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異世界にクラス転移で召喚された男子高校生、目の前で親友を殺されたため召喚者国家に反逆す - 第2話 クラス転移
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異世界にクラス転移で召喚された男子高校生、目の前で親友を殺されたため召喚者国家に反逆す  作者: XX
第1章:望んでいないクラス転移で

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第2話 クラス転移

「どうしたマサヤ? えらく遅かったな? ウンコか?」


 俺が仏頂面で教室に入ると、先に教室入りしていたソウジが俺にそんなことを言って来たので


 俺は


「ちげえよ。何故か鏡が急に割れたんだよ。で、職員室に寄ったんだ」


 俺は笑い飛ばすような感じでそう返して。

 ソウジの前の席……自分の席に座った。


 ソウジは俺の答えに


「……鏡が急に割れたのか」


 そう言いつつ、思案顔で顎に手を当てて


「確かグリフィスの傷って現象が実際にあった気がする。それなんじゃないか?」


 ……グリフィスの傷ぅ……?


 知らなかったから訊ねると、


 昔読んだ小説の受け売りだぞ、という前置きで。

 説明してくれた。


 どうも、鏡に目で確認できないような小さい傷が無数に出来たとき。

 それが振動や熱膨張なんかで力が掛かって割れると。


 そういう現象があるとか。


 フーン……

 変な現象だけど、そういうこともあるんだな。


 まぁ、別に良いけどさ。

 別に俺は自分がカッコイイとも思って無いしな。


 自分を映した鏡が割れても、別にそれはそれで

 女子なら傷つくかもだけど。


 そんな話で、俺が会話を続けようとしたとき。


「悪い。ちょっと待ってくれ」


 そう言って、ソウジは席を立った。

 そしてつかつかと、教室の2つの出入り口のうち、片方の前でたむろってる連中……


 この学校の不良グループに近づき。


「悪いが、出入り口の前でダベるのをやめろ。邪魔だ」


 そう、簡潔に言い放つ。


 言われたそいつら……


 男3人と女1人。

 そいつらは


 露骨に舌打ちをしたが、素直に従った。


 ……こいつら1回、ソウジに散々な目に遭わされたからな。


 こいつらが、前に言った「いじめをやってた奴ら」なんだよ。


 そんでソウジの奴が法的に、損害賠償を100万円近くこいつらに請求して。

 こいつらの親がそれを払わされたんだよな。


 そのときはまあ、見苦しかったよ。


 法律を持ち出すなんて汚いとかなんとか。

 弱い者いじめだとかなんとか。


 何がだ、ってな話だよ。

 弱い者いじめをしていたのはお前らだろ。

 ソウジは法律を駆使しただけだ。


 そしてソウジはドブカスどもに一切の容赦をしないで徹底的に追い詰めて。

 キッチリ金を毟り取った。


 それで得た金は経費を差し引いた後、残りを全額寄付してさ。


 あんな奴らから得た汚い金はこうするのが最適だ。


 コイツはそう言ったんだよな。


 我が親友ながら、カッコいいと思ったさ。

 正直あのとき、俺はコイツの友人であることが誇らしかった。


 ソウジに退去を命じられた不良グループの奴らは、教室外に出るのが悔しいのか。

 解散せずにメンバーの席周辺に移動して会話を再開する。


 イラっとするが、こいつらも一応クラスの人間ではあるわけで。

 出ていけとまでは言えないわけだ。


 しょうがない。


 意識を切り替えて俺はソウジと


「そういや昨日、トオルの奴からメールが来たんだけどさ。お前のところには?」


「あれか? 相談と称したノロケメール」


「そうそれ」


 もう1人の親友の話を開始した。


 そいつは中学のときからつるみ出した男子で


「おはよー」


 って。


 言ってる傍から、そいつが来た。


 ガクラン姿でリュックを背負った、爽やかフェイスのイケメン野郎。

 虎口コグチトオル


 中学校時代からの俺たちの仲間。


 コイツはソウジの奴と同じ小説家のファンだとかなんだかで。

 簡単に言うとソウジ経由で親しくなったヤツだ。


 ちなみに俺が彼女いない歴=年齢なのを気にする原因になった男でもある。


 友達が多い奴なんだが、何故か彼女が今まで出来なくて。

 不思議に思っていたんだが、とうとう最近彼女が出来た。


 その彼女はクラスメイトの女の子で……


「あれ、岩戸さんは?」


 傍にいないからそう訊ねると


「自分の席にいるよ」


 トオルが目線で示す。


 目をやると……


 いた。

 岩戸さん。

 トオルの彼女。


 小柄でショートの黒髪で真面目そう。

 そんなウサギのようなイメージの可愛い女子。

 女子の制服のセーラー服が似合ってる。


 岩戸さんは、自分の席で1限目の準備をしていた。

 いつもはこの時間帯は一緒に居るから。


 妙だな。


 そんなことを思っていたら


「1限目の英語の課題で、致命的なミスに気づいたから修正したいんだと」


 そんなトオルの補足。

 なるほど。


 ……確か自分の趣味を英語で説明しろとかいう課題だったよな。

 俺は大丈夫だろうか……?


 そう思った俺が、机に吊り下げている鞄から英語のノートを引っ張り出そうとしたとき。



 突然俺の視界は真っ白になり。



 次の瞬間



 俺たちは見知らぬ場所に居た。

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