2007-08-03
■SICP読書会について
技術系勉強会の草分け「カーネル読書会」を主催されている吉岡さんのエントリ。参考になります。ということで、素人くさいSICP読書会についてここらでまとめておくことにしました。
概要
- 計算機プログラムの構造と解釈(SICP)を読む会です。本文と問題を音読し、各自で問題を解き、答え合わせをする会です。というか、黙って問題を解いている時間が大半なので、「読書会」を期待して来るとちょっと面食らうかもしれません。部外者から見ると異様な雰囲気らしいです(私は当事者なのでよくわかりません)
- 毎週水曜日の夜8時から10時までやってます
- 会場は週によって違います。主に赤坂、三田、月島の某所です(みなさま会場提供ありがとうございます)
- 具体的な開催場所はメーリングリスト(購読方法はWikiを参照)で告知しています
- SICPに加え、Scheme処理系をインストールしたノートパソコンもしくは脳内Scheme実行環境が必要です
参加費
- 現在は無料です
- 当初はルノワールの会議室を借りていたので、実費をみんなで負担していました。将来的に会場が借りられなくなってルノワールを借りることになれば、同じく実費負担(一人1000円程度だったと思う)が発生することになります(たぶん、もうルノワールを使うことはないと思いますが)
これまでの経緯
- 8月3日現在、通算で70回、開催しています
- 読書会の言い出しっぺはたしかオレンジニュースの人だと思います。当初の主催はWRさん。ただ、WRさんがお仕事が忙しくまったく参加できなくなってしまったので、今年3月頃に私が会場手配係を引き継ぎました
今後の予定
- 基本的に問題をすべてやっているので、今のペースだと読了まであと2〜3年はかかる見通しです。道は長いです
- でもいつかは終わります。たぶん
参加人数
- だいたい5〜10人くらいで安定してきました
- 「今日こそは誰も来ないんじゃないか」と思っても、あとから遅れてわらわらと来て結構な人数になることもあります
必要な技術レベル
- これが一番の問題です。SICPの中盤あたりまで進んでいるので、LispもしくはSchemeの基本的な書き方がまったくわからないとさすがにつらいと思います。ただ、Schemeがすらすら書ける人にとってはこの読書会はレベルが低いです。ということで、ちょうどいいレベルの人は実は少ないかもしれません
- 初心者を排除するつもりは全くありません。歓迎です。ただし、手取り足取り教えてくれる人はいません。「自分から学ぼう」という意思があれば大丈夫です
雰囲気について
- 話題がそれて、全体で技術的な雑談をしてしまうことはよくあります。端っこのほうで2〜3人がSICPに関係ない話を始めてしまうことも。基本的にはぐだぐだも雑談もOK。堅苦しい雰囲気は一切ありません
- たまに関係ないことをしている人もいたりします。それもOK
- 司会進行は、オレニュの人や猫的怠惰の人やRubyCocoaの人(たまに私)がその場の雰囲気でなんとなく行っています。でも進捗は私がこっそり仕切っていたりします
懇親会
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