2004-11-09 ●活性化
昨晩は無事下版し、id:gotanda6氏とid:yskszk氏と鼎談。
机に向かう日々が続いていたので、のべつ幕無ししゃべりつつけました。
■-『GURU』----[香ばしい雑誌群01]
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星の数ほど或る雑誌群の中でも自分の人生にかなりの影響を受けた香ばしい一冊。90年代はじめは当時は「マルチメディア」の全盛期で、猫も杓子も口を開けば「マルチメディア」を唱え、デジタルカルチャー雑誌と呼ばれるものが相次いでは、リリースされては闇に葬られた幸せな時期だった。その中でも『GURU』は今でもトラウマになる元祖デジタルカルト雑誌。フリーペーパー『コンダラ(COMDARA)』が元になっていている。翔泳社が版元でリリース時には社運をかけ電車の中吊り広告やテレビCMまで流れたというが、結果は惨憺たるものだったらしい。6号で突如方向転換して単なるpc雑誌になり、青春ががまたひとつ終わった*1。ある意味その後の翔泳社路線はここで培われたのかも知れない。『GURU』の轍は踏むなと!ということで、「神々の神文」で一発当て、四谷3丁目に自社ビルを建て、公開企業となる。伝説の『GURU』は、ゼロ号から5号まで。表紙は重鎮祖父江慎氏。[BD]をリリースしていたこじままさき*2氏もデザインを担当。1号は表紙が2種類用意(macexpo配布用)という。持っている人がいれば高値買取。当時の編集者F井さんには今でもお世話になっております。
ちなみに内容はこんな感じ…
1994年 A4判変形 178P 定価580円
特集:愛と混沌のパソコン通信
世紀末ランデブー:荒木経惟 写真・伴田良輔、音と映像の弁証法的未来:坂本龍一+原田大三郎、フェイク・スクール:南伸坊、シムと生活:内田春菊、大星雲ショウ:とり・みき、 秋田昌美、中原昌也、永江朗、神足祐司、他
どっちかと言えば技術者よりの雑誌でしたが、ギヒョーの「さべ」も独特の味わいがありましたね。
「さべ」!ギヒョーといえば「マック・ブロス」もありましたね。