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某日記(後期)
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某日記

(後期)

平成18年9月21日(木曜日)

昨日

体調不良で一回休み。

幽体離脱してライブ。

CE meets valkyr skirt

「尿道をぶちまけろ」というフレーズがポップアップしたんですが脳やられてますかね。

what's lyrical

最近、リリカルという言葉の意味がさっぱり分からなくなった。私の漠然とした感覚では、これは乙女チックとほぼ同義だったり、あるいは、ビル・エヴァンスのルバート気味の演奏を評してリリカルという言葉を当てたりするようなのは理解できる。

でも、ちょっと待ってほしい。本当にそうなのか。とりあえずぐぐってみよう、 リリカル で。

……そう、今やリリカルなのはリリカルなのはなのだ。でも、リリカルなのはのどこがリリカルなのか。私にはさっぱりわからない。それどころか、(住民がなのはさん大好きなことで定評のある)某板某スレでは、今回のタイの政変を「リリカル☆クーデター」と呼んでいたりさえもする。もはや何がなんだかわからない。

辞書をひいてみると、たとえばこんな感じのことが書いてある:

━━ a. 叙情詩調の; 〔話〕 熱のこもった; 大げさな.
私の漠然とした感覚はとどのつまり叙情詩調に一致するのだと思うが、一方のなのはさんの枕詞としてのリリカルというのは、たとえばなのはドクトリンすなわち話を聞いてーと叫びながら最大火力で砲撃するなのはさんの熱のこもった大げさな様子を表しているんじゃないか。そんな予感がする。

え、なに? リリちゃ箱? 単に都築が武装錬金にかぶれて路線がおかしくなっただけ? あーあーあー聞こえなーい。

平成18年9月22日(金曜日)

今日

<子猫殺し告白>坂東さんを告発の動き…タヒチの管轄政府 - 本題は外国のことなのでいいとして、とりあえず解説がマヌケだ。今回の記事に寄稿された文章は問題となった元の文章を要約して繰り返してるだけなんだが、この文章にしろ元の文章にしろ、こんなものを読んで一石を投じたと解釈するのはあまりにオメデタイ。これは、一石を投じるものであるかのように悪質にカモフラージュされた(それは筆者が無意識のうちに自分自身を騙してるだけなのかもしれないが)歪んだナルシシズムの発露に過ぎないだろうに。

今回の文章にしても、一石を投じてる部分があるとすれば

ペットに避妊手術を施して「これこそ正義」と、晴れ晴れした顔をしている人に私は疑問を呈する。
というところだけだ。確かにこの一文を抜き出せば一理あるんだ。もっとも、私は「ペットに避妊手術を施して『これこそ正義』と、晴れ晴れした顔をしている人」というのが果たして実際に存在するのかどうかはわからないし、この「まるで見てきたような文章」を鵜呑みにする気にもなれないけれど。

いずれにしてもこんな「単体で取り出せば一石を投じたように見える物」を論じても意味がなくて、これを全体の文脈の中に置いた時にこの作家の主張が見えてくる。この部分は単体で存在しているわけではなくて、冒頭に出てくる次の文章と対になっている:

生まれたばかりの子猫を殺す時、私は自分も殺している。それはつらくてたまらない。
この文章を念頭において今回の文章を読んでみれば、この筆者が何を言いたいのかは明確になってると思う。つまり、自分の手で子猫を殺すということについて悩み考えあぐねた結果としてそれを行うということが、さも何も考えずに去勢という手段に安易に飛びつくことよりも高等であるかのように主張してるだけなんだな、これは。少なくとも、そう主張することによって自分をなぐさめているだけに過ぎないように私には見える。どっちにしても未来永劫親猫が去勢されつづけるか子猫が殺されつづけるだけじゃねえか。そもそも、動物に対して人間の都合を押しつけるのは自分勝手な傲慢さと言っておきながら、親猫の去勢という手段を忌避して子猫を殺すという手段を択んでいるのは他でもない自分の人間としての発想から出た理屈だろうに。こんなくだらん欺瞞で何か言ったつもりになってるってのは「『これこそ正義』と、晴れ晴れした顔をしている人」と何が違うというのか。晴れ晴れしてるかメソメソしてるかだけの違いしかない。それが分からんとはなんて鈍感な奴だ。

特に今回の文章の方が顕著なのだけれども、結局これは「去勢より子猫殺しの方がマシ」ないしは控目に言っても「去勢以外にも子猫殺しという方法も認められるべき」という主張とほとんど同じ物であって、たとえば「去勢にも、子猫を殺すという方法にも頼らずに問題を解決する方法を模索するべき」という主張ではない。一石なんて全然投じてない。自然状態においては、これは単に良く似た二つの方法のどっちを選ぶか、という好みの問題に過ぎない。しかしながら、もちろん我々は自然状態なんぞで生きているわけではないから、社会的規範の上で、親猫の体を管理するのと子猫の命を管理するのとどっちがマシか、という問いに還元される。私は猫好きでも何でもないけれど、現在の常識(その妥当性は一応疑うべきだとしても)に照らしてみれば、この問いに対する結論はほとんど明らかなことだと思う。

もちろん私は猫じゃないから、本当に猫にとって何がマシかなんてわかりゃしねえし、突き詰めればどうでもいいことだし、それを「多角的で本質に迫る議論(この言葉も単なる逃げだね)」とやらで解決できるのかどうかもわからねえけども。ただ単に、この作家にも解説書いた記者にも「寝ぼけたことを言ってるんじゃねえよ」と、私はそう言いたい。

平成18年9月26日(火曜日)

今日

雨。だるい。

「GPLv3は危険」〜複数のLinuxカーネル開発者が共同声明 - セクト闘争乙。

平成18年9月27日(水曜日)

昨日

あのことぼくのいえ / タアモ - 別コミでは、とりあえずこの人と宇佐美真紀の二人は押さえておかなければなるまい。とはいうものの、本誌は買ったことが無いのだけれど。

この本は、高校の寮で飼われている犬の一人称で書かれた短篇三連作(+別の短篇が一篇)。一人称という意味ではこの犬が主人公と言えるのかもしれないけれど、実際には各話の主役はそれぞれ設定されていて、むしろ犬は全ての話を貫く脇役と見るべきだと思う。設定は良くできていて、寮生が一週間交替で散歩に連れていくことになっているから、それぞれの週の寮生(一男二女)が主役になって話ができてる。

作風的には宇佐美真紀と良く似てるというか、絵はだいぶ違うのだけれども。叙情的な内容のオムニバス形式という点では春行きバス(1) / 宇佐美 真紀と双子の関係にあるようなところはある。これが最近の別コミの傾向なのかもしれないので、本当は本誌をちゃんとチェックするべきかもしれない。それはともかく、この人の短篇集はこれも含めて三冊出ているけれど、どれもお薦め。

短篇オムニバスつながりで、急に Snow Fantasy が読みたくなったので君にストレート / やぶうち 優を引っ張り出して読む。 Snow Fantasy も愛着を持てる小品の一つ。

電脳ビリーバーズ(1) / 海月 志穂子 - あー、なんか「3人で愛しあいましょ」のころの海月センセイが戻ってきた感じだ。万人にお薦めできるかどうかはともかくとして、俺は好きだ。

ハツカレ(9) / 桃森 ミヨシ - クライマックス近い。

たまごのきみ。(3) / 住吉 文子 - ナンセンスギャグコメディなんだが、安心感があるなぁ。木村太彦に通じるところがあるけれど、あそこまでコテコテではない。ツンデレ親父自重。

惑星のさみだれ(2) / 水上 悟志 - 東雲さん死す! 号泣。

今日

lib/34632: isalpha() and possibly other ctype functions segfault - これは FAQ なんだよなぁ。NetBSD も「フレンドリー」にすべきなのかのう。少なくとも私が「フレンドリー」な方法を採用しなかったのは意図的なもので、要するに、移植性のない書き方を容認するような態度は取りたくないということなのだけれども。ただ、これは再現性のないバグの温床になるのも確かなので、難しいところ。つまり、これは常に落ちるとも限らない。単に変な値を返すだけのことがある。Christos の言う NULL ポインタの例とはそこが異なる。個人的には逆に、確実に SIGSEGV で落とすために配列の手前にバリアページを置きたいくらいなのだが、そこまでパラノイアなのもねぇ。

長崎新聞 過去のニュース 2006年7月29日(土) - 「佐世保バーガー2店舗が駅前から立ち退きへ」

県の要綱では、この二店のような仮設店舗で扱うハンバーガーは「既製品の具材(ハンバーグ)を加熱して提供するものに限って認める」としている。だが、両店はハンバーグ以外に野菜も含め焼いた具材を入れていた。

The source of SPAM - 変な子警報発令! ジャーンジャーン

平成18年9月29日(金曜日)

昨日

「話してくれ」と言われたので会社休んで文教グリーンコートに行ってきた。 g新部氏の雄弁というものを生で見られて面白かった。

ジンギスカン。ネタ土産二点はウケたようで重畳。受賞者はだいたい決まったので、心当たりのある人は肚を括っておくやうに。

快感温度n℃(1) / むつき つとむ - エロ漫画。

にゃんにゃがにゃん / いわおか めめ - 初連載単行本化というと語弊があるけれど、ちゃおで一人前の作家として認められるための通過儀礼であるところの本誌三回集中初連載作。頭身が低い絵のタッチや話の内容はどうしても低年齢向けのきらいはあるけれど、漫画的な意味で画力のある人。こんな感じの絵 。 こういうところには、あえて頭身低くデフォルメしたイラストを持ってくる人がいるけれど、この絵はデフォルメではなくて普段からこの頭身。私としては、ちゃおの連載陣でコミックスを無条件に買うリストに入っているもはや唯一の人。

主人公が道端で見付けた猫に猫かわいがりしたら(このへん紆余曲折あり)、実はその猫は魚を食うと猫と人間に交互に化ける一族の男の子で、勝手に婚約者にされる、という話。その男の子の家は金持ちなのだが、使用人まで同じ変身体質を持ってるのが可笑しい。クールなメイドさん萌え。おすすめ。

君のオーダー★メイド / 陣名 まい - 何か知らんが意味もなく主人公がメイドになる漫画が多い陣名センセイ。この連載も主役の男キャラ(金持ちのボンボン)がマグロ漁船に乗って音信不通になるとかいろいろ問題の多い作品。併録の読み切りは、ちゃお DX だったか季刊のころの ChuChu だったかで読んで、斜め上展開に爆笑。要約すると主人公尻丸出し。やっぱり問題が多い。正直万人にはお薦めできないけれど俺は一生ついていきます。

今日

馬車道。うまー。

セバスチャン・ローブが骨折、WRC次戦トルコ欠場へ - なにやってんだお前 :D

いや、このところの WRC はローブが異次元の速さで誰も付いてけないわけです。本来ターマックの方が得意なはずのローブに対して、本来グラベルが得意なはずのグロンホルムがグラベルイベントで途中まで付いてゆくのがやっとというありさま。ペター? 誰それ。今年はスバルが異次元の遅さでどうしてくれよう。

というわけで、三年連続年間チャンピオンに向けて死角無しと思われていたセバスちゃんですが、普段乗りなれていないマシン(MTB)でのグラベルイベントに意外な弱点を露呈というところで、セバスちゃんは来年までにこの弱点をちゃんと克服しておいてくださいね! あと、ペターさんはロードセクションで岩に突っ込んだりしないようにお願いしますね!

平成18年9月30日(土曜日)

今日

ドトールでマターリ。

某所で「まともに漢字英字混じり文を組んでくれるブラウザがないねえ」という話で、流れが「英数字一文字のときと二文字以上のときとでは手で全角半角を切り替えて打ち込む」というところに至った:

  • 「でも、mohta 氏から『全角って何?』って言われるんだ」
  • 「今なら otsune 氏から『それはバッドノウハウと認識して使うべきだ』と言われる」
ここから「otsune 氏は mohta2.0 ないしは void2.0 である」という知見が得られた。