ID非表示さん
2013/7/6 21:42
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小説の結末を選んでください。part.16 ♦♦♦♦♦♦♦ 題名「人類最後の七不思議~煌めく大樹の下で~」 ストーリー 2038年、東京大学の中嶋 泰明(なかじま やすあき)は長期化する不況と雇用対策のため、人類最後の七不思議の建造を国から依頼されていた。 そこで中嶋はエジプトのピラミッドやイタリアのコロッセウム、アメリカ合衆国の自由の女神に対抗できる七不思議として文献でしか読んだことのない「世界樹」を建造しようと思いたった。 しかし中嶋の心中は不安でいっぱいだった。 世界中に大樹は数多く存在するが、信仰の対象となった巨木はことごとく切り倒されていたからだ。 ♦大分県、日田市の「万年山(はねやま)の大樹」 ♦古事記に記述がある大阪府の「兔寸河(ときがわ)の巨木」 ♦ドイツ、パーダーボルンの「インスミール」 ♦聖書の「知恵の木」 ♦オーストラリアの「マウンテン・アッシュ」 そのいずれもが「邪教のより所となるから」、「船の建造のため」といった理由で伐採(ばっさい)されていたのだ。 だが日本国に七不思議をつくるため、やる意義はじゅうぶんにあった。 中嶋は木の組成分子であるセルロースとリグニンにカルフォルニア州で発掘されたコハクから取り出されたキノコの菌種「スベロン」をつぎたし、世界樹の苗に「環境が変わると自分のスタイルを変え、新しい環境に一番てきした構造になる」能力の付与に成功した。 世界樹は国立バイオマス研究所の協力もあり、日に見えて大きく成長していった。 そして木が成長するとともに日本国民の期待も否が応でも高まるのだった。 ♦以下より結末をお選びください♦ 1.コハクにはゴジラの細胞も含まれており、世界樹は超巨大植物モンスターになる。 2.コハクに含まれていた菌糸が爆発的に増殖して東京周辺は森林地帯となってしまう。 3.世界樹の根が地下鉄を通行止めにしてインフラに大打撃をあたえてしまう。 4.スウェーデンの類似計画「ユグドラシル・プロジェクト」により、東京の世界樹は完成から2年後にあっけなくギネス記録を更新されてしまう。 5.コハクに含まれていた菌糸は浮力を得る能力があり、東京一帯は天空の城ラピュタのように浮遊してしまう。
文学、古典・1,334閲覧・50
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