観光地のお土産の「製造者」表示について、この頃『販売者』の表示はあるのですが、『製造者』の表示が無く、誰がどこで作ったのかわかりません。 確かに苦情を言うには販売者に言えば良いのでしょうけれど、どこで作ったのか、誰が作ったのかを明示しないのはおかしいと思うのですが。 ○○みやげ がその地で作られたものでは無く、地名のシールを張った万能品、なんてのはご愛敬ですが、購入時に製造者がわからないと言うのは如何なものでしょう。 中国で製造して日本の観光地に運んできても、「知恵袋峠名物▲▲餅」「販売者Yahoo商事」と書かれては正体不明のものを買わされていることになると思うのですが。

現在の食品表示法（たしか数年前に改正になったはず）では、製造者の氏名や住所等をも明記することになっていますが・・・。 そのお土産、もしかしたら違法じゃないですか？ http://www.om-print.co.jp/JAS/jas.html 私が以前バイトをしていた印刷会社では、饅頭などのお土産の包装紙なども印刷していました。 地元の和菓子の会社からの注文ですが、例えば一つの饅頭でも、包装紙のタイトルと販売業者名を何通りも差し替えて全国の有名観光地用の包装紙を印刷していました。 つまり、同じ饅頭でも包装紙のベースの絵柄は皆同じままで、「○○峠名物温泉饅頭」「販売者○○商事」の部分だけ差し替えていたのです。 でも、製造者名は、どれもその和菓子の会社の名前でしたよ。 もしかしたら、悪質な販売業者になると、製造者が地元でないと消費者の不信を買うと思って、あえて製造者名を印刷しないのかもしれませんね。