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2001-11-16 - あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記
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あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

[あけてくれ]

●日記の内容をくれぐれも本気にしないでください。ほぼ何にも調べずに書いています。

●何を言っているのかよくわからない場合はとりあえず用語集を参照してください。

●時々同じ事を何度も書いています。心配するだけ無駄だと思うけど。

●敬称略。

●おしゃべりがどうしても治りません。

●日記を書いていないときは何も考えていません。

●リンクは御自由に(リンクを外すのも含め連絡不要です)。

●ここに書かれていることや文章の形式などはごっそりパクっても構いません。

●万一ここに書いてあることが何かの間違いでありがたく見えてしまうときは【あるわけなかろうおれカネゴン】、あなたの精神力が弱っていますので視聴を控えてください。危険です。

●もしここからリンクされると格が下がる/貫目が落ちるとお嘆きの場合はご連絡いただければ外します。

●日記インポート時のエラーがそこここに残っていたり恥ずかしくていたたまれない箇所があったりするので、折に触れて過去の日記も書き直しています。

●こんな日記を読むより、最上の日々最尤日記研修用資料active galactic科学と技術の諸相wrong, rogue and logの方をお勧めします。

●twitter: orekanegon


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2001年11月16日(金)

今日の頭音「Smoke on the Water」Deep Purple

本日登場予定のロボットたち。この中で最も危険な香りがするは当然「お掃除ロボ」である。吾妻ひでおのマンガか何かで予言されていたように、巨大床掃除機こそ世界征服への近道なり。今から楽しみ。

一行サイエンス。アシモフねたが相当数紛れ込んでいることを確認。あの「エロマンガ島」が、地球温暖化の影響で真っ先に沈没してしまったとの記述が。信じてよいのだろうか。

鼻をかむとどんどんくらくらしてくる。もしかすると恋?【風邪ぞい】。必殺ビタミンCドーピングを行うことにする。一方「メガビタミン主義」は単なる薬屋の宣伝ではないかとの疑念拭えず。

色川武大のエッセイにこんなことが書いてあった。記憶より引用。

私はSMが大好きなので...(中略)...美しい女性に支配されてみたいという願望が常にある。私がSMに目覚めたのは、小学校の時に「アンクル・トムの小屋」を読んだのがきっかけだった。この慈愛深き顔をした小説は恐るべき毒を含んでいて、私は小説というものに初めて仰天したのだ。

この小説にエバという白人の少女が登場し、黒人奴隷たちの解放のシンボルとして崇拝されるようになるのだが、何のことはない、身体どころか心まで白人に支配された、究極の奴隷としての姿がそこにある。

それ以来、戦前の物資が不足しているおりにもかかわらず、奴隷が出てきそうな南洋を舞台にした小説を読み漁った。迫力は不足だったが、取り敢えず奴隷が出てくるだけで興奮できた。いつか究極のSM小説を書いてみたいと思いつづけていたが、当時ほとんど秘密出版に近かった「家畜人ヤプー」を読んでその夢を捨てた。...(中略)...ヤプーという小説はさほど深まりは見せないが、イマジネーションが豊富で、その上作者のマゾヒズムが偽でないものを感じた。

小学生にしてこれである。読書力というのは、こういうことが読み取れることだと結論していいのだろうか。そこまで鋭いのも辛そうな人生。いずれにしろカネゴン世の中のことなんにも知らなかったとその時痛感【今もそうとはおれカネゴン】。

というわけでロボットフェスを見物。900円も取るとは非道じゃのう。今や「無条件に憧れる未来」はなく、条件付きになってしまったため、夢をかきたてる(=ヒデキ指数をアップさせる)のに皆苦労しているのが伺える。

ほとんどの人型ロボットは、動きが「おじいさん」でいい味出していた。HONDAのASIMO のデモでは人間が吹き替えをやっていたが、カネゴン勝手に心の中でおじいさんの声に吹き替える。「腰が痛うて痛うて」「晩御飯はまだですかいのう」。老人社会との親和性の高さを見た。ロボットは人間と逆の進化を遂げる(老人から始まって若返る)ということか。物凄い勢いできびきび動くロボットが登場すれば、ロボット観が一変すること間違いない。

個人的に最も良かったのは、やはり東工大一本足ピョンピョンロボット。これだけが唯一「おじいさん」でない動き。落ち着きのない子供のよう。他にも3本足で気味悪いぐらいスムーズに歩くロボット足も良かった。出品していた産学の中で、東工大が最も自由な(=金儲けに結びつかない)感じがした。しかし如何せん見せ方が上手でない。今後ロボットのプロデュースという珍職業が誕生する可能性あり。その時こそ真澄さんの出番なり。

ロボットフェスで見習うべきは、あの大山倍達をアメリカ公演でこき使ったグレート東郷が実践していた興行の鉄則。「いいか、観客は板を1枚割ると感激する。3枚割っても感激する。6枚割っても感激する。ならば3枚割れ」「その代わり、3枚割ったら板を持っている相手に体当たりして身体ごとぶっとばせ」これが物凄い反響を呼んだのだそうだ。興行は足し算ではなく掛け算であるということか。さすれば、次回ロボットフェスでは白い空手着をきりりと着こなし、手刀で瓦17枚割りに挑戦するロボットを開発すべし。その後は極真と死闘を演じ(ビーム禁止ルール)、礼の後下がる【いい気なもんだおれカネゴン】。

後関係ないが、会場で信じられないほど頭のでかい小学生を見かけて驚愕する。

作曲家ラヴェルの父親は発明家で、「とんぼ返りをする自動車」を発明してサーカスに売ったとラヴェルの伝記で読んだ。そんな自動車があれば是非欲しいものだが、サーカスで紛失して以来すっかり伝統が絶えてしまったらしき。嗚呼。

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