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ヤマト運輸に600万円請求した男〜ジャムおじさん祭りまとめさいと
あら大変。ママの手づくりジャムのビンが割れてるわ。
2004年最後の祭り
ヤマト運輸に600万円請求したクレーマー
ジャムおじさん祭り まとめサイト
第1章
第2章
第3章
おまけ
掲示板
第1章〜ダウト祭り〜
事の発端は
岩手県在住の平野氏宅に彼の母から、手製のジャムがクロネコヤマトにて配送されてきたことに始まる。
だが、残念なことにその大事なジャムが入ったビンは割れていたのだった。
大事なママお手製のジャムが台無しになり、怒り狂う平野氏。
すかさずヤマト運輸に電話するが、担当がやってきたのは翌日であった。
必死に苦情を申し立てるが暖簾に腕押し。
挙句にしばらくして、よくわからない書類をわたされ、さらに数日して、やっと支店長クラスがやってきたものの
3万円で納得しろ、とのたまうヤマト運輸。
こんなん納得できるか!と怒り狂った平野氏はあるニュースサイト、MY NEWS JAPANに記事を投稿するにいたった。
だが、それは祭りの始まりでもあった。。。。
さて、コレだけ読むと「ヤマト運輸ひでぇ」と思われてもしかたないので、平野氏渾身の記事を読んでいただきたい
(ちなみに原文は個人氏名/部署がフルネームで出まくりである。社長の名前は公開されているのでそのまま掲載した)
なお、主人公の平野一成氏はコードが一行も書けないのに
「翻訳業。TranSwift翻訳サービス主宰。 OpenOffice.org開発者 」という
大変ユニークなお方である
ヤマト運輸のコンプライアンス 平野一成 16:55 12/22 2004
先月、母手作りのジャムが破損した状態で届けられた。これに対するヤマト運輸の対応は、利用者の心をおもいやるものとはとてもいえなかった。対応が遅い。破損原因の調査もしない。実に不誠実で不十分だ。届ければいいってものではない。
2004年11月22日、私の母は近くのヤマト運輸株式会社1営業所に、しっかりときれいに梱包した「手作りの瓶詰め柚子(ゆず)ジャム」をもちこみ、配送をお願いした。11月23日、それが破損した状態で私のもとに届けられた。品物が「ワレモノ」であること、「瓶詰」であることが伝票に記されていた。「ワレモノ」のラベルも貼られていた。私はすぐヤマト運輸に連絡した。
対応した君津営業所の女性事務員は、この件を荷物の発送を依頼した人、つまり私の母に伝えてよいか、と私に聞いた。私は、「母に連絡するのはやめてほしい」といった。すると彼女は電話口で「すでにご連絡さしあげました。お留守だったようなので、留守番電話にこの件をいれました」というのである。
私は、破損した荷物をすぐに見にきてほしい、と頼んだ。「すぐに行く」といっているのに、いつまでたっても連絡がない。何度も私から「来てほしい」と連絡した。ようやく、11月24日、私の近くにあるヤマト運輸株式会社1営業所から「マネージャー」との肩書きを持つK・Kさんが、破損した荷物を見にきた。
−−このようなものを破損してしまった場合、どのようにヤマト運輸さんは責任をとるのか
K 「同様の商品を見つける」
−−これは私の母が丹精こめて作ったもので、他にはない。世の中に1つしか存在しないものだ
K 「弁償金額を提示していただくしかない」
−−値段のつけられないものを破損してしまった場合の責任のとり方について、ヤマト運輸さんにルールがないのか?
K 「ない」
−−どうして、このように破損してしまったのか?
K 「こまかな振動で、このようになることがある」
−−それがわかっていて、それをヤマト運輸さんは放置していたのですか?
K 「通常ワレモノについては荷物を受け取った営業所でクッションを巻くなどの処置をするのだが、それを怠った」
私は、11月25日、K・Kさんの勤めるヤマト運輸株式会社営業所を訪ね、次のような手紙を渡した。
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K・K 様
伝票番号:2195-2920-2045 宅配物の破損について
1. 弁償金額提示
宅配物は千葉県木更津市在住の私の母親が、岩手県一関市在住の私宛に送付した手作りジャムでした。このジャムは私の母親が長い間丹精こめて育てた柚子の木からとった柚子の実を時間をかけて煮込んだものです。
これに値段をつけることはできません。私にとってはかけがえのないものです。どんな最高級ワインよりも高価なものです。しかしながら、このような事態にいたり、弁償金額を提示せざるを得ません。私はある新聞記事を思い出しました。それは次のようなものです。
「英女王戴冠50年」キリンビールは29日、英国のエリザベス女王の戴冠(たいかん)50周年を記念して全世界で255本しか販売されない高級ウイスキー「ローヤルサルート50年」のうち6本を、日本国内で販売すると発表した。英老舗メーカー、シーバスブラザーズが50年以上熟成させた原酒のみをブレンドした究極のスコッチウイスキーという。瓶のプレートやキャップには金や銀を使用し、価格は1本100万円だ。6本のうち3本は、6月2日から三越日本橋本店で先着順に販売する。残り3本は6月2日から7月15日までキリンのホームページで申し込みを受け付け、希望者が多い場合は抽選する。売り上げは、登山家の野口健氏が取り組んでいる清掃登山などの環境保護活動に寄付される。(2003年5月30日読売新聞)
私にとって母親はエリザベス女王よりも大切な存在です。シーバスブラザースは最高のスコッチウイスキー製造職人だとおもいますが、私の母親は世界一のジャム職人だと思っています。
上記「ローヤルサルート」は1本100万円だそうです。全世界で255本しか発売されませんでした。しかし私の母がつくったゆずの手作りジャムは世界に1
本しかありません。つまり「ローヤルサルート」にならえば、私の母の手作りジャムは255本分の価値がある。2億5500万円です。上掲の記事のとおり日本では6本が国内販売されたそうです。先ほどの例にならって私の母の手作りジャムを日本で入手したとすれば600万円です。
繰り返しますが、私の母の手作りジャムに値段をつけることはできません。どうしても弁償金額を提示しなければならないとすれば以上のようになります。
ヤマト運輸さんが行っている事業は、「もの」だけでなく「気持ち」を届ける商売であろうと思います。遠隔に住む自分のこどもに届けようと一生懸命に煮込んだジャムが破損してしまった。ガラスの破片がジャムに混じってしまい、危険で、食することもできない。それを知った母親の落胆ぶりは想像するにあまりあります。それを考えたからこそ私は、宅配物が破損してしまったことを、母親に伝えなかったのです。
以上のとおり「もの」と「気持ち」に対する弁償として提示させていただく金額は、600万円から2億5500万円となります。ヤマト運輸さんの誠意ある対応を期待します。
2. ヤマト運輸株式会社君津営業所の対応について
1.で述べたとおり、私は、この件を母親に知られたくありませんでした。あまりの落胆に健康を害してしまうかもしれないと怖れたからです。しかし君津営業所の方は、この件を母親の留守番電話にいれてしまいました。私は、宅配物が破損してしまったことを母親に伝えざるをえませんでした。
伝票にはワレモノ、瓶詰と明記されている
私はこの件で君津営業所の方に謝罪を求めます。木更津の母親のところに謝罪に行くのはやめていただきたい。それは、いたずらに母親の心をかき乱すだけです。留守番電話をいれた方、およびその管理者は、一関市の私のところまできて謝罪すべきです。
以上、弁償金額と謝罪の件について、ヤマト運輸さんの誠意ある対応をお願いいたします。
すみやかにご回答いただければ幸です。
2004年11月25日
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これをKさんは受け取った。
この手紙が君津営業所にファクスされたらしい。
営業担当 S・Mさんが、私の家にやってきた。
Sさんは、君津営業所の女性事務職員が私の母の留守番電話にこの件をいれてしまったことについて謝罪した。そして弁償金額を提示した。5,000円だという。
私は「宅配便約款」を示し、改めて聞いた。
−−値段のつけられないものを破損してしまった場合の責任のとり方について、ヤマト運輸さんにルールがないのか?
S 「ない」
−−あなたが提示する金額で納得することはできない。もはや1営業所の責任者が対応できる問題ではないのではないか。きちんと話ができる方に来ていただきたい。
Sさんは、きちんと対応できる人が来て話ができるようにする、といって帰った。
しかし待てど暮らせど連絡がこない。私はSさんに電話をした。
−−誰が対応してくれるのか。誰が窓口になるのか。
S 「岩手主管サービスセンターの責任者が対応する。ただいま文書を用意して、それを送るところである。その文書をもって岩手主管サービスセンターの責任者がお話にうかがう」
私は待った。その「文書」というのが私のところに届けられた。届けてくれたのは、エリア支店長 K・Sさんである。
私はK・Sさんもご覧になったという、その文書を、その場で見せていただいた。それは、商法を解説する本、民法を解説する本の一部をコピーした4枚の紙だった。何の送り状もついていない。前者のコピーには
「第二部 逐条解説、第六章 責任」
「商法約款 積極的損害(既存の財産の減少)」
「第四部 資料編 III 宅配便の約款の検討経緯」
といったことが書いてある。
後者のコピーには
「第二部 逐条解説、第六章 責任」
「民法→全損害」
といったことが書いてある。
私は、何のことかわからなかった。何の説明もなく何故このような「文書」が私のところに送りつけられてきたのか。
「これを私が読んでおけばいいんですね」と私は聞いた。そうだ、とK・Sさんはいった。
「この文書に基づいて、岩手主管サービスセンターの責任者の方が対応してくれるんですね?」と私は確認した。そうだ、といってK・Sさんは帰った。
私は待った。待てど暮らせど連絡がない。12月1日、私はK・Sさんに電話をした。
−−いつ来ていただけるのか。岩手主管サービスセンターの責任者とは誰なのか?
K・S「責任者はHというものだが、現在研修中で連絡がとれない」
私は待った。連絡がない。12月3日、私は再びK・Sさんに電話をした。
−−今日中にHさんに来ていただきたい。
K 「連絡がとれない」
私はヤマト運輸株式会社取締役社長、山崎篤(やまざきあつし)あてで、ヤマト運輸本社に電話をした。
対応してくれたのは、本社サービスセンターの責任者、Cさんだった。
私は、ことの経緯を説明し、この件に対応してきた方々、Kさん、Sさん、K・Sさんの名前を伝えた。そして、Hさんが研修中で連絡がとれないらしいことも伝えた。
「それは対応が間違っている」とCさんは断言した。
「お客様への対応が第一であり、研修を受けている場合ではない」という点で私とCさんは一致した。
12月3日午後2時ごろ、K・Sさんから電話があった。やっとHさんと連絡がとれた、という。Hさんはこれから盛岡を出発するので一関に到着するのは4時頃になるといった。
K・SさんとHさんが私の家にやってきた。
−−なぜHさんは、今日、私のところにいらっしゃったんですか?
H 「K・Sから連絡があった」
−−本社のCさんから電話がありませんでしたか?
H 「確かにCから連絡が入ったが、こちらにうかがったのはK・Sから連絡があったからだ」
K・Sさんも「私が連絡してHにきてもらった」といった。Hさんは、研修に参加していたため、私の家に出向くまでに時間がかかったと弁明した。
−−どうしてこのように対応が遅いのか?
H「決して対応は遅くない」
私のところに荷物が届き、破損をすぐに連絡した11月23日から、きちんと対応できるというHさんが私の家にやってきた12月3日まで、実に10日間が経過していた。
私はHさんに改めて聞いた。
−−値段のつけられないものを破損してしまった場合の責任のとり方について、ヤマト運輸さんにルールがないのか?
H 「ない」
私は、私のもとにSさんから届けられた「文書」についてHさんに聞いた。
−−このような文書を送り状もなしにSさんが私のところに送ってきたのは、どのような意味があるのでしょうか?
H 「わからない。あなたがSにこの文書を送るように頼んだのではないのか」
私はSさんに何か文書を送るように依頼したことは一度もなかった。
先にも述べたように、Sさんが、文書を送る、そして、それに基づいて、岩手主管サービスセンターの責任者がきちんと対応する、と言ったのである。K・Sさんはこの文書を私のところに届けたときに内容を見ている。しかしHさんはこの文書を私の家に来て初めて目にしたのであった。
弁償額について、Hさんは「最初にSが提示したように、5,000円である」といった。
私は納得できなかった。私は、私の母と私が受けた精神的な打撃について説明した。私は母の手作りジャムが届いたとき、すぐ母に「届いたよ。おいしかったよ」と電話した。破損していたことはいわなかった。母はとても喜んでいた。しかし破損したことをヤマト運輸株式会社君津営業所の女性事務員が母の留守番電話に入れてしまった。私は母に破損の事実を伝えざるをえなかった。
「実は瓶が割れて届いたんだ。ガラスの破片がジャムに混じってしまって食べられない」と私は母にいった。それを聞いた母の落胆ぶりが重く電話口から伝わってきた。母は「危ないから捨てなさい」といった。母がどんな気持ちで「捨てなさい」といったのか。私は胸が締め付けられた。
私は形が崩れないように、壊された瓶詰め手作りジャムを冷凍しておいた。私はHさんにそれを見せた。壊された荷物を最初に見にきたK・Kさん以来、私のところにやってきたヤマト運輸株式会社の方のうち、「壊された荷物を見せてください」といった人は1人もいなかった。
「もし、あなた方の母親が、あなた方のために心をこめてつくったものが、このような状態で届けられたら、どんな気持ちがしますか」と私は、HさんとK・Sさんに聞いた。返事はなかった。
−−ヤマト運輸株式会社が破損した荷物、そして私の母と私に与えた精神的打撃、この「もの」と「気持ち」に対する損害賠償について、具体的な回答を、今、お持ちですか?
H 「ない」
私は12月6日午前10時までに、以下3点について、きちんとした回答をいただきたい、本社サービスセンターのCさんとも相談して、誠意ある回答をしてほしい、と頼んだ。
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1.どうしてこのように対応が遅れたのか。これまで対応してきた君津営業所の女性事務員、K・Kさん、Sさん、K・Sさん、Hさんはどのようにしてこの件を耳にし、行動し、対応してきたのか。特にSさんは何故あのような文書を送り状もなしに私に送りつけてきたのか。徹底的に調査して、私に報告していただきたい。
2. どうして荷物が破損したのか。徹底的に調査して、私に報告していただきたい。
3. 損害賠償額
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12月6日午前10時。Hさん、K・Sさん、とともに、もう1人の方が私の家にやってきた。支店長
K・Mさんである。
Hさんは、今回の荷物破損について最終的責任を負うのは木更津エリアであり、そこの責任者を連れてきた、とK・Mさんを私に紹介した。
私が破損した荷物を受け取り、それをヤマト運輸株式会社に連絡してから、ヤマト運輸株式会社で最終的な窓口となる責任者が私の家にやってくるまで、実に
13日が経過していた(11月23日〜12月6日)。
K・Mさんがやってきたのは、最終的な損害賠償額を提示するためだった。冒頭、Hさんは「K・Mから金額の提示がある」といった。K・Mさんは「30,000円である。これでご納得いただきたい」といった。
私は「先日の話で、3点のお願いをしたはずだ。まず、1.対応の遅れ、と、2.破損の原因について報告をお願いしたい」とHさんにいった。するとHさんは、「それは後で申し上げる。まず30,000円でご納得いただけるかどうか」と私に聞いた。
お金の話が先行して出てくる。私は、この時点で、私が手紙に書いたこと、そして私がそれまでに話してきたことを、Hさんが全く理解していないことがわかった。
私は改めて、Hさん、K・Sさん、そしてK・Mさんに聞いた。
−−もし、あなた方の母親が、あなた方のために心をこめてつくったものが、このような状態で届けられたら、どんな気持ちがしますか?
誰からも返事はなかった。
今年の台風災害、洪水災害、土砂災害、中越地震の例を挙げるまでもなく、人は強い精神的ショックやストレスで死ぬことがあるのだ。私がこういうと、Hさんはいった。
「承知しております。」
私は荷物を受け取った翌日にでも、瓶詰め手作りジャムが破損してしまったことを知って落胆している母を見舞いたかった。電話口から伝わってくる母の落胆ぶりは尋常ではなかった。この件をすばやく解決し、その報告をみやげに母を見舞いたかったのである。しかし、ヤマト運輸株式会社の対応が鈍く、時間がかかったため、実に13日間に渡って私がヤマト運輸株式会社の対応に「対応」しなければならなかったのである。
1.どうしてこんなに対応に時間がかかったのですか。
H 「対応が遅れたとは思っていない」
2.どうして荷物が破損したのですか。
H 「わからない」
3.「もの」と「気持ち」に対する損害賠償はどうなりますか。
H 「ものについては、30,000円である」「気持ちについては、頭を下げて謝罪するしかない。それが、ヤマト運輸株式会社の方針でございます」
ここまで話を聞いて、私は納得できない、と返事をした。
私はノートパソコンをインターネットに接続し、ヤマト運輸株式会社のホームページを表示した。
そして「社訓」のページを目の前にいるヤマト運輸株式会社の社員3人に示した。
「公共性の高い運送サービスに従事するヤマト運輸の社員は、一人ひとりが『いかに社会のお役に立てるか』ということを常に念頭においておかなくてはいけません。そのために、礼儀と節度を重んじ、社会の一員として法と倫理を遵守しなければならないという『コンプライアンス』の意識を徹底しようとしています。」
社訓にはこのように書かれている。そしてインターネット上で公開されているのだ。
−−コンプライアンスとは何ですか?
H 「遵法精神でございます」
事故に対応したヤマト運輸社員にファクスを送った
今回のヤマト運輸による荷物破損、そしてこれに対するヤマト運輸の対応のまずさは、このコンプライアンスの欠如が引き起こしたものである。ヤマト運輸の社員一人ひとりにコンプライアンスの意識が徹底していなかったのだ。経営者責任が問われる問題である。
私は、この件に関して12月6日にヤマト運輸が提示する最終的回答に、私が納得できなかった場合、取締役社長:山崎篤:やまざきあつし、並びに、この件で対応してきたヤマト運輸の社員、君津営業所女性事務員、S・M、K・S、K・K、H、K・Mを告発する用意があるといっていた。そして事故原因の徹底究明と、実際にどのような対応が行われたのかという事実の徹底調査、および今後このようなことが起こらないようにするための具体的対策の明示を求めるといっていた。同時にこれまでの経緯を事実ありのままにウェブつまりインターネット上に公開するといっていた。
−−私がこのようにいっていたことを十分考慮した上での、ヤマト運輸株式会社さんの最終回答ですね?
H 「さようでございます」
この件で最終的な窓口となったヤマト運輸株式会社千葉主管木更津エリア支店長、K・Mさんに、私の方から、その30,000円を受け取るかどうかについて返事をすることにして、話し合いは終了した。
帰り際、K・Mさんは、私にこういった。
「大変失礼かとは存じますが、お母さまの方に謝罪にうかがってもよろしいでしょうか」
私は「結構です。お気持ちだけいただきます。ありがとうございます」といって丁重にお断りしたが、とてもうれしかった。
それまでこの件について私に対応してきたヤマト運輸の社員で、私の母のことを気遣う言葉をかけてくれた人は、K・Mさん以外一人もいなかったのである。
コンプライアンス。それは、おもいやりなのだ。人をおもう気持ちなのだ。
私はまだ弁償金についてK・Mさんに返事をしていない。
2004年12月14日、私はこの話をWebに公開した。また、これをプリントアウトして、この事故に対応したヤマト運輸社員にファクスした。これに対して何の反応もなければ、私はヤマト運輸株式会社、社長ならびにこの話に登場してくるヤマト運輸社員を告発せざるをえないと考えている。
ヤマト運輸(同・東京都)は12月17日、新潟・奈良両県で計約4,800通が未配達だったと発表した。10月にも愛知県田原市の営業所内に放置された1,374通のメール便が発見されており、11月の点検では、徳島、千葉、東京など8カ所で計719通が事務所に保管されたり、空き地に捨てられたりしていたという。ヤマト運輸株式会社にコンプライアンスが欠如していることを改めて証明している。
昨今、都市銀行を始め、多くの企業の不祥事は、コンプライアンスの欠如が引き起こしているものだ。私は自分が経験したこのヤマト運輸による宅配物破損事故と顧客対応を広く多くの人に知っていただくことで、世論と企業に、コンプライアンスとは何か、を問いたいのである。
12月22日現在、これまでにヤマト運輸から連絡はない。
平野一成
+++ 記者コメント +++
誠意ある対応の欠如、心の問題が大きいと思います(編集)
わぁ、ヤマト運輸は酷い会社だね!
・・・・・と、思ったあなた、そう、そこのあなた!
実はこの記事には様々な『ダウト!』が隠されているのですよ。
ダウト1
『時系列』
記事だけを読むと、ヤマト運輸の対応がむちゃくちゃ遅いように感じられるが、まとめて見るとアラビックリ。
11/23(火・休日)破損発覚→女子社員→荷送人へ連絡,何度も電話
11/24(水)一関マネージャー来訪(弁済額交渉開始)
11/25(木)一関マネージャー宛手紙手渡し(600万ー2億5千5百万円提示)
11/26(金)君津営業担当来訪(5000円提示,文書準備)
11/27(土)
11/28(日)
11/29(月)君津営業担当に電話
11/30(火)一関エリア支店長来訪・文書手渡し
12/1(水)電話(研修中にて連絡取れない)
12/2(木)
12/3(金)電話・本社に電話・14:00ヤマトから電話,16:00一関エリア支店長,岩手SS責任者来訪
(5000円再提示,決裂,次回交渉決裂ならば告発する+WEB公開する)
12/4(土)
12/5(日)
12/6(月)木更津エリア支店長,岩手エリア支店長,岩手SS責任者(30000提示,決裂)
ねぇ、遅い?これが遅い?
12/31追記
本スレ585様より転載
11/23の時系列 19:19受領→クレーム→女子社員→19:30前後マニュアルに従いママン宅に連絡
→再クレーム「すぐ来い」→千葉担当者に連絡(20:00−21:00前後?)
→善後策検討→一関担当に荷受人宅に行ってもらうように頼む(22:00前後)→荷受人宅に連絡
・・・ヤマト運輸すげぇ。
ダウト2
『いつ届いたの?』
それでも「最初に何度も電話したのに、さっぱりこなかったやんけ」と思うあなた。
伝票番号をヤマト運輸のHPで検索してみてください。
すると到着時刻がわかるはずです。到着時刻は19:19分 。
そう、平野氏は岩手から千葉に19:00過ぎに電話して
「すぐこい!」
と言っているのです。
>「すぐに行く」といっているのに、いつまでたっても連絡がない
平野氏はいつもヘリをチャーターできる身分な方なのでしょう。
12/31追記
MY NEWS JAPANに掲載されている画像を見ると、「午前中」のラベルがあることがわかります。
そうなると、
1、午前配達なのに、19:19に配達
2、19:19到着は事務処理した時間で、実際に届いたのは午前中
のどちらかです。
2だとしても、千葉から岩手まですぐこい、というのは無理でしょう。
実際には近くの営業所から、だれか人をだすよう要請したのかもしれませんが
この記事が極めて時系列に関してあやふやな書き方しかしていないことは確かです。
また『対応が遅いヤマト運輸』というイメージを与えられてしまうことも事実です。
午前中に、近くの営業所から人をよこすように要請したということであれば、謝罪いたしますが
荷物がいつ届いたくらいは書きましょうや
1/4追記
掲示板にて追加情報をいだだきました。
発送 11/22 15:19 木更津宅急便センター
ご不在(持戻保管中) 11/23 09:56 一関西宅急便センター
配達完了 11/23 19:19 一関西宅急便センター
とあるので、午前中配達→不在。夜再送ということのようです。
この辺も「書けなかった事情」があるんでしょうかねw
ダウト3
『突然現れるヤマト職員』
11/23に連絡して11/24に担当者現れるヤマトの対応の遅さ、という印象を得てしまう記事ですが
これ、ちょっとおかしいのです。
記事が極めてあやふやで、こちらも推測でしか書けないのがなんとも、ですが。
私はクレームをよく扱う仕事をしていますが、『お客様の了承を得ず、勝手に事を進める』という対応は
まず考えられません。
つまりですね
平野 「すぐこい!」
ヤマト「すぐいきまーす」
平野 「いつくるんだ」
ヤマト「すぐいきまーす」
平野 「いつくるんだ!」
ヤマト「すぐいきまーす」
で、次の日に「おじゃましまーす」
という応対は、極めて考えにくいのです。
本来のクレーム案件であれば、このような流れになったはずです。
平野 「すぐこい!」
ヤマト「誠に申し訳ありません。現在お客様のお住まいの地域を担当する部署に連絡を取って、
できるだけ早くうかがわせていただきます」
平野 「いつくるんだ!」
ヤマト「申し訳ありませんが、現在連絡中なのではっきりとは申し上げられません。ご希望の日時はございますでしょうか?」
平野 「すぐこい!」
ヤマト「お客様のご希望は伝えますが、正直なところ本日中は無理かと存じます。明日ではいかがでしょうか?」
平野 「うぬぬぬ、わかった。明日朝一番でこい!」
ヤマト「それではそのように伝えさせていただきます」
なにが言いたいかというと
翌日の訪問は、(内心はどうあれ)平野氏も了承していた可能性が高いのです。
もちろん、このような流れ出なく、本当に「すぐいきまーす」連発であったなら、確かにヤマト運輸の対応には問題があります。
しかし、それを記事にしない平野氏にも問題があるといわざるを得ません。
ていうか、それで記事1本かけるよ 。
ダウト4
『予知能力のある女性職』
平野氏が電話で破損の事実を伝えると、女性職員は「この件を荷主(平野ママン)に伝えてよいか?」と聞きます。
すると平野氏は「それはやめて」とお願いします。
しかし、このあと女性職員は不思議な言葉を発するのです。
「すでに留守電にいれ、連絡済」であると。
???な展開です。
連絡してよいかと聞いて連絡済とはこれいかに。
これは一体どういうことなのでしょうか?
これは(この件に限りませんが)平野氏の文章が極めてお粗末なところからくるものです。
恐らくヒントはこれでしょう。
>何度も私から「来てほしい」と連絡した
つまり、こういうことだと思います。
・平野氏から破損の電話を受ける
↓
・荷主に破損の連絡を入れる
↓
・平野氏から再度、いつ来るのかの電話&事実はママンに伝えないでの電話
↓
・いや、もう伝えました。
この荷主に破損の事実を即時に連絡するヤマト運輸の対応は当然です。
なぜなら、ヤマト運輸は荷主に責任を負っているのです。
たとえ平野氏が事情を説明しても、「言うな」は無理ってもんです。
もう一度言います。
ヤマト運輸は荷主である「平野ママ」に責任があるのです。
もし、平野ママより「なんで破損の事実を伝えんのじゃぁ!」とクレームがきたら
それこそヤマト運輸の落ち度ですもの。
つーか、そもそも岩手県一関市在住で、なんで千葉県君津営業所に電話?
ダウト5
『無愛想なマネージャー』
さて、翌朝近くのヤマト運輸営業所からマネージャーのK・Kさんがやってきます。
>−−値段のつけられないものを破損してしまった場合の責任のとり方について、ヤマト運輸さんにルールがないのか?
>K 「ない 」
すごいですねー、「ない」の一言でばっさりです・・・・ってちょっと待て。
園児の会話じゃねぇんだ。んな会話あっか。
そう、平野氏は「自分の主張は丁寧に、ヤマトの主張はぶっきらぼうに」という俺ルールでこの文章を書いているのです。
いやはや、たいした45歳です。
ちなみに、平野氏は 翻訳家 だそうですが、こういう翻訳を世間では 「超訳」 と呼びます。
ダウト6
『なんなんだその金額は』
皆様お待たせいたしました。今回のクライマックスです。
マネージャー氏より「金額を決めてね」と言われ、平野氏は金額を設定して文書を持ち込みます。
曰く
「600万円から2億5500万円」
ここで「そりゃ『気持ちを金額にしたら』の話だろ!」と思った貴方、よく読んでください。
平野氏は前日の「金額を決めてね」というマネージャーの言葉に従って行動しているのです。
だからタイトルが『 弁償金額提示 』になってるでしょう?
マネージャー氏もまさかジャムのビンで2億5千5百万円という金額がでようとは思ってもいなかったに違いありません。
平野氏ばりに超訳すると
「わかった。金額はこの金額になるんでこの金額で交渉をスタートさせましょう」
ということですな。
ああ、その算出法ですが、これに突っ込むのは野暮ってもんでしょう
ここは私の尊敬するサイバラ画伯の言葉を贈りたいと思います。
「値段付けるのは勝手だがな、その値段で買う奴連れて来い!」
ダウト7
『平野氏は健忘症?』
さてようやく営業のSさんがやってきて、5千円という常識的な金額を提示しますが、平野氏はつっぱねます。
そりゃそうです。目標は最低600万円ですもの 。きっとこの時、平野氏の脳裏には
ラスベガスのカジノの地下金庫から金を奪う、オーシャンズ・11のジョージ・クルーニーが浮かんでいたことでしょう。
そして、今度はエリア支店長 K・Sが民法のコピーを持って現れます。
早い話、「アンタ、常識で金額決めてくれ」ということでしょうな。
ところが平野氏は不思議なことをのたまいます。
>私は、何のことかわからなかった。何の説明もなく何故このような「文書」が私のところに送りつけられてきたのか。
ちょっとまてい。
>S 「岩手主管サービスセンターの責任者が対応する。ただいま文書を用意して、それを送るところである。
>その文書をもって岩手主管サービスセンターの責任者がお話にうかがう」
>私は待った。その「文書」というのが私のところに届けられた。届けてくれたのは、エリア支店長 K・Sさんである。
説明あるやん!
しかも、平野氏は後日
>このような文書を送り状もなしにSさんが私のところに送ってきたのは、どのような意味があるのでしょうか?
とまで言ってるし。
平野さん、忘れがちになったらこまめにメモするといいですよ。
ああ、それと、人間が文書を持ってきたら送り状はつけません。
ところでこの二人、いったいどんな会話したんでしょうね?
ダウト8
『消された会話』
ダウト7での最後で「ところでこの二人、いったいどんな会話したんでしょうね?」と書きましたが
ここもまた極めて不自然な部分です。
みなさん、この場面の文章だけ「なんか変だ」と感じませんか?
そう、ここだけ会話がないのです。
例を挙げましょう
>−−どうしてこのように対応が遅いのか?
>
>H 「決して対応は遅くない」
これがこの記事の代表的な会話文です。
ところが、エリア支店長が民法や約款の文書コピーを持参してきた場面はこうです。
>私は待った。その「文書」というのが私のところに届けられた。
>届けてくれたのは、エリア支店長 K・Sさんである。
>私はK・Sさんもご覧になったという、その文書を、その場で見せていただいた。
>それは、商法を解説する本、民法を解説する本の一部をコピーした4枚の紙だ
>った。何の送り状もついていない。前者のコピーには
中略
>私は、何のことかわからなかった。何の説明もなく何故このような「文書」が私のところに送りつけられてきたのか。
>「これを私が読んでおけばいいんですね」と私は聞いた。そうだ、とK・Sさんはいった。
>「この文書に基づいて、岩手主管サービスセンターの責任者の方が対応してくれるんですね?」と私は確認した。そうだ、といってK・Sさんは帰った。
ね?会話文ではないでしょう?
なんでこうなったんでしょうか。そして、何が話し合われたのでしょうか?
それはさておいて、平野氏の文章から交渉を再構成してみるとこうなります。
平野 「なんです、これ?」
ヤマト 「お話した文書です」
平野 「これを私が読んでおけばいいんですね」
ヤマト 「左様でございます」
平野 「この文書に基づいて、岩手主管サービスセンターの責任者の方が対応してくれるんですね?」
ヤマト 「左様でございます」
なんおかしくありません?
この文書を持ってきたのはエリア支店長ですよ?!
ヤマト運輸のエリア支店長という役職は、紙切れを運ぶ能力しかないのでしょうか?
常識的に言って、考えにくいです。
つまり、ここで何らかの交渉があり、平野氏は意図的に会話をごまかしていると思われるのです。
理由はあとで説明しますが、私の推測を交えて、もう一度再構成したいと思います。(赤字が足した部分です)
平野 「なんです、これ?」
ヤマト 「お話した文書です。先日平野様より賠償金額の提示を受けましたが、正直申し上げまして
あの金額は当方といたしましては受けかねます。と申しますのも、この民法や約款に基づいて、
よほどの特殊事例を除いてですが、金額が決まっております。そこで今後の交渉は
ここにある民法や約款に基づいて行いたいと思います 」
平野 「これを私が読んでおけばいいんですね」
ヤマト 「左様でございます。 お時間をいただいて誠に申し訳ありませんが重要な書類ですので
熟読していただきますよう、お願い申し上げます 」
平野 「この文書に基づいて、岩手主管サービスセンターの責任者の方が対応してくれるんですね?」
ヤマト 「左様でございます」
いかがでしょうか。
当たらずとも遠からず、だと思うのですけど。
というのも、この後の交渉にて600万円から2億5千5百万円という数字が まったく出てこないのです。
つまり、エリア支店長が来た時点で「常識的な金額で争いましょうや」と諭されたのではないでしょうか?
ではなぜ、この場面だけあやふやなのか?
それはこの記事を読んで、与えられる印象がそれぞれ異なってくるのです。
『金額では表せないが、表すとしたら600万円から2億5千5百万円。それぐらい傷ついている俺に、ヤマトはたった3万』
というヤマトのケチぶりから
『借款や民法に基づき、金額は常識的に5千円+慰謝料を今後交渉。結果3万』
というどこにでもある話しにスケールダウンしてしまうのです。
これはヤマトの非道ぶりをアピールしたい平野氏には受け入れられなかったのではないでしょうか?
もちろん私の推測です。
本当は平野氏の言うとおり、エリア支店長は紙切れしか運べない無能者だったのかもしれません。
しかし、関係者の実名/部署名まで公開し、弾劾するのであれば
それこそ事細かに記載しなければならないのではないでしょうか?
ダウト9
『失礼ですが出身は?』
さて、本社にまで(それも社長を名指しで呼んで)連絡してようやく岩手主管サービスセンターの責任者K・Sさんが現れ
ここである驚愕の事実が明らかとなります。
平野氏の不満の一つに
「なんでママに連絡したんだよ」というものがあったことを覚えておられますでしょうか?
その理由とは
>私は、私の母と私が受けた精神的な打撃について説明した。私は母の手作りジャムが届いたとき、
>すぐ母に「届いたよ。おいしかったよ」と電話した破損していたことはいわなかった。
>母はとても喜んでいた。しかし破損したことをヤマト運輸株式会社君津営業所の女性事務員が
>母の留守番電話に入れてしまった。私は母に破損の事実を伝えざるをえなかった。
ええと、つまり
「俺のウソがばれたじゃねぇか!補償と謝罪を(ry」
ということですね。
平野さん、あなたひょっとして某半島の方でしょうか?
(ところで、本社のCさんは平野氏に同意していた場面がありますが、当然です。こういったクレーム案件はよほどのことがない限り本社まで情報があがりません。つまり何も知らなかったのです)
ダウト10
『なんで公表?』
さて12/6の最終交渉も決裂し、平野氏はその経過をwebにぶちまけます。当然文章の結びは
「12月22日現在、これまでにヤマト運輸から連絡はない」
とかっこよく決まってますな。
・・・・・・え?
本当に決裂?
よく読んでいただきたい。
平野氏は「12/6の最終回答に納得できない場合はwebに公開/告訴も検討」と言っています。
が!
>この件で最終的な窓口となったヤマト運輸株式会社千葉主管木更津エリア支店長、K・Mさんに、
>私の方から、その30,000円を受け取るかどうかについて返事をすることにして、話し合いは終了した。
>私はまだ弁償金についてK・Mさんに返事をしていない。
これを読む限りでは「交渉は中断中」と読み取れます。
ヤマト運輸の提示した30000円を飲むか飲まないか、検討中ということです。
だとすれば
>12月22日現在、これまでにヤマト運輸から連絡はない
という一文もうなずけます。
返事してないもの。
でもね、
「12/6の最終回答に納得できない場合はwebに公開/告訴も検討」とも言っているのです。
まとめるとこういうことになるのでしょうか
「12/6以降、態度を保留にしていたが納得できないのでwebに公開した」
とすれば平野氏は3万円を手にする権利を失ったことになります。
そりゃ返事こないねぇ。
いったいどっちなんでしょう?
1/8追記
ダウト10について進展がありました。
平野氏によれば、最終交渉に納得した/しないと、FAX送付(恐らくweb公開も)とは別だそうです。
というのも、どうも平野氏はFAXに何らかの送り状をつけていたらしく、文末の「返事はない」というのは
それに対する返事がない、という意味だそうです。
平野氏の回答は氏のHPにありましたが、今は綺麗になくなっております。
で、こちらからDLしてください。(どれも同じです。お好きなところからDLしてください)
DLその1
DLその2
また、My NEWS JAPANの記事から、これが読み取れないのは『読者側の読解力の不足』だそうです。
これを読んでわたくし、正直少々怒りが出てまいりました。
『今回のヤマト運輸による荷物破損、そしてこれに対するヤマト運輸の対応のまずさは、このコンプライアンスの欠如が引き起こしたものである。ヤマト運輸の社員一人ひとりにコンプライアンスの意識が徹底していなかったのだ。経営者責任が問われる問題である。
私は、この件に関して12月6日にヤマト運輸が提示する最終的回答に、私が納得できなかった場合、取締役社長:山崎篤:やまざきあつし、並びに、この件で対応してきたヤマト運輸の社員、君津営業所女性事務員、S・M、K・S、K・K、H、K・Mを告発する用意があるといっていた。そして事故原因の徹底究明と、実際にどのような対応が行われたのかという事実の徹底調査、および今後このようなことが起こらないようにするための具体的対策の明示を求めるといっていた。同時にこれまでの経緯を事実ありのままにウェブつまりインターネット上に公開するといっていた。』
『私はまだ弁償金について小沼さんに返事をしていない。
2004年12月14日、私はこの話をWebに公開した。
また、これをプリントアウトして、この事故に対応したヤマト運輸社員にファクスした。
これに対して何の反応もなければ、私はヤマト運輸株式会社、社長ならびにこの話に登場してくる
ヤマト運輸社員を告発せざるをえないと考えている』
さて、これを読んで弁償額とは別の話、と受け取れるのはかなーり無理があるかと。
っつーか、読者に読解力を求める記事ってなんですか?
ま、それはさておいて。
この記事から読み取れるもう一つの可能性は下記の通りです。
・ヤマト運輸に対し、コンプライアンスの意識が徹底していなかったので経営者責任を求める
・事故原因の究明/対応の調査/今後の対策の明示
としか考えられません。
さて、記事中にその返事はあったでしょうか?
1:対応の調査について
> 1.どうしてこんなに対応に時間がかかったのですか。
>
>H 「対応が遅れたとは思っていない」
2:事故原因の究明
>2.どうして荷物が破損したのですか。
>
>H 「わからない」
3:ヤマト運輸に対し、コンプライアンスの意識が徹底していなかったので経営者責任を求める
>3.「もの」と「気持ち」に対する損害賠償はどうなりますか。
>
>H 「ものについては、30,000円である」「気持ちについては、頭を下げて謝罪するしかない。
> それが、ヤマト運輸株式会社の方針でございます」
ええ、ヤマト運輸の『最終回答』はでてますよ。
残りは「今後の対策の明示」だけですが、通常こういった交渉ではちゃんと説明しますしねぇ。
例)梱包不十分と思われる割れ物についてはエアキャップを巻くよう指示しました。
もしこれ以上の何かをFAXの送り状に書いた、その返事待ち、ということであれば
それを読み取れるのはちょーのーりょくの持ち主かと。
平野さん、読者ナメテマセンカ?
第2章〜その削除はだれのもの〜
さて平野氏はブログやMY HPで公開しても効果はないと思ったのか、あるニュースサイトに目を付けます。
MY NEWS JAPAN です。
ここは個人のニュースサイトではなく、投稿者は記者として記事を投稿し、中の人が掲載するに足る、と判断すると記事が載るようです。
これがまずかった。
たしかに効果は抜群でした。
いや、ありすぎました。
2ちゃんねらーの目にとまってしまたのです。
なにしろジャムのビンの破損で600万請求した記事ですからコメントもそれなりのものが付きますわな。
徐々に増えていく平野氏に批判的なコメントの数々。
12/22に掲載され、ついたコメントは1200を超えました。
そして、運命の12/30 23:50
コメントに異変が起こります。
そう、削除されだしたのです。
コレが平野氏の個人HPであれば「平野必死だな プ」で終わりですが
掲載先はMY NEWS JAPAN というニュースサイトです。
これは問題です。
つまり、削除しているのがMY NEWS JAPAN担当者だとすれば、その行為は他の記事やそれに付いたコメント、
これからの記事やコメントの信憑性がまったくない、ということになります。
一方、批判にこまった平野氏が勝手に削除しているなら、これまた大問題です。
平野氏は勝手にMY NEWS JAPANの信用性を落としているのですから。
第3章〜来たれ職人! 〜
さて、コメントが削除されだし、当然2ちゃんねらーは激怒します。
理由・説明のある削除はともかく、なんの通告もない削除ですもの。
ましてや、まっとうな(平野氏に辛らつな)コメントすら削除されるというすさまじさ。
とくれば、次にやってくるものは当然
縦読み祭り
斜め読み祭り
下縦読み祭り
etc・・・・
職人さんが職人のプライドをかけて書き込むもんだから
あまりにも高度すぎて、逆に釣られるもの続出。
もはやコメント欄は無法地帯。
まぁ見物人としては、とてもとても楽しいのですけれど。
過去・現在を問わずMY NEWS JAPANのコメントは『削除人の検閲を通過したものだけが掲載される』
ということがわかっただけでも収穫ではございます。
今頃削除人はこう思っていることでしょう。
掲示板にしときゃよかった、と。
さぁ、職人の皆様
いい釣堀がありますよ。
貴方の作品を掲載させてみませんか?
おまけ
しょの1
掲示板にて『平野氏の不可解な生業』の面も、リンク先を掲載してはいかがですかとのご指摘を受けましたが
次の3点を持って掲載しません。
・このまとめサイトは、あくまでも『ジャム瓶の破損に600万円請求した常識はずれ』の可笑しさを求めたものです。
私は職業に好き嫌いはあれど貴賎はないと信じております。いかに妙な部分があっても
それを追求するのは筋違いと思われますし、平野氏には私たちの知らないところで
それなりの筋の通った事情があるのかもしれません。
よって、『ソースが1行も書けないのにOpenOffice.org開発者』というところで十分と思われます。
・平野氏は心臓に持病があるそうです。このクレーム問題ならともかく、
生業を追及して彼の健康を悪化させたくはありません。
・オカヤソの再来になったらどうする?
しょの2
私は以前交通事故にあい、愛車が廃車になったことがあります。
過失割合は、相手が9:私が1。
車はHONDA EG-6(シビックSiR2)でした。
中古で買った10万km走った車とはいえ、まだまだ中古車市場では人気があった車種ですし、
手を入れたところも、スポーツマフラー+ハンドル変更ぐらいなものでした。
そして物凄く愛着があった車でした(しょっちゅう洗車したなぁ・・・)。
そんなわけで、査定もちょいと期待(35万ぐらい)していたのですが
実際は19万でした。
むろん私は抗議しました。
「中古車市場でも人気があるし、まだまだ現役の車。しかもとても愛着があった車です」と。
それに対する保険屋さんの返答はこうでした。
「あなたの気持ちはわかる。しかし、実際には『市場価格』と状態を基に、現実的な金額を決定しなければいけないのです。
人気があっても、どの程度の車が売れているのか、それは市場のどれぐらいの割合なのか、を基にします。
そして稀少車であれば、なぜ公道を走っていたのかという面や、なぜ任意保険に入っていなかったのか、
という面も査定のポイントです。
最後に、愛着があった車ということですが、それは皆同じです。
しかし、気持ちをお金に換算することはできません。
できない以上査定含むことはできません。
よって法律に基づき、新車として販売された時の価格の1割が限界です」
これを聞いて、私は了承しました。
納得はしていません。
もう一度いいます。
納得はしていません。しかし、了承はしました。
それが世の中ってもんだろう、と。
平野さん、貴方の気持ちはよくわかります。
でも言いたい。
3万円で何が不満だと。
しょの3
そりゃ職業に貴賎はないけどさ、
一応、大きな企業の社長様ってのは偉いもんだっ、てのが常識だと思うんですけどね。
なんでクレームを大きくする人って
『社長を出せ!』
って言うんでしょうか?
本当に社長が出てくると思ってるんでしょうかね?
OpenOffice.org開発者を名乗るならば
ビル・ゲイツに直接SP2のクレームをつけて欲しいもんです。
いずれにせよ、2004年最後のお祭りは
2005年最初のお祭りになりそうな按配です。
今後の経過をヲチしたい方、お祭り参加希望者は現在こちらが本スレとなっております。
http://news13.2ch.net/test/read.cgi/news/1104246282/ (レス数が1000に達しました)
http://ex9.2ch.net/test/read.cgi/net/1104627978/ (レス数が1000に達しました)
http://ex9.2ch.net/test/read.cgi/net/1105097171/
問題の記事はこちら
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=211
MY NEWS JAPAN
http://www.mynewsjapan.com/
最後に、平野氏へ。
頑張れ!600万円まであと100歩
戦時急造サイトなので、いろいろ不満はあるでしょうが
不具合はこちら 、または掲示板 までまで