湯と夜と桜
R-18(G)パート
⚠️注意事項⚠️
・ベッドシーン(または過激なゴアシーン)が苦手な方は閲覧しないでください!
・本文章はエロ(グロ)を多分に含み、場合によってはキャラ崩壊が起きます。
・行為のシーンは必ずしも閲覧者の望み通りに行かない場合があります。
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「ん。ちゅ……はぁ。そういう龍影だって、凄い元気だと思うけど?」
龍影の手が自分の背中側を優しく撫で触るのに合わせてキスを繰り返しながら、流し込まれた愛情の分を返していく。
お互いにわずかに汚れた身体を洗い。そしてそのまま湯船に入りながらキスにふける。
――――隣でお湯に浸かっている台に対して見せつけるようにしている龍影と同じくらい、ケイはケイで台の情欲を知らぬ間に煽っていることに気付けない。
「俺のこと抱き上げるのが好きだよねぇ」
十分ほどの湯の中での軽い睦み合いの後、ケイは龍影に抱き上げられるが嫌とも言わない。のぼせを防ぐためでもあるわけで。
とはいえ龍影の挑発に乗った台が、彼女の下腹部を撫でて、更には怪しい笑みとともに放たれる色言葉だ。
「台って……えっちだよね。身体もそうだけど、言葉とか行動が」
より正確に言えば、台の行動が一層女子二人の艶やかさを増幅させているというべきなのだが。
ケイからすれば艶やかさを増す二人を見て、龍影に抱かれながら幸福を味わっていた。男の子は単純で、そして同時に思慮も巡らせていた。
主に、こうして好き合える光景を続けさせるべく、自分が頑張らねばなるまいと。
龍影に抱き上げられながらも、浴室からでたら綺麗に浴衣を着込むだろう。