今日の戯れ言
2006年04月27日
☆ 移転リニューアルオープンです
移転作業が完了したので告知します。
新しい URL は http://www.baldanders.info/spiegel/ です。 ちなみに RSS は http://www.baldanders.info/spiegel/rss.rdf.xml です。 ALLES NET のサービスはディレクトリを間借りしているだけなので, サイトをリダイレクトするとかいった芸当は出来ません。 お手数ですがブックマークやフィード・アンテナ等の設定を変更していただけると助かります。
詳しい話は向こう側で。
2006年04月25日
☆ さて,
いよいよこの日記の移転リニューアルの準備に入ります。 その間更新もお休みです。
準備が完了しましたらまた告知しますのでお楽しみに。 (って楽しみな人がいるかどうか知らないけど)
2006年04月24日
☆ ジョーシキなんて
全く同感。 「常識」というのは実に近代的な発想だが今は近代ではない。 万人に共有される「常識」などないのだ。 そういうものに企業や学校がしがみついて「勉強」させてしまうこと自体「日本はダメダメだなぁ」と思ってしまうのだ。
☆ 春の新酒会
今年もきました「てんまみち」恒例の新酒お披露目会。 昨年もかなり楽しかったが, 今年は更に楽しみすぎて酔っ払ってしまった。
今回は66種類。 もちろん全部飲むのは無理。 私がいただいたのは以下のとおり。(飲んだ順ではない)
- 刈穂 (秋田) 超辛口番外品 +20
- あら玉 (山形) 出羽の里 純米 生
- 若戎 (三重) 山田錦純米吟醸 雫 生
- 超群 (広島) 純米吟醸 55%
- 超群 (広島) 純米八反 60%
- 瑞冠 (広島) 純米山田錦 60% 雫 生
- 雨後の月 (広島) 斗瓶取り純米吟醸 山田錦
- 鷹勇 (鳥取) 超辛口 純米生原酒
- +旭日 (島根) 淡雪大吟醸うすにごり
- 金冠黒松 (山口) 大吟醸 50%-37% 生
- 獺祭 (山口) 純米吟醸 50% 遠心分離 生原酒
- しらぎく (高知) 吟の夢 純米吟醸 55% 生
- 繁桝 (福岡) 大吟醸 40% 生生
- 基峰鶴 (佐賀) 吟醸斗瓶囲い 生
- 千代の園 (熊本) 純米吟醸 山田錦 50% 雫
しまった, 岡山の「歓びの泉」を飲んでない。 まぁいいや, 今度飲ませてもらおう。
大雑把な傾向だが北に行くほど飲み口が軽くなる(悪く言えば水っぽい)。 私は味があるほうが好きなので, どうしても南側のお酒に目が行ってしまう。 ただ(私は飲まなかったけど)秋田の「竿灯」はかなり評判がよかったようだ。 「竿灯」も遠心分離機を使うんだよなぁ。 遠心分離機を使う方法は製法としてはかなり画期的なのだが余り普及していないらしい。
私が今一番好きなのは島根県平田市の「+旭日(じゅうじあさひ)」。 かなり小さい蔵元だそうで, 実家に帰っても全然手に入らない。
今回は「超群」の蔵元のご令息と杜氏さんが来られていて色々お話を伺った。 そういえば「てんまみち」はもともと純米原酒オンリーだったのだが, 今年から特別本醸造のお酒も入れるようになった。 今回もかなりの数が入っていたが, 本醸造はまたそのうち飲めるだろうからということで飲まなかった。 前にも書いたが本醸造を馬鹿にしてはいけない。 私くらいの世代は「三倍醸造」の洗礼を受けているので本醸造と聞くと引いてしまうが, 本醸造というのはお酒をアルコールで薄めたものではない。 『美味しんぼ』とか悪い漫画の読みすぎである。 その辺の話も色々伺った。 あと今回出たような吟醸酒とその辺の酒屋で買うような普通酒との違いもお聞きできて楽しかった。
来年も参加できるよう頑張ろ。
2006年04月23日
☆ "Z for Mars"
22日の「Astronomy Picture of the Day」は面白い。
そういえば以前 Analemma の記事を紹介したが, こちらも負けず劣らず素晴らしい。 これって要するに太陽系天体の運動の天球への写像なんだよね。 そう考えるとこの "Z" もなんだか螺旋っぽく見えてくる。
ところで関係ないけど del.icio.us で引っかかった 「2006/04/22,23天琴座流星雨通過」 という記事は日本語の流星雨と同じ意味なんだろうか。 それとも単なる群流星の報告記事? 中国語は分からん。 (確かに22日夜にこと座κ流星群が極大になるけど)
2006年04月22日
☆ α (アルファ)は死なず,マミヤはどーなる?
αブランドがなくならなくて本当に良かったよ。 私の中で最近株が下がりっぱなしだったソニーだけど, 今回の件で少し持ち直した。 でも私はニコン派だけどね。
マミヤはどうなるんでしょうねぇ...
あっ
だって。 いいなぁ。
☆ Winny の脆弱性
まぁ今までそれらしい報告がなかったのが不思議なくらいだったので, 「とうとう出たか」って感じ。 これでチェックメイトになるかな。 まっ「知っている」ユーザは Share に移行するだけ(または既に移行している)だろうけど。 輪廻転生。 全ての過去の出来事は未来への預言になる。
☆ 「コーディング規約の勘所」
でれぇ長文です。 ご注意を。
一週間くらい前からずうっと考えていた記事。 その割に駄文とは言わないで。
私は「開発」と「製造」を分けて考える。 「開発」は可能な限りのリソースを投入してあらゆる可能性を「試す」こと。 したがっていかにリソースを集めるかということが鍵になる。 「オープンソース」はその解答のひとつだと思う。 一方の「製造」は一定のリソースの中で決められたものを確実に「作る」こと。 したがってプロセスの最適化が鍵になる。
しかし実際のところソフトウェア企業においては両者がはっきり分かれているわけではない。 開発よりのスタイルか製造よりのスタイルかで企業のカラーが出る。 しかし日本のソフトウェア企業の多くは(人月いくらとか言っている企業はほとんど)製造よりのスタイルである。 ただし「製造」な部分が徹底されない。 だから中途半端な品質のものしか作れない。
「製造」な部分が徹底されない最大の理由は上述の記事で書いた「責任分担」が出来ていないからだ。 いつまでも「お客様は神様です」ってな感じで言いなりになっているからしわ寄せがエンジニアに来る。 どんなに優秀なエンジニアでも無限の責任は負えない。 そんなことをすれば壊れてしまう。 そうやって壊れたエンジニアを何人も見てきたし私自身も壊れたことがある。 「顧客」は育てるものである。 プロジェクトに参加させ製造の現場にどんどん巻き込んでいくことで「顧客」は成長していくのである。