October 26, 2005
「世に倦む日日」thessalonike2氏の靖国裁判に関する無知蒙昧な見解(link,link,link)は、本来なら同志であるはずの靖国参拝反対派の弁護士からも見事に完全否定されてしまった。
(前略)誤解の典型例として thessalonike2さんの「世に倦む日日」を具体例に説明したいと思います。(略)
原告が請求棄却で勝訴している場合に、理由中の判断への不服を理由として上訴(控訴、上告)することが出来ないことは、昭和31年4月3日最高裁判決が確定判例として存在します。
最高裁判決に拘束される国の立場としては、最高裁判例を無視して敢えて不適法な上告を行うことは出来ないでしょう。
なお、仮に、上告したとしても、明らかに不適法な上告として、大阪高等裁判所により却下されてしまうことは確実です(民事訴訟法316条1項1号)。
thessalonike2さんの論法は、非礼な上に、「国は大阪高裁判決を受け入れよ。」と大阪高裁判決の政府に対する拘束力を強調する一方で、「最高裁判決を無視しても上告せよ。」というダブルスタンダード的な主張という他はありません。
このような、ダブルスタンダード的な主張をされると、靖国参拝違憲論、そして、今回の大阪高裁判決の意義そのものの信頼性、価値が損なわれかねないと思います。
初歩的な知識を踏まえないトンチンカンな反論をした上で、「ネット右翼の無知蒙昧を諭し、最低限の法律知識を啓蒙してやるべきなのだろう」と息巻かれても、thessalonike2さんの言われるところの「ネット右翼」の方々に攻撃の口実を与えてしまう上に、私を初めとする靖国参拝を違憲と考える法曹関係者もthessalonike2さんの立場を擁護することすら不可能になってしまい、正直な話、困ってしまうのです。
なんつーの「おい馬鹿!俺らが必死に靖国違憲で頑張ってるのにお前みたいな馬鹿がいるからコッチまで信憑性が落ちるんだよ!知らないなら知らないで余計な事言うんじゃねえ!!」って感じか?
thessalonike氏が今まで強弁してきた事を振り返れば当然だろう:
 「上告せずに判決を確定させたということは、政府が首相の靖国参拝を違憲であると認めたことに他ならない。」
 「靖国参拝について憲法判断で違憲判決を出された国側は、当然ながら上告して最高裁で合憲判決を勝ち取らなくてはいけないわけですが、それをせず、高裁判決を受け入れたことは、すなわち総理大臣の靖国参拝が違憲であるとした高裁判決を裁判所の判断として最終的に認めたことになります。」
 「政府が上告を断念したのは、上告しても上告が退けられる可能性の方が高いからで、それをやると総理大臣の靖国参拝の違憲性が決定的になってしまうからであり、争わずに引き下がったということでしょう。要するに負けは負けです。政府側の敗北と言えます。」
 「二点目の問題は『上告が可能か否か』の問題だが、前に民事訴訟法の第312条で示したとおり、判決の憲法判断を不服として上告する権利は原告被告双方に認められている。政府はその権利を行使せず上告を断念する決定をした。」
 「上告しても『上訴の利益』論で上告が棄却されるからという理由づけは、単に上告断念と違憲判決容認の意義を希釈する方便にすぎない。」
 「一般市民が勘違いをして『上告はできないはずだ』とメールを寄越してくる。『事実上不可能』と『法的に不可能』とは違う。政府は上告できた。政治的理由で仕方なく断念しただけだ。」
 「政府の上告断念は姑息で日和見主義的であり、本当なら右翼はこの決定に対して猛然と憤慨しなければならないはずだ。」
 「右翼の人間であれば、政府に断固上告すべしと檄を飛ばすのがむしろ当然であって、政府の上告断念決定を屁理屈を捏ねて支持したり、正当化したりすべきではない。」
「違憲判決を受けた国が上告を断念して判決が確定しても、違憲判決は確定してないと嘘をネットで撒き散らすのか。」
 
コレぜーーーーーーんぶデタラメだったんだけど、thessalonike2さんどうすんの?
最初の一回なら「あら、ゴメン!俺の勘違いでした」位で済んだのに、オレを筆頭に散々デタラメを方々から指摘されてたにも拘らず「絶対僕ちゃんは間違って無いやい!全部ネットウヨクが悪いんだい!」と奇妙奇天烈な屁理屈コネまくってエントリー更新し続けたおかげで、こんな結末になっちゃったな。挙句の果てに
「本来なら、法曹界の人間がブログ上で今度の高裁判決の司法解説を引き受けて、ネット右翼の無知蒙昧を諭し、最低限の法律知識を啓蒙してやるべき」
なんて助け舟求めたら、逆に現役弁護士から
「(thessalonike2氏は)誤解の典型例、ダブルスタンダード。初歩的な知識を踏まえないトンチンカンな反論で法曹関係者も擁護不可能」
と、ここまで完膚無きまでにぶった斬られちゃうって凄いなぁ。
久々に大笑いだよ。コメントも閉じて、トラックバックも削除しまくってるのにこんなに鮮やかに燃え上がるblogも珍しいんじゃないか?
「世に倦む日日」自体が「正義と真実をよく伝えないブログ」だった訳で、こんだけ大炎上しまくったら早く話題を変えたいところだろうけど、せめて↓
「前原は憲法に無知だ」
「小泉には憲法の知識が無い」
「京都の法学部というのは東京に較べて本当にレベルが低い」
「憲法や法律を使って論理を組み立て論敵を追い詰めるということができない。バカである。」
「(前原代表は)議員を辞めて、もう一回大学に戻って、宮沢俊義の憲法概論でも勉強し直せ」
↑みたいな自分の無知蒙昧を棚に上げての罵詈雑言位は謝罪したら?
それが出来無いのなら正義と真実を伝えないトラックバックを削除した信念を貫いて、ブログ丸ごと削除でもするかね?
 
 
[関連エントリー]
「世に倦む日日」の詭弁・デタラメ観察 
"世に倦む日日"のthessalonikeはやっぱり無知蒙昧でしょう
暴論「小泉は上告しないから違憲判決を認めたことになる」
「世に倦む日日」thessalonike2氏に「正義と真実をよく伝えないブログ認定」されたエントリーの墓場
 
[ ]
Posted by gori at October 26, 2005 12:11 AM
	 
	| 
コメント - 52件 
	
| 
TrackBack - 4件
 
>「宮沢俊義の憲法概論でも勉強し直せ」
本当に知識があるんだったら、宮澤の憲法理論がトンデモなことはわかってるはずなのにな
 
http://critic.exblog.jp/2647052#2647052
>安倍晋三を筆頭とする改憲派は、北朝鮮を活用して改憲の気運を限度まで高め、最終的に改憲に踏み切るときも北朝鮮を利用する。改憲プロジェクトの成否は北朝鮮に懸かっている。 
>安倍晋三や石原慎太郎ら右翼の立場に立ってシミュレーションを試みるならば、改憲は金正日が存命して北朝鮮の独裁政権を維持している間に行わなければならない。 
>金正日が死んで北朝鮮の軍事独裁体制が崩壊したら作戦は不可能になる。 
>国民投票の当日までには、さらに「北朝鮮特殊部隊による謎のテロ攻撃」を受けて、東京や大阪の市街地で何十人かの民間人が時限爆弾で爆殺されるという悲劇も起こるだろう。 
>そこまでしなければ国民投票で過半数を制することはできないからだ。改憲反対派の一部は北朝鮮に内通するスパイの嫌疑をかけられて、公安に身柄を拘束される事態も出るだろう。 
>北朝鮮拉致事件についても、いま国民が右翼に騙され隠されている真実は、いずれ全て明らかになるに違いない。
thessalonike2氏はこのような主張をなさるステキなお方です。
 
一度、首相靖国参拝を合憲とした上で、
原告の損害賠償を全額認めさせる判決を出して欲しいと思ってしまうよ。
原告の損害賠償が全額認められたら上訴する利益がないから、上訴をできないしね。
前に恵庭事件というのがあったっけ?
 
ここまで晒しちゃったら彼は立ち直れないかも、楽しみがなくなりそう。
よけいな重箱の隅ですが、エントリーの脱字では?
>知らないら知らないで余計な事
→知らないなら知らないで~
だと思います。
 
ここからとあるサヨクブログを辿りましたが
論調は「テサロニケの馬鹿が」というもの
でしたね。アレでは擁護不可能と言うもの
です。山口貴士弁護士の困惑に彼と対立
する「西村眞吾弁護士」も苦笑いの事態
で有りましょう。まったく以って自業自得
です。
コイズミの法則とよく言いますが、これは
典型的な自滅パターンですな。はっきり
いってタイゾーにも馬鹿にされるほど
馬鹿げています。
 
「世に倦む日日」への山口弁護士のトラックバックはさすがに削除を躊躇している様子。
小心者ですね。
間接的にgoriさんのブログとつながっちゃってます。
どうするか見もの。
 
 goriさん、更新おつかれさまです。
 もともとここ(Irregular Expression)で紹介されていたのを見てはじめて「世に倦む日日」を知ったのですが、結論から言えば、「世に~」が何故人気ブログになっているのか、何故著者のテサロニケ2氏が「鋭い批評をしている」等と評価されるのかが全く理解できません。理論はダブルスタンダードで破綻しているし(大阪高裁判決を尊重すべきといいつつ、小泉首相は上告して最高裁で負けても非難声明を出せ=裁判所を軽視しろ等という)、政治・行政の実態もご存知でない。例えば、テサロニケ2氏は「内閣法制局の中には上告すべしという意見もあったのではないかと私は推測する。」等と書いてますが、過去の最高裁判例を無視して上告する等という政治的荒業が官僚集団に過ぎない内閣法制局にできるはずもないし、また役人の中の役人である法制局官僚がそんな頭の悪いことをするはずもない(役人をやってる知人によれば、審査実務にあたる参事官あたりにそんなことを言えば「馬鹿か?」と思われること請け合いだそうだ)。反対言論には「ネット右翼」等とレッテルを貼って罵詈雑言を浴びせていますが、そんなテサロニケ2氏自身の態度こそが、氏が毛嫌いする戦前日本の宗教弾圧を想起させられます。最新エントリーでは「ネット右翼の主張は全て違憲」等とのたまっていますが、そんな寝言はご自身が日本国憲法の精神を体得してからにして欲しいものです。
 まあ、昔から反体制的言論はそれなりに人気を集めるものなので、それで「世に~」もアクセス数が増えているのでしょうが、存外アクセス者の大多数が実はテサロニケ氏が毛嫌いする「ネット右翼」なのかもしれません。
 
 それでは。
 
ご意見ご感想から,山口弁護士の論に反論してみてくれと,靖国反対派を装った口調で穏便に進言してみた.
まぁ無視されるんでしょうな.
皆さんも是非送ってやってください.
 
追記
何故、こんなチンケな野郎のヲチでマターリと
していると思ったらよく考えたらこのブログが
一部マスゴミで鋭い指摘をしていると絶賛
したとエントリー内で書いてあったのを
思い出しました。アンチマスメディアが
基本方針のgoriさんとしては見過ごしには
できなかった事でしたな。
それにしてもわざわざ小者相手ご苦労様
でした。
 
謀略論とかを説くのは以下のようなタイプの人々だ。思想の左右は関係ない。
①現在の体制・権力者に対して批判的な人
②現状に対し何らかの被害者意識・ルサンチマンを抱く人
③自らの無力感を自分自身に対して糊塗したい人
その結果
④外部の(真の)秩序とは異なる、自分の身内の世界だけの(仮の)秩序内で頂点にあり続けようとする者
世の中には自分の力ではどうにもならないこと、自分の予測を遥かに超えたことがどうしても存在する。
だから、自分の知らない所で権力者が行う「謀略」がない等とはいえない。だがしかし、世界解釈の中に安易にこれを当てはめることは、即ち自分が上の④である、ことを認めたことになる。
大きくは「アメリカ帝国主義者の謀略」を説き続ける北朝鮮から、小さくは「当選確実」の誤報が取り消された途端「謀略だ!」と騒ぐ社民党の選挙事務所まで…。
かつてニーチェは、キリスト教自体が、ユダヤ人社会とローマ帝国支配の双方に対するルサンチマンから、「背面世界」をつくり、それを広めたのがパウロだと指摘した。
つまり「唯一神が信じる者だけを救う」といふ裏返しの「謀略論」こそ、パウロの説くところだったと…。
テサロニケの信徒よ、汝如何なるや
 
以前のエントリのコメント欄で、thessalonike「2」とはなんぞやという話がありましたが、単に別アカウントなだけで意味なぞありません。
thessalonike というアカウントで作成した http://critic.exblog.jp/ が容量いっぱいになったから、別アカウントで thessalonike2 を作成してブログ作成したに過ぎません。先に張ったリンクを覗いてみればわかります。彼は、学研のブログ本にて紹介されたというだけで天狗になっている状況に過ぎません。
自身の力量不足を誤魔化して小難しい(ように見える)ことをだらだら書き連ねているに過ぎないのです。また容量がいっぱいになったら、thessalonike3  というアカウントを取得してブログを続けることでしょう。
こんな人物を徹底して追いかける gori さんをスゴイと思います。害のある電波は潰さないと、良いことがないですから。
それにしても、よくもまぁあんなサイトを公開できてるものだ。
恥ずかしいったらありゃしない。
 
今回のエントリーでも
>端的に言って、「総理はなぜ上告しなかったのか」と予算委で質問されたときに、小泉首相は何と言って答弁すればよいのか。
などと書いているが、それこそ内閣法制局の専門家の方々が考えるだろう。thessalonike2氏は民主党や内閣法制局にメールでも書いてみたのだろうか?
それをせずに「推測する」で片付けてしまい相手を罵倒することこそ暴論の極みだろう。
それに10月23日のエントリーの中で
---以下引用---
17日の小泉首相の靖国神社参拝は、本殿に上がらず、玉串料を捧げず、ニ拍手一礼の神道形式を採らなかった点で、政教分離を強く意識したものであり、すなわち大阪高裁の違憲判決に拘束されて従来の参拝方式を後退させたものである。
---引用終了---
と書いている。これをもって総理は公的参拝を違憲だと傍論で認めた判決を受け入れたと書き勝利宣言するのであればともかく、自分のエントリーの破綻を補うために翌日には
---以下引用---
政府が小泉首相の靖国参拝を私的参拝であると言い、その正当性と合憲性を強く主張するのなら、最後まで国民の前で態度を首尾一貫させて、上告審で憲法判断を問い争う選択をすべきだった。
---引用終了---
などと書いている。
今回の大阪高検の判決で私的参拝に関してまで言及されたとは到底思われない。到底思われないから小泉首相も私的参拝を強調する。
thessalonike2氏は実は大阪高検の判決の内容などほとんど知らず、新聞の見出しベースでエントリーを書いているのではないかと思われるのだが・・・。
 
>>憲法や法律を使って論理を組み立て論敵を追い詰めるということができない。(~2)
この思考こそ、敗北の戦術ですね。2次的な思想で守られた哲学者は孤独です。
 
世に倦む日々より抜粋
>私の政治予想をチェックする趣味のネット右翼がいるらしいので
すっごく知りたいですね。どこにあるんだろう?
 
まったく見事な炎上ぶり。火事場の野次馬としてはこれほど楽しいことはありません(ちょっと不謹慎)。
最初に結論ありきで論を推し進めたのが原因ですなあ。私は科学系なので「仮説を立てて検証する。結果が違ったら仮説そのものが間違いかもよ」という流れに慣れています。彼もキチンと自説の検証すればおのずと矛盾点は見出せると思うのですが、そういう能力は欠けているようですね。
ちなみに科学界隈にもトンデモ理論を振りかざす先生はおりますが、そういう人は「はいはいわろすわろす」という扱いですので害はありません(笑)。
 
アクセス者の大多数が実はテサロニケが毛嫌いする「ネット右翼」でもなく、本人のTBチェックでしょう。
 
 
 
>>26618
おそらくそうなんだろうな(ハゲワラ
ところで「コメント」のリンクが403 forbiddenになってますよ
 
>ブログ丸ごと削除でもするかね?
これは言いすぎです。
本当に削除されたら、朝晩の私の楽しみがなくなってしまう・・・(笑
彼には、あとおかわり3杯くらいお願いしたいですね。
 
 thessalonike2氏はアジテーションに必死なあまり、嘘を嘘と見抜くという大切な能力を読者から奪っている事に気付いていないようで。
 啓蒙とアジテーションは時に見分けるのが難しいものですが、彼はあちら側の人ですね。
 
>・・・、嘘を嘘と見抜くという大切な能力を読者から奪っている事に気付いていないようで。
「・・・、読者の嘘を嘘と見抜くという大切な能力に盲目的である事に気付いていないようで。」だと思うのだが・・・・・・
 
トップページからのコメント、まだ forbidden のエラーが出ますね。
タイミングがタイミングだけに、アタックかまされてるのかな?とか心配になったり(^^;
 
と言うわけでこの運動は残された賛同者たちに
事実上引き継がれた形ですがメンバーがメンバー
だけに何時ものサヨク爺大会に終わる事でしょう。
あの「石原ヤメロ運動」の2の舞に成るのは目に
見えているwww
まあ、これ以上の面白い発展は無さげですので
この話題は今回を以て事実上終了って所ですかね?
 
・相手の論理がデタラメなので対比して反論、論破
・相手の論理がデタラメなので削除して勝利宣言
 参拝の合憲違憲については今後もしばらく紆余曲折が続くだろうけど、少なくともテサロニケ2氏の大間違い(国は上告できた云々)は「参拝違憲派にして法律の専門家」にも喝破されたことで完全に確定したと見ていいかな。
 人間誰でも間違いはするが、それを認めず取り繕うとこうなる……という典型(ことにサヨク的な)として、永久保存版にできそうだw
 
完全に論破されたら以後沈黙ですか。
なんともわかりやすい人だなぁ。
めんどくさがらずにきちんと論破してくれgoriさん、そしてとどめをさした山口弁護士、ともにGJすぎます。
まあ、けどテサロニケ2氏こと、ミスタートンチンカンが悪あがきしてくれたおかげでこの数日は非常に楽しめました。
今後ともトンチンカンな面白理論を期待しております(どうせここみてるでしょうからこちらに書かせていただきました)。
 
論破してくれgoriさん→論破してくれたgoriさん
です、すみません。
 
実はサーバーのセキュリティーの関係上若干の手直しがなされました。現在トラバを受け付けない状態になってます。夜に修復させます。
またコメントはトップからでも大丈夫なはずですが、直リンは不可です。お試しください。
 
26630訂正
・相手の論理がデタラメなので対比して反論、論破
・相手の論理がデタラメなので削除して勝利宣言
  ↓
・相手の論理がデタラメと指摘し自論と対比して反論、論破
・相手の論理がデタラメと断定し反論を削除して勝利宣言
こうでないと意味が通じないですな
失礼しました
 
「世に倦む日々」の管理人について、私なりのプロファイリングをするならば、年齢は40台始めから半ば(「胸一杯のトラバを」という過去のエントリーのタイトルから察するに、「胸一杯の愛を」を初めとするレッド・ツェッペリンを中高で聴いていた世代)で、東大出身(京都大学法学部を見下ろしている口調から察すると)で、大学の法学部以外の文系学部(医学部、工学系学部又は企業の研究所勤務で、あれほどの頻度で長大なブログを更新し、気に入らないTBを秒殺するのは無理というもの)、恐らくは文学部系に籍を置くものの、職場では自分の教えたい科目を思うように教えさせてもらえず、指導する学生も持てず、閑職に追いやられている<欲求不満の独身男性>という所でしょうか。
 
個人の私的なことを詮索するのはイケナイことだと思うが、26638さんの書き込みを見て、つい書いてしまう。
thessalonike2氏は、「プロフィール」でこんなことを言っている。
>六十年安保のときの挫折感は、あの西田佐知子の『アカシアの雨がやむとき』に歌われているが、(今回の衆院選での敗北で)ブログ周辺に漂う雰囲気は、サイズを小さくしたものであろうけれど、あの挫折感と敗北感の世界を思わせるものがある。
『アカシア~』は1962年のヒット曲。(俺は5才だった。)thessa氏は当時の運動の只中にいたかのような口ぶりだ。だとしたら60前後の人だな。(俺より年下の人がこんな書き方はしないと思う。)
後続の文を読むと、thessa氏は丸山真男のたいへんな心酔者らしい。多いんだよねえ。この年代はそういう人が。
丸山真男に直接影響を受けた世代というのは、「反日」で深く深く精神形成されちまってるからね。戦前・戦中的なもの、天皇とか日の丸とかいうもの、これらに対するアレルギーはすさまじいものがある。もちろん靖国もね。
氏は続けて書いている。
>丸山真男が本当に偉大なのは、丸山真男が政治をやったからだ。戦後民主主義の指導者として、政治の前線に立ち、体を張って権力と戦ったからだ。
>政治学の古典になるのは、全てアジテーションの政治学である。マルクスの『共産党宣言』もそうだし、ルソーの『人間不平等起源論』もそうだし・・・。
うーむ、戦時中に国に協力しない人を非国民呼ばわりして叫び狂っていた人と、同じだと思うなあ。民衆を全体主義の地獄に突き落とすだけ。ナショナリズムを批判しながら、別種のナショナリズムをあおっているのだと、気づいてほしい。
俺は政治的な党派性(徒党)によるアジテーションというのは、とくに嫌いです。この点では左翼も右翼も同じだ。
世に平和をもたらしたいのなら、まず、自分とは違う人の意見を素直にきけ、ということでしょう。
実はずいぶん前だけど、氏にメールを送ったことがあります。あなたの考え方は狭すぎるよ、と。やはり反応は、何もありませんでした。
まあ俺だって、人の意見にはなかなかうなずかない頑固者だけどね。
 
理論的なロジックを構成する資質がありながら感情が先走ってコントロール不可能になるところや、間違いを決して認めないかたくなさ。そしてなによりも自己紹介写真のセンスとあちこちで動いている意味不明のGIFアニメが、妙なかわいらしさをかもしだしている。まるで斜眠党の土井さんや福島さんを彷彿と・・・。
thessalonike2=女性かもね。
こんな推測しか楽しみが残されていないのはむなしいというか哀れというか。
 
>thessalonike2=女性かもね。
そういえば、この運動の広報担当スタッフを募集していますが、なぜか「女性」に限定して募集していますね。
 
連続投稿のお許しを。(最近ここばかり見てます。)
>sakuraさん。
なるほど~。ナゾが氷解した気分です。
なんであんな変なアニメで人気投票の誘い込みをやってるのか、気色の悪いヤツだと、ずっと思ってた。
女性なのか。なら許せる気分です。(え? おかしい?)
多いんだよね。こういう潔癖で正義感の強い人が。
「戦争は悪。改憲はダメ。ダメと言ったらダメなの!」
「A級戦犯なんか、祀ってやる必要はまったくなし!」
こういう女性ともオイラは辛抱づよく議論サイトでやりあってきました。けどケンカ別れはしてませんよ。互いの違いを確かめ合って別れたんです。(もちろんネットのなかだけの話。)
彼女はいまたしかドイツで政治の勉強をしています。学位を取って日本の大学で教えたいらしい。(むぅ・・・サヨ教師になっちゃうのかいなあ)
 
>宮沢俊義の憲法概論でも勉強し直せ
 
古いな・・・・・
古い本を読めというのなら、中途半端に古いのではなく、もっと古い上杉慎吉博士の「新稿憲法述義」でも勉強し直した方がよっぽどためになると思うが。
そして、毎朝宮城に向かって遙拝してもらいたい。
 
takaoさんへ
なるほど、そういう見方もありますね。というか、「世に倦む日々」の管理人の、大言壮語というか何というか、中身がないくせに文体が気取った書き方が実に気にくわないんですね。そう、ブント的というか。私の40歳代という見立ては間違っていたのでしょう。まあ、大学を不完全燃焼のまま定年退官し、今更学会で旬のテーマを勉強する気にもなれず、時間を持てあましている独身男(又は男で生まれたかった女)と考えれば、あの書き方は不愉快ではあっても、理解可能です。私もエキサイトでブログをたてて、彼/彼女がこれ以上世に倦まないように定期的にTBをしてあげようと思います。
 
どうでもいいっちゃどうでもいいことなんだけどw
「STOP~」仲間の「とくらBlog」って2005-10-18 13:12にUPした記事に、なぜか「世に倦む日日」が2005-10-26 23:53にUPしたBOBBYの写真について触れているんだよね。まあ日付は間違いとしても「もう、お昼休みが終わったので、夜、続きを書きます。」って書いてあるってことは昼なんだろうな。
こういう訂正したのか追記したのかよくわからないいい加減なエントリーをするのって「STOP~」一派の特徴なのかい?誰か教えて。
 
harakiriさん
自作自演じゃないでしょうか。少しでも「取り巻き」の数を多く見せたいという動機に基づいた(まさに白髪三千尺)。自己満足を得たいだけのサヨ系の人たちのブログにはよくあることです。
 
昨日からコメント欄の調子が悪いみたいですね
書き込めるかな?
 
全くどーでも良いことですが、「世に倦む日々」の最新エントリーの日付と時間が、なぜ、 2005-10-27 23:53なんでしょう。今まだ午前中なのですが....
 
--「世に倦む日々」からの引用--
前原誠司にも憲法の知識と素養がないのだ。憲法や法律を使って論理を組み立て論敵を追い詰めるということができない。バカである。政治家として失格だ。恐らく前原誠司の頭の中では、靖国問題は憲法問題ではなくてイデオロギー問題なのである。憲法問題をイデオロギー問題だと錯覚している。その二つの区別ができていない。憲法問題という範疇が頭の中にない。
--引用終わり--
なんかもう見事に「鏡写しの法則(天に唾吐き)」発動ですなぁ。
以下って事が証明されてしまったわけで。
thessalonike2にも憲法の知識と素養がないのだ。憲法や法律を使って論理を組み立て論敵を追い詰めるということができない。バカである。ブロガーとして失格だ。恐らくthessalonike2の頭の中では、靖国問題は憲法問題ではなくてイデオロギー問題なのである。憲法問題をイデオロギー問題だと錯覚している。その二つの区別ができていない。憲法問題という範疇が頭の中にない。
靖国問題をイデオロギーで結論ありきにしたため、
憲法解釈すら捻じ曲げてしまったthessalonike2
ほんと裸の王様を地で行く人ですな。
 
>>26672
こいつも相当アホだね。
別に政府の答弁書は戦犯と意見問題をリンクさせてはいないだろうに。民主・野田さんの意見中のそれぞれに対する個別の答弁じゃないか。わざとやってるなら極めて悪質、そうでなければ馬鹿。
あと、政府が勝手に自らの合憲性を決めることはできないって書いてるけど、拘束力を持つ「決定」ではなく、自分達の意見としていってるだけだろ。というか、それすらだめで、「行政府が自らの行為の合憲性を論じることがまちがっている」と抜かしてるが、じゃあ刑事事件の被告人が「自分はやってない」っていうのもだめなのか?
最も大馬鹿なのは北朝鮮がサンフランシスコ条約に調印してないからまだ戦争状態ってところだな。第2次大戦当時北朝鮮なんて国は存在してないし、そもそも当時は日本領だ。なぜか当時同じく独立国ではなかった(1949年にフランス連合内保護国として半独立)ラオスなんて国も署名しているが、これはもともとフランスの植民地だからかと考えられる。
参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%B3%E8%AC%9B%E5%92%8C%E6%9D%A1%E7%B4%84
何にせよ勉強不足というか牽強付会にすぎる。あと同じ内容のブログを2つも3つももってどうすんだろね。すごい自己顕示欲だね。
 
>>26671さん
もともとthessalonike2氏にとって靖国問題は憲法問題ではなかったようですよ、10月19日のエントリーを見れば明らかです。
---以下引用---
さっさと靖国参拝放棄を約束して、日中東シナ海共同開発宣言に署名調印して来いよ。それが政治家の仕事だろう。靖国へ行って喜んでいる間に既成事実を固められて資源採掘権を専有されてしまうぞ。
---引用終了---
まず、靖国参拝反対というイデオロギーがあって、それに経済問題、外交問題や憲法問題を都合よく絡めているという感じです。
そもそも小泉首相や前原氏に憲法に無知だと罵倒するくらい知識があるのであれば、自分なりの憲法解釈をまずするべきだろう。
それに「法曹界の人間がブログ上で今度の高裁判決の司法解説を引き受けて」などといいながら法曹界の一員である橋下弁護士の意見は「暴論」と決め付けるダブルスタンダードも問題だ。
 
何というか、ゼークトの云う「無能な働き者」って奴ですかね。
何だか、生暖かく見ていきたい人だと思う。
 
みんな、テサロニケ2を追い詰めないで!!!
いまどきこんな面白いおもちゃ手に入りません!!!
毎日只で楽しんでる貧坊人がいることを忘れないでね!!!
 
>>26701 
訴えないでしょう。書き出しから
↓
「今日は週末。それらしくアダルトな政治学をトライしよう。」
ですよw
訴える気なんて起きないでしょう
 
なんで「ネットウヨ」などと、相手も確認しないでレッテル貼りをする奴がいるのやら。所謂「ブサヨ」はデモとか集会の映像で大体のイメージとして残るもんだが、「ネットウヨ」なんて「引きこもり」や「ニート」などと簡単に結び付けられてるもんな。「ネットウヨ」にそういうのが混じってるのは、人いろいろなので断じて否定はしないが、「ブサヨ」にそういう連中がまったくいないわけじゃない(むしろ、菅源太郎を見ていると「ブサヨ」の方がそういう連中多いんじゃないかと思うけど)。しかし、「ネットウヨ」が肯定も否定しないのに対し、「ブサヨ」は話を逸らしてそういう話題を避けようとする。
そもそも、「右翼」「左翼」で色分けすること自体が古臭いとは思うんだが・・・。