Emacs上でのテストの実行を支援するEmacs-Lispです. run-test-setting.elはrun-test.elの設定例です.
ここではGaUnitで書かれた Gaucheのテストを走らせる例を載せていますが、 Rubyの Test::Unit、Python のPikzie、Cの Cutterな どのテストでもかまいません。
.emacsに以下を記述します.
(setq load-path (cons run-test{,-setting}.elがあるディレクトリ load-path))
(load "run-test-setting")
    
		テストを実行するスクリプトrun-test.scmを書きます.例えば,こ んな感じです.
#!/usr/bin/env gosh (add-load-path ".") (use test.unit) (define base-dir (sys-dirname *program-name*)) (for-each load (glob #`",|base-dir|/**/test-*.scm"))
次に,testというディレクトリを作って,この run-test.scmに実行権を付けておいておきます.
テストファイルはtestというディレクトリ以下に test-hoge.scmという名前で作っていきます.つまり,ディレクト リ構成は以下の様になります.
topdir --- test --- run-test.scm
                 |
                 +- test-hoge.scm
                 |
                 .
                 .
                 .
                 |
                 +- test-fuga.scm
		テスト(run-test.scm)はtopdirで起動されます.つまり,
% test/run-test.sh
というように起動されます.
run-test.scmを書くときはこのことに注意しましょう.
設定はこれで終了です.
topdir以下にいるときはC-cC-t(run-test)で topdir/test/run-test.shが実行できます.実 行結果は*run-test*バッファに挿入されます.テストを実行し て失敗/エラーがおきたらエラーが発生したassertionにC-x`でジャ ンプすることができます.
これで手軽に頻繁にテストを実行できますね.Happy testing!!
カスタマイズ変数など詳しいことはrun-test.el をみてください。