リサイクルPETボトルの蓋キャップを外す矛盾の真実を教えて下さい。 ・ 皆さん、ゴミの分別回収に協力されていますよね。 そのルール?らしきもので蓋キャップを外すようにされているようですが、理由にどうしても納得できない矛盾があります。 よく云われている理由で、蓋はスチロール樹脂等で本体のPETと材質が異なるので取り除くべきと云うのがありますが、蓋キャップのリング状に残った根元部分はPETボトルに着いたままで簡単には取り除けません。 また、半分程度のPETボトルは注ぎ口がPETボトルと異なるスチロール等の材質でPETボトル本体と溶着されている構造なので、本当に工業的にリサイクルする為にPET材料を分離して回収するつもりなら、リサイクル工場などでPETボトルの注ぎ口を鋸の様なカッター装置で切り離す加工を行います。 これに反して、わざわざコストを掛けて、人手でキャップを外したりすることは経済的に成り立たないので有り得ないことです。 以上から、蓋キャップを外すように指導しているルール?らしきものは全く無意味で、蓋はキャップは付けたままでゴミ出ししても何の問題も無いと思いますがいかがでしょうか? 更に、日本の繊維利用工場ではPETを繊維にしたポリエステル繊維の糸は一つのロールで20km程度の長さで、これを織って布にしています。 しかし、PETボトルをリサイクルして作った繊維はどうしても石油から精製して作った糸より純度などが劣るため布に織る時に途中で糸が切れて機械が止まることがどうしても増えることに成ります。糸を繋ぐ為、布の品質は下がり。同時に生産性も下がり。この為コストが上昇します。 以上から、PETボトルをリサイクルして作った繊維は石油から精製して作った糸よりコストが高く、反対に布の品質は低下してしまいます。 以上から、日本でPETボトルをリサイクルして作った繊維は需要がありません。でも、リサイクル補助金目当てにリサイクルしていることにして分別回収しているのが真実の姿です。 もっとも、中国の田舎ならば人件費が安かったので少し以前までは一部のリサイクルPETボトルは補助金を貰った業者が密かにある程度の金で売り渡して中国に輸出されていました。儲けの二重取りです。しかし、リサイクルするだけましかも知れません。ほとんどは、リサイクルせずに燃やしてリサイクル補助金を貰うだけですから。 まあ、リサイクルしても消費エネルギーはかえって増加するし、日本の布の品質は低下して競争力がなくなるのでので意味ありませんが。 一番合理的で良い方法はPETボトルに限らず石油系プラスチックは全ていい加減でもいいから集めて細かく裁断して石炭と一緒に燃やして発電することです。 こうすれば、石炭を燃やす量は減るのでCO2の排出は確実に減るし(石油系プラスチックは炭化水素なので半分程度は水素が燃えるので、石炭よりもCO2の排出は半分程度になるからです。)、 でも今は、PETボトル以外のプラスチックは可燃ごみとして生ゴミなどと一緒に燃やしているので発電にも寄与せずにCO2だけ発生させています。 再度云いますが、わざわざPETボトルだけを分別してリサイクルしているのはどうしてでしょうか? 本当は指定業者が税金から出る補助金貰うためと、そのおこぼれを役人が掠め取るための仕組みを維持するためだと思われますが、どうなんでしょうね?
武田教授は日本を代表する資源学の専門家です。彼の科学的な知見を金儲けに都合が悪いからといって、トンでも学者に仕立て上げているマスゴミやnetの嘘吐きは反省して下さいね。平成16年と平成26年でPETの再生技術が何倍も進歩したなんてありえない嘘なので、本当のリサイクル率は6%程度から改善しないでしょう。 PETの生産の伸び率の方が大きいですからね。グラフ読めますよね…
エコ活動、エコライフ・4,820閲覧・50
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