フライフィッシングのロッド選びについて 知恵袋の某常連回答者さんが、初心者のフライロッド選びは、あくまでも「性能で選ぶべき」であって、ブランド名やその歴史背景で選ぶことを猛烈に批判してました。 まぁ、それは個人の価値観だからどうでもいいんですが・・・ その初心者が「性能で選ぶべき」として ①キャストフィール ②永久保証 ③作りの丁寧さ この3つの判断材料を満たすのが、 今から20年以上前のモデルである「スコットG」だとしてゴリ押ししていました。 しかしです、現代において、スコットGが①~③を満たしているかと言えば、絶対にそんなことはありません。 ①キャストフィールについては、これは誰でもご存じの通り、カーボングラファイトの進化により、スコットGを上回るフィーリングの竿なんて国産、外国産問わず普通にありますので、これがスコットGを押す理由になどなりません。 ②永久保証については、既に廃版モデルであるスコットGに、これから中古で買うオーナーに適用されるわけもないし、また、この永久保証については、何もスコットでなくとも海外の一流メーカーの高額帯ロッドだったら普通に受けられますから、これがスコットGを押す理由になどなりません。 ③作りの丁寧さについては、そもそもスコットは手作り感は大変高いことは間違いありませんが、むしろ大雑把なコスメであり、上品さとはまた違った手作りが故の粗も目立つロッドであり、低弾性カーボンのキャストフィールも含めた、どちらかと言えば「ジャジャ馬感」こそ、今現在スコットGを選ぶ最大の理由かと思います。 ですから・・・ 性能で選んだ結果、スコットG・・・というのは全く的を射ていない話であり、だからこそ「知ったかぶり」「猫に小判」だと僕は判断したわけです。 この僕の「知ったかぶり」「猫に小判」について、皆さん、どう考えますか?