From Yahooニュース(読売新聞):
大阪府高槻市の回転式遊具事故を受けて緊急点検を行っていた自治体などでは、老朽化や不具合が見つかったことなどを理由に、公園や団地から回転式遊具を撤去する動きが広がっている。
(中略)
同様にこの日、市営公園から回転式ジャングルジムを取り外した千葉県我孫子市は、老朽化による5月予定の撤去を前倒しした。市は「過去に腐食した木製遊具で軽いけがをした例があった。大阪の事故を教訓にしたい」と話している。(後略)
安全第一のオモチャで遊んだ子供に、果たして自分の身は自分で守るって感覚は身につくのかね?つか、回転式遊具なんてなくったって、世の中は充分危険に満ち溢れてるだろ。
大きな河に近い場所で育ったおかげで、河で遊んでて溺死した同級生って何人かいたけれども、死んだ奴は可哀想だけど、実際にヒトが死ぬんだっていう体験をしたおかげで、水の怖さとか、ヒトの死がどういうものかってのを学ぶことができたのも事実で。
ありとあらゆる危険を排除した環境を構築できるなら、そんなもの学ばなくってもいいのかもしれんけども、そのためのコストを負担できる社会があるとは思えないというか、たとえ危険であっても「回転式遊具」で遊ぶことで得られるものの方がデカい気がする。
素で楽しい。ゲームってのは果たして「進化」しなきゃいけないものなのだろうか、とか考えてみたり。
無理矢理デカい話をすると、文学にしろ、美術にしろ、音楽にしろ、ありとあらゆる種類の芸術とゆーものは、技法の進化を追及した末に「反芸術」にいきついて、技法的な意味では閉塞しつつも、技法よりももっと曖昧で不確かな「スタイル」を変化させながら、「進化」ではなく「多様化・細分化」のフェイズに入るという流れを辿るものなのであって、ゲームだってそれと同じ道を辿るに決まっているだろう、というか。
クイーンなんつー古臭いスタイルの「ポピュラー音楽」が流行ったりするくらいなんだから、ドラクエ5が面白くってもべつにいいじゃんっつーか。
……でも、ガキの頃に一度すれ違っただけの女と、ガキの頃に(覚えてる限りでは)一度遊んだだけの女と、どっちを嫁にするか選べ、と言われても困るわな。どっちも思い入れないもんな。フローラやビアンカよりも、ヘンリーが女だったら奴を嫁にしたいところだよな。