと引替えのメンタルダメージを一生背負うか、 あるいは、フィジカルダメージを伴って死んでいく。 そのどちらか必ず発生することが戦争だと、 みんなわかっているはずなのに。

_ もちろん、誰だってそんな行為をしたくなんかない。 だから、日米安保を含め、今の憲法の維持こそが最良に近い解決法だと 提唱する内田さんを、やっぱり支持したくなるんだな。 憲法を変えないことがおよび腰だと思われたって、 そして、自主性が乏しくたって、別にいいじゃないか。


2005/07/15 (金)

「どこでもドア」をくぐる途中で故障したら、おそらくのび太は真っ二つ

_ 半分はあの部屋。そして残りの半分は、もちろんしずかちゃんちのお風呂場。

_ グロテスクな話はこのぐらいにしよう。

人間がくぐっていない状態でも、当然「どこでもドア」は故障しうる。 その際、アニメではごまかしているが、 実際にはおそらく光速でワープ面が遮断される。 そのあまりにの速さに、大気中の原子・分子すら、 どちらか一方の領域へ振り分けられる前に、 素粒子レベルで分断されるのかもしれん。 そして、原子が崩壊するときに莫大なエネルギーが発生したりしちゃったりしてさ。 ちょっとちょっと〜。 実はやばいんじゃないのあの技術。 少なくとも、のび太んち周辺はやばいよ〜。 「もしもボックス」出してもらう前にもう手遅れ。

_ ところで、以前こんな図を考えたことがある:

         ○(ボールが重力で落下)              ○(Aからやってきたボール)

         ↓                                  ↑

    ------------(ワープホールA)   …    ------------(ワープホールB)


-------------------------(地球)-------------------------

どちらのワープホールも、下からはボールは見えないと仮定する。

この図のように、おそらくボールは重力によって自由落下し、 まずワープホールAに入る。そして入った瞬間、 ワープホールBからボールは飛び出るんだけど、 今度はB側にも存在する重力によって再び自由落下してAに戻る。 行ったり来たりの繰返し。

_ いや、本当にそうなんだろうか? 落下開始地点がワープホールAから距離があればいいけれど、 もし、ワープホールAに半分ボールを入れた状態でボールを離すと、 双方のワープホールの中に浮いたような状態で安定するのか? そもそも、A側とB側それぞれの重力は互いに影響し合わないのだろうか。

_ 私は、A側上方向にB側の重力が作用したり、その逆もあったりして、 まるでコイルに電気を流した際に発生する磁場のような 歪んだ重力場が発生されるのではないかとみている。 たから、最初に書いたような、 単純にボールが行ったり来たりを繰り返すようなことはないんじゃないかな。

_ ……などと、考え出すと興味は尽きない。

のだが、ここで申し上げておかねばならない事実がある。 それは、この私が肝心の物理学の知識をほとんど知らないということだ。 だから、実際はてきとーな学術用語を持ち出して、てきとーに考えてるだけだったりする。 こういう、本当にいいかげんな知識で科学考証(というか科学妄想)するのを私は好のむが、 他の方はどうなんだろうね?


2005/07/16 (土)


2005/07/17 (日)


2005/07/18 (月)


2005/07/19 (火)


2005/07/20 (水)


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この日記は、GNSを使用して作成されています。

2003年2月1日より 名の訪問