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転生して『神』になってしまいました!? - 新入生の様子がおかしいようです!?
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転生して『神』になってしまいました!?  作者: 柴田優生


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新入生の様子がおかしいようです!?

結果、みぞれは優勝した。決勝戦も、持ち前の考察力を活かして、敵にとって不利な立ち回りをしていた。みぞれほどに考察力が発達していないFクラスの生徒は、次々に蹂躙されていったのだった。・・・本当に、Fクラスの生徒なのかと疑うくらいに。


「まぁ、あいつがいいならいいか」


結局、俺は初戦負けとなった。教師には、


「前の試験は合格していたようだが・・・。どうしたんだよ。正直、俺はお前に期待を寄せていたんだぞ?」

「期待も何も・・・。まぐれですよ」

「まぁ、初戦で戦った相手が優勝者な訳だからな。でまぁ、評価についてだが・・・お前はFクラスの中でも底辺になった。おそらく、次試験を落としたら退学になるだろうな」


とのことだった。だがまぁ、これで良かったと思う。



そうして俺は、試験も終わったことなので、とある人物のところへ向かっていた。


「いるかー」


俺は、その部屋をノックした。すると、数秒も経たないうちに、


「え?ど、どうしたんですか?」


扉が開いた先には、Fクラス最強となった、夢川緩涼が立っていた。


「とりあえず、上がることは出来るか?」

「あ、はい。ど、どうぞ」


そう言いながら、俺はみぞれの部屋に上がった。


「試合、全部見てたぞ。まずはおめでとう」

「ありがとう。と、いうか。貴方があんなことをしなかったらおそらく優勝なんか出来なかったと思うよ」

「あんなこと?だからあれは、お前がやったんじゃないのか?」

「違います。まだ、しらばっくれるつもりですか?」

「しらばっくれるも何も、俺は誰かに攻撃をされてへばったわけだからな。それしか、知らない」


あくまで、俺は知らんふりを切る。


「それで、一つ気になったんだが、お前は評価どうなったんだ?」

「えっと、優勝したのと、試合中の立ち振舞いが優れていたことが評価されて・・・昇格しました」

「おぉ。よかったじゃないか」

「・・・納得なんて、行きませんよ。私は、真実を知っているわけですから」

「さて。なんの事かわからないが・・・。まぁ、とにかくおめでとう。別のクラスでも頑張れよ」

「貴方は、私が別のクラスに行くことに関して、どう思っていますか?」

「どうってまぁ。安心と祝福が多いかな」

「・・・そうですか。それでは、夜も遅いですし、そろそろ帰った方がいいんじゃないですか?」

「んまあ。そうだな。それじゃ、頑張れよ」

「貴方こそ・・・頑張ってください」


そうして俺は、みぞれの部屋を後にした。別のクラスに行ったことに関しては、正直精々したの方が強い。



そうして、次の日登校した頃には、みぞれの姿はなかった。変わりに、上のクラスから降級してきた生徒が、数人いた。降格してきた生徒は、不服そうにしていた。そりゃそうだ。元々は最弱クラスよりかは上だったのに、今となっては自分が最弱クラスにいるからだ。


「それじゃあ、新加入の生徒もそこそこいるが。変わらず授業を始めていく」


そう言いながら、教師は黒板に体を向けた。さて、これからどうしようなぁ。次の試験、落としてしまったら退学になるだろうし・・・。


「・・・あわあわ!!」


俺の目的を遂行するには、そろそろ位を上げていかないと行けないかもしれない。


「・・・あわあわ!!」


でも、本気を出すわけには・・・。


「あわあわ!!」

「うるさいな。何してんだ」


さっきから、あわあわと言いながらあわあわしている。隣の席の奴が、ずっと騒がしいのだ。


「え、えっと。筆記用具を忘れてしまって・・・」

「それくらいで騒ぐな。・・・ほら。使え」


そう言って、俺は余っていたシャーペンを彼女に差し出した。


「あ、ありがとうございます・・・」

「静かに、授業受けろよ?」

「は、はい・・・」


え、え?・・・え!?な、なんか・・・。格好良くない!?私の名前は、希空そら。実は、つい先日この学園の入学試験に合格して、最弱クラスのFクラスから新たなる学園生活をスタートさせた、見習い実力者だ。そんな私の、初授業で筆記用具を忘れてしまった。どうしようかとあわあわしていたら、隣の席の男の子にシャーペンを譲り受けたのであります。その姿が、何故か・・・。


(か、かっこいい~~~~!!!!)


何気ない動作。普通の優しい人だったら、別に誰でもするような行動。なのに、何故か私の胸は高揚し続けている。胸の鼓動が、激しくなっている。


(き、聞こえてないよね?)


もし、これが彼に聞こえていたら恥ずかしい。この気持ちって、まさか・・・。


(い、いやいや。授業に集中しよう!!)


初授業なのだ。強くなるためにも、しっかり話を聞くことにしよう。私は、そう決めるのであった。

・・・にしても、それよりもチラチラと、彼の方を見てしまう私であった。

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