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我々は、幸福になるためによりも、幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているのである
精神科の守秘義務はどの程度守られているのか - 黎明日記が何故か話題になっているようなので、もう少し詳しく書いてみる*1。
簡単に治りません。馬鹿?
とか、「薬で」は治りませんでしたが何か?
とか、お前が簡単に治っただけの話じゃねえの?皆が一緒とは限らないんだよお前は運が良かっただけ
とか、「死ねばいいのに」タグが付いていたりとか、とにかく悲惨なことになっているけれど、とりあえず落ち着いてくれ。どうも私のことを知らない人が多いようなので書いておくけれど、私は一年か二年ぐらい前まではずーっとそちら側にいたんだ*2。
包丁持って暴れて「警察官の通報」によって、大阪府知事太田房江の名の元に緊急措置入院を経て措置入院になり*3、レボトミンをケツに注射された、悪名高い BPD で、メンサロ/メンヘル板をリアルタイムでチェックしていたクソ野郎が、薬は対症療法ということを知らないわけがないだろう。お前は運が良かっただけ
なんていうけれど、俺はあんたの三倍は頭がいかれている。あんたは治るかもしれないが、俺のは一生モンだ。要するにお前みたいなんが不幸とかどうとか言ってると胸糞悪いんだよ!*4 本物のキチガイなめんなボケカスあほんだら。
そういうわけで、まず書いておかなければならないのは、「病気というものは一枚岩ではない」ということだ。症状(eg. 抑鬱状態)と症状を引き起こしている原因(eg. 恋愛において弱者であること/トラウマがあること)は違う。私が書いた薬で簡単に治る程度の苦しみ
というのは症状のことだ。薬がその原因までなんとかしてくれるとは思っていない*5。
鬱病*6の場合、原因が人間の内面や環境にあることがある*7。その場合、結局のところ原因を取り除くのは医師や看護師やカウンセラーや心理学者やケースワーカーや警察官の仕事ではなくて、本人がやらねばならないことだ。そして、それというのは大概困難だ。容易ならば、そもそも気づかぬうちに原因を排除しているだろうから。その困難な仕事を鬱に押し潰されつつある状況で行えるのかというと、ほとんどの人はそうではないだろう。大事なことなのでもう一度書くけれど、鬱に押し潰されつつある状態で、その原因を取り除けるわけがない。で、 id:hashigotan(heartbreaking.の人) が、「ほとんどの人」に含まれるならば、馬鹿な人だ。薬で簡単に治る程度の苦しみに一生苛まれ続けるといい。
という話になるわけだ*8。
もし違うなら謝ろう。精神科など必要ない人間か、医者に原因まで取り除けるケースか、そもそも幸せになどなりたくないと思っているならば、謝ろう。そうでないならば、俺は上に書いた理由であんたは馬鹿だと主張する。 PTSD だそうだが、少なくとも俺の知っている限りでは、 PTSD を医者に頼らず自力でなんとかしようとするのは愚かな行為だ。世の中の精神科医のほとんどがデリカシーの欠片もない人間ならば、あるいはあんたがベトナム戦争以前の世界に生きているならば、それもありだろうと思うが、なんにもしてくれない「社会」とやらのご機嫌をうかがう為に精神科に行かないというのならば、「一生苦しんでいろ」とも云いたくなる。一体あんたの信じている古い価値観や、大事にしている社会とやらが、何をしてくれたんだ! あんたを苦しませているだけじゃないか。人間らしい暮らしを取り戻したいと思うのならば、さっさと行け。
……まあ、今はカッカしていると思うので、何をいわれてもどうとも思わないでしょう。ほとぼりがさめて落ち着いたらよくよく考えてください。
「どうせ誰も読まないし、この手の話は散々書いてきたことなので、省略していいだろう」と思ったらこれだ(精神科の守秘義務はどの程度守られているのか - 黎明日記のことね)。
そら、昔は違ったさ。保護室というのは治安維持の為だけに存在し、例えば反体制派を拘束しておく為に使われたりもしただろう。しかし今の日本ではそうじゃない。せいぜい不法滞在の外国人や、超レアキャラの宅間守のような人間を閉じ込めておくぐらいのものだ。突然いきなり「二枚の書類」とともに保護室に突っ込まれて、これでもかというほどに拘束されたとしても、「自殺しそう」とか「人を殺しそう」とかそういう状況が収束して落ち着けば、病室で食事を喰うことさえなくなる。
そして保護室というものは入っている本人にとっても有益なものだ。少なくともメンヘルで無職で自宅で苦しんでいるぐらいならば、入った方がいい。ケースバイケースだけれども、まあびっくるするぐらいに落ち着くよ。まず死ぬにせよ生きるにせよ、今後のことを考えようという気力が戻る。そして、今後のことをゆっくり落ち着いて考えるだけの時間が与えられる(ペンは与えられないけど)。
整形手術でお金がないそうなので書いておくけれど、誰かみたいに包丁持って暴れると入院費がタダになります。話がうますぎるぐらいだ*9。
精神科も金が要るじゃないですか、私は整形手術の借金が残ってるので金銭的余裕は無いです。また過去のトラウマだけではなく、肉体的な悩みが精神に大きく影響しているので、行くとしたら心療内科かな。で、そこで整形手術について説明するのが嫌なんですよ。整形って偏見の目があるじゃないですか…
heartbreaking. 根源的な問題は風化するのが早い
それはやめておいた方がいい。心療内科の連中は何もしてくれない。奴らは患者を治そうなんて思っていないし、症状が進行して、三日三晩眠れなくてもラムネかと間違えるようなものしか出さない。本物の心療内科医はどうだか知らないが、駅前でよく見かける心療内科は大体ウンコだ。精神科医にもウンコが多いけれど、心療内科なんていっている奴は更にウンコだ*10。ラムネもどきを飲まされて、余計に症状がひどくなるだけさ。
症状と原因をごっちゃにする人々だからまた間違えそうなので書いておくけれど、措置入院は「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」です。人を殺しそうとか、自殺しそうな場合に適用されます*11。実際に人を殺してどーちゃらこーちゃらの場合は「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」です。
なんでこんな文章書いてんだろ。起きたばっかりなのに本当に疲れた。
精神の深淵を覗き込むととにかく消耗する。怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。
という言葉のとおりだ。少なくとも抑鬱状態でやれることじゃないと改めて実感した。抑鬱状態でこれをやると容易に怪物になってしまう。風邪をひいて熱が38度あるのにマラソンに出るようなものだ。
しかし、これが必要になる時は大抵抑鬱状態だ。だから薬が必要なんだ。薬を飲んででも、キチガイと呼ばれても、戦うべき相手がいるのだ。
おー、そうか。俺はこんなことに巻き込まれていたのか。そして丈夫なはずの胃を痛めながら三時間もかけてこんな長文を書き上げたのか。胃酸というのは酢酸よりも凄いもんなんだな。
アホらしくて笑うに笑えない。おやすみ。
後から読み直したんだけど、心療内科のくだりはひどく書きすぎだ。ただまあ、経験上そう思うんだ。
はてなブックマーク - 精神科は精神障害者にとって有用なのか - 黎明日記
- 2007年11月19日 Vr6ubqg Vr6ubqg マスコミが「発言の前後を見ないで都合のいい部分だけ切り取る」とか言われますが、実はblogもそんな感じで、都合のいいエントリだけ見られてブクマされることが多いと思いました。他人は自分をぜんぜん見てないw
ですねぇ……。自分もわりとそう(というか、前後のログまで追ってられない)なので気を付けます。
まったくそのとおり。しかし「可哀想な人」であり続けることがそれほどにも幸福なのかねぇ。私は問題を解決してゆく方が結局のところ幸せになれると思うのだけれど。
散々措置入院の話書いたのに忘れていた。私が緊急措置入院になった決定的な理由はheartbreaking. 問題の文章 −修正済み− 〜二人連れの男女は少しは遠慮して独身者に場所を譲ってくださいの修正前バージョンと同じことをやったからなんだ。つまり当直の医師相手に如何に誰々が憎くて、殺してしまいたいぐらいだということを延々と語ったからだった。
同じ轍は踏んでくれるなよ……。いわなくても解っているだろうが……。
がんばれはしごたん。モテを攻撃するのもよいけれど、辛い症状を緩和したり、自分がモテになる為の方策を考えるのもいいと思うよ。
プログラマは細心の注意をはらって情報を集め、自分の考えをまとめる。例えば、新しい話題を見つけようと国内・海外のサイトを巡回し、そにかかれていることを試しもせずに自分のブログで紹介するなどといった軽々しいことは決して行わない。プログラマは常に自分のコードに書いてある条件分岐が正しいかどうか、変数の取りうる値は適切であるかどうかを気にけるとともに、自分の考え・行動が正しいかどうかを自分自身で確かめるのである。
対して非プログラマはインターネットの掲示板やブログに書いてあることを鵜呑みにし、さも自分が特別な情報源を得たかのように他人へ間違った知識を吹聴するのである。
プログラマでない人を見分けるライフハック
それはあるわ。いや、変なテキストにリンクすることじゃなくて、自分で文章を書く時、知らない経験していない領域に踏み込むのが非常に怖い。自分が書いたものであれ、人が書いたものであれ、なかなか信じられない。例えば長文を書くとふと気づくまでデバッグしてしまう。
どう考えても正しく見えるコードが致命的なバグを孕んでいるという状況によく晒されるからかもしれない。正しいように見えるものほど怖いものはない。
最新で取り上げられていたので、なんか書こうと思ったんだけど、書くことがないことに気づいた。
そういえば最近 mixi してねぇなぁ。一週間に一回ぐらいしかログインしてないわ……。黎明日記もそんな感じになったら(そしてこの時間をコードに注げれば)ハッピーなんだけどなぁ。
Rui さんが書かれた Object Prevalence を出来るだけ頭に詰め込もうとしたんだけど、あんまり入らんかった。寝不足で頭がぽやぽやしたせい。
とりあえず、書き溜めたコンポーネントをベースに徐々に上に乗っける奴を書いていくことにします。とりあえず Web サーバとの I/F まわりのデバッグから。
うーむ、しかし朝は何をあんなに怒っていたのだろう。件の人が不幸であることと、俺がプログラミングに行き詰まっていることにはなんの関係もないじゃないか。いやまあ、彼女の文章にムカついたのは確かだけれども、いつもなら「ボケカスあほんだら」は流石になかったろうな。斜め上に原因がある一例を自ら示してしまった。
結局俺のストレスのほとんどはプログラミングがうまくいかないことが原因だということが改めてよくわかりました。反省します。
明日は平常運転の予定です。何もなければ。まあ、今日こそは眠れるだろうし……。
そのとおりですね。今朝の自分は本当にどうかしていた。なので、口が悪かったり、色々と不備があった点については謝ります。ごめんなさい>はしごたんを始めとする関係者一同
ただ、どうも伝わっていないようなのでもう一度書きますが、根本的な原因を取り除くというのは非常に困難なことです。というか本人の視点からすると「無理不可能」なレベルです。それは今回のケースでもそうでしょう。その無理不可能なことに挑むのにそこにある道具を使わないのは謎というか、「バットも使わずに野球するの?」というぐらいに不思議に思ったということです。
それと、これは上の文章には書いていないことですが、その少し前から恋愛における強者弱者という文脈で件の人と私は完全に対立しており、しかも幸せそうにしているカップルを殺すだのどーだのと無邪気に刃を向けてくるので、隙を見つけて反撃してみたと。まあそんなところです。
副作用の話については明らかに書き漏らしというよりもトバしすぎた為にごっそり抜け落ちたことなので、弁解の余地はありません。
なにより気に入らないのはとりあえず謝ればいいのにまず反論しようというその態度だね。関連とかいって正当化に必死なようだけど、少なくともあの高圧的な短文で正論のつもりというのが恥ずかしい。
正論苦言病 - みんなの予想を超えて@はてな
そうですね。それはそのとおりだと思います。この話に私が口を突っ込んだことで得した人は誰もでなかったわけですし、最初からやめておきゃよかったなぁと思っています。そもそもホッテントリなど見なければよかったと。
思うんだけどさ、そういうこと言ってる人たちは、そういう弱い人が実際の生活でまわりに出現してもやっぱりそういう態度に出るのだろうか。
正論苦言病 - みんなの予想を超えて@はてな
ええ、そうです。相手が強者だろうが弱者だろうが、「俺が不幸だからお前やお前の恋人を殺す」といわれて黙っている方が難しい。別にただのメンヘラ相手には決してあんなことは書きません。そんなところです。
件の話には反省を含む色々な意味で関わりたくないのだけれど、とてもよい文章(もちろん100%自己反省の意味で「よい」と書きました)なのでリンクしておく。
私もこういう風に反応できたらなぁと思う。
世の中そんなもんですわ。
「そうか、こっちもゲリラ戦を展開すればいいんんだ」と考えた俺は朝引用した怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。
を早速忘れている。
*1:長文ははっきりと無視されるのに、こんな呼吸をするかの如く書いた短文が 7user とは本当にやってらんねぇ……。
*2:今は症状は落ち着いたし、症状の原因になっていたものも取り除かれたが、再発の可能性は健常者の比じゃないだろう。正直なところ。
*3:こう書くとたいそう凄いことに聞こえるけれど、さほど大したことはない。大田さんと会ったわけでもないし。
*4:もっとも、俺も白血病患者や癌患者に同じことをいわれそうだ。 BPD で PTSD という豪華な人もたくさんいる。
*5:もしそうなら、まず俺が助かったはずだ! そして失敗することもなく、安定した人生を進めたんだ! くそったれ!
*7:もちろんそうとは限らない。別の疾患が原因だとかそういうケースも珍しくない。
*8:そりゃ、これを読んでいるあなたは違うかもしれない。あなたはゴルゴ13のように、未来の世界で伝説や神話になるぐらいの強靭な意思と物事を成し遂げる力を持っているのかもしれない。だから抑鬱状態でありながら、その原因を取り除くというアクロバティックなことができるのかもしれない。もっとも私は「本当にそう思うのなら、今度こそ精神科医に相談した方がいい」と思うけれどね。
*9:Wikipedia には「悪用するな」と書いてある。俺もそう思うが、そう言う前にまずは不良外人を入れるのをやめることだ。
最近体調を崩す人が多いようですね
私も何かしらお役に立てればと思い投稿させて頂きます
オススメの一冊があります
『心の癒し カウンセリング入門』小島崇誌著(文芸社)
日常見落としがちな事柄を簡単な語り口で書いてあります
共感できる部分も多いかと思います
是非一度読んでみてください
(おそらく注文しないと本屋に置いていないと思います)
最近体調を崩す人が多いようですね
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