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これは高度な釣りなんだろうか。odz buffer - SSH の接続を共有するの方で.ssh/configを使っているのにaliasで対処していたり、パスフレーズとパスワードを使い分けずに書いていたり。
ssh-agentでいいんじゃねえと思ったが、そういうツッコミは補足にあったわ。
port forwardを追加したいだけなら、[RET]~Cって叩いてssh>プロンプトが出たところにhelpしたらいいと思うんだ、俺は使わないんだけどな。他のは[RET]~?でも見とけ、あとman sshで。
ここらでそろそろ俺もSSHについて一言いっておくか。
れいによってhost key関連から。StrictHostKeyCheckingはnoにしておくと、Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?にいちいちyesと答えなくて済む。どうせ確認しないでyesを叩くぐらいならば自動化したほうが楽だ。
Host * StrictHostKeyChecking no
はくしに戻すよりもピンポイントで一行ずつ消す。何らかの理由でhostkeyのcacheを削除したいときに、known_hostsを丸ごと削除するのは古い。ssh-keygen -R hostnameで削除したほうが楽だし、余計なところまで削らずに済む。削除したい理由なんてそんなの関係ない。
% ssh www.example.org @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ @ WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED! @ @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ IT IS POSSIBLE THAT SOMEONE IS DOING SOMETHING NASTY! Someone could be eavesdropping on you right now (man-in-the-middle attack)! (snip) Host key verification failed. % ssh-keygen -R www.example.org % ssh www.example.org
ひとの記憶力をあてにしない。Xのforwardingをするときには-Xオプションを使おう。Xなのに-Yオプションを使うのはわかりづらいし忘れる。向こうのrootが信用ならないんだったら画面の前にagent forwardにイタズラされることを心配しろって。.ssh/configに書いておくのなんて-Yを覚えておくより面倒ですよ。
どうしても自動運転したい場合がある。自動運転のときにパスワードをexpectで入力させるスクリプトを使うのはダサい。どうせダサいならssh-agentを使おう。再起動のたびにパスフレーズ入力が必要になる。agent forwardが不要もしくは制限されている場合はssh-keygenでパスフレーズを空に変更する手も使える。自動運転にagent forwardが必要かどうかはどうでもいい。
いちおう念のため。man sshやman sshdだけでなく、man ssh_configやman sshd_configも読んでおくといい。なんでもかんでもぐぐるな。 なお、このエントリ自体も、真偽の定かでないページのひとつである。鵜呑みにせず、自分でドキュメントを調べなおし、よく考えて欲しい。 セキュリティに魔法はないわけよ やっぱり。
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