オープンソースは本質的にソフトウェアそのものは無償であるため、 それをビジネスにするのには工夫が必要になる。
NaClは上記の分類によれば、Covalentモデル+個人型モデル+αかなあ。
ここでαは
などかな。個人的にはRubyそのもので商売するモデルを模索しているのだが、 いまだに決定版を思いつかない。死屍累々のありさまを見ると半端なモデルには手を出せない。
先日のBitwise Magazineの記事に対するsumimさんによるコメント。
ブロックがオブジェクトでないといって文句を言う人がいると思えば、 「なんでもオブジェクト扱いするのは、「初心者にとっての驚き最小の原則」の侵害だと思う」という人もいる。結局、どんな選択をしても誰かがびっくりするのだろう。
ホントは油売ってるヒマ無いのだけど(汗)
suminさんがSmalltalkerだとゆーのを知ってるので、思わずウケて爆笑してしまいました(失礼)
まぁ、Rubyが昔のまつもとさんの言葉どおり、今でも「PerlなSmalltalk」を標榜するなら、Smalltalkerの違和感(あるいはスタイルかな?)にも応えてくれるんじゃないかな、という期待は出てくるしょうから、大変ですね。
ちなみに、ブロックは確かに面白い構造ですし、私の使ってるPythonでも、最近はlambda文(3000を生き延びた)の他にも、リストやジェネレータの内包表現でそれっぽいのが出てきて楽しいのではありますが、基本的には使うのは(いろんな意味で)言語に慣れた方が主だと思われます。
ですから、素直に考えた『初心者』がブロックに出会うのは、ブロック定義をしないと関数っぽいモノが書きづらいSmalltalk以外では大分先の話だろうと思います。
ただ、『多言語を使っていた』『Ruby初心者』というような話となると、その中には当然Smalltalkerもいるわけで、そうなると『Smalltalkっぽい』のを期待して来た人には、ちょっとがっかりするかもしれませんね。
『表に出た』言語の設計者さんは大変だなぁ、とホントに(皮肉とか抜きに素直に)思います。
少し『蛇足』。
自分のコメントを読み直したら、「Smalltalker=sminさん」みたいに読めてしまいそうですが、元リンクをたどって読めば、勿論そーいう話じゃないことは判ると思いますので念のため。
以後、文章をもうちょっと推敲してから投稿します(反省)