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最低最悪の悪役令息が外道のダンジョンマスターになる! ~公爵家令息の俺が、トゥルーエンドの断罪で家族全てを失い国外追放される。そしてダンジョン・サポーターになったが、此処でも俺は追放された! - ああ、絶対だ!
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ああ、絶対だ!

メインヒロイン放置は、思っていた以上の罪悪感でした。

 

 2週間後……


「おめでとうございます!」

「ありがとう」


 これで、ソフィアも俺達と同じDランク冒険者になった。

 冒険者にとってDランクは、一人前の証となり、ソフィアにも俺達という補助輪が不要になった。


「ソフィアさん、Dランクになった記念に何か依頼を受けますか?」

「ごめんなさい。シン達と予定が有るから今日は止めとくわ」

「畏まりました」


 冒険者ギルド内に併設されている酒場に移動して改めてソフィアのDランク昇格の祝いの言葉を贈った。


「おめでとう、ソフィア」

「ありがとう、シン」

「Dランク昇格、おめでとうございます、ソフィアさん」

「ありがとう、リン」

「おめでとうだ、ソフィア」

「ありがとう、キサラ」

目出度めでたいのじゃ」

「ありがとう、サクナ」

「おめでとうであります」

「ありがとう、シャナ」

「おめでとう~、ソフィア~」

「ありがとう、ユーリ」


 これで、一区切りが付いたな。

 つまりは、ソフィアは独り立ちして自由に他国にも行く事が出来る様になった訳なのだが……


 手放したくねぇーーー!


 確かに、俺は外道で鬼畜で、一部の女に生き地獄を味あわせているけどな!

 それでも、前世と今世の心に残っている綺麗な部分が叫ぶんだ。

 ソフィアを手放すなと!


 俺の正体を話すか?

 ソフィアは、勘当され家から追い出された上に、裏で暗殺され掛けていた。

 だから、世間的にはソフィアという貴族令嬢は「病死」で発表される筈だ。

 名前に関しても、言い訳なんぞどうとでもなるし、多分、ダンジョンからドロップするアイテムや、宝箱から出るアイテムの中に、変装系も有る筈だ。

 後は、俺の女性関係のヤンチャは、貴族的な優先順位等を守れば許してくれる筈だ。

 もう少し、後ろを気にせずにヤンチャしたかったが、ソフィアなら良いか。


 ……今夜、ソフィアに話そう。


「ソフィア、Dランク昇格の祝いだ!

 店を予約したから行こうか」

「はい!」


 この後、予約した店で滅茶苦茶、飲んで食べて騒いだ。


 領主館で夕食を食べて風呂に入り、俺は待っていると、言った時間に扉をノックする音が部屋に響いた。


「どうぞ」

「失礼します、シン」


 部屋に入ってきたのはソフィアだ。


「大切な話と聞きましたが……」

「ああ。とりあえず座ってくれ」

「……はい」


 俺はソフィアに、ソファーに対面に座って貰った。


「それで、シン。大切な話とはなんでしょうか?」

「先ずは、ソフィアの今後の予定や目標を聞きたい」

「はい。わたくしは……」


 ソフィアの話した内容は、この都市で旅の準備をしつつ、冒険者ランクを上げ、仲間を募り、少なくとも2年以内には、都市を出て旅をしながら、とある「男性」を探したいという事だった。


「ソフィア。その男性とは?」

わたくしの婚約者のアルコジル様です」

「ソフィアには婚約者が居たのか」

「はい。……と言っても、公式書類上は『元』が付き、他人となっています」

「探す目的は?」

「アルコジル様もわたくしも既に貴族ではありません。ですから、貴族のしがらみを気にせずにアルコジル様と共に歩みたいと思っています」

「そうか……」


 良かったーーー!

 やっぱり嫌われて無かったんだー!


「……ソフィア」

「はい」

「ソフィアに会わせたい人がいるから、明日はどうだ?」

「……分かりました」



 ソフィアside


 わたくしのDランク昇格祝いの帰り道で、シンが、とても真剣な顔で言ってきました。


 大切な話がある、と。


 その時のシンの顔を見ると、わたくし、アルコジル様という心に決めた方が居るのに、胸が「キュッ」となりました。

 この時も、別人の筈なのに、シンの顔がアルコジル様と重なって見えた時は、胸が苦しく熱く感じましたわ。

 その夜、シンに言われた時間に行きましたが、シンを信頼しつつも、「もしも」を考えて気構えてしまいました。

 しかし、話はわたくしの今後の予定と会わせたい人がいる、というだけ。

 あんなに真剣な顔で、わたくしに会わせたい人なんて、誰かしら?

 アルコジル様……では無いでしょう。

 では、誰なのかしら……



 シンside


 また、夜中に領主館を抜け出してダンジョンに行き、準備をした。

 翌日、俺達とソフィアは、2時間掛けて我がダンジョンへと向かった。


「シン、わたくしに会わせたい人はダンジョンに居るの?」

「ああ」


 適当な行き止まりに到着すると言った。


「ソフィア、少し目を瞑って欲しい」

「分かったわ」


 ソフィアは俺を信じ、目を瞑った。


「右手を握ってもいいか?」

「ええ、どうぞ」

「ありがとう、ソフィア」


 そして、ダンス以外で初めてソフィアの手を握る。


 ……ソフィアの手、柔らけー!


 ソフィアの手の柔らかさを味わいながら、転移をする。


「目を開けてくれ、ソフィア」

「……此処は?」

「ダンジョン最下層だ」

「……え!?」

「お帰りなさいませ、シン様」

「ああ。では予定通りに」

「畏まりました、マイロード」

「マイロード?」

「ソフィア様、ご案内いたします」

「彼女に付いていってくれ、ソフィア」

「わ、分かったわ」

「俺達も、後から行くから」

「絶対よ!」

「ああ、絶対だ!」


 そして……




厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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