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ダンジョンのある日常~とあるテイマーかく戦えり~ - 第33話 原爆ドームダンジョンその3
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ダンジョンのある日常~とあるテイマーかく戦えり~  作者: 那田野狐
ダンジョンのある日常

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第33話 原爆ドームダンジョンその3

閲覧・感想・ポイント評価・ブックマーク・誤字報告・いいねありがとうございます。

 原爆ドームダンジョン第11階層からは出現するモンスターが2体になる。

 ペンタントちゃんの解説によると、陣取りで領地を取られた者が取った者の配下になるので、月末になると下手すると十数人のパーティーを相手に戦うことにもなるという。流石上級ダンジョン。

 もっとも本格的に連携を取ってくるのは第30階層以降なので、連戦にはなるけど数の優位は変わらない。


「エンジェルが2体来た」


 心ちゃんが指差す方向から、パタパタと白い羽を羽ばたかせながら、デフォルメされた赤ん坊のような生物が飛んでくる。


「位置取り気をつけて」


「おいさ!」


 心ちゃんの指示に隆司くんが応えて位置取りを変える。

 自分はパチンコで手前のエンジェルに石礫をぶつける。

 するするとチビが前衛に入り疾風が後衛に入って槍で攻撃。

 心ちゃんが魔法のステッキというかどう見ても鈍器なメイスでエンジェルをぶん殴る。

 ダンジョンに出現するエンジェルやインプは人型だけど、見た目はデフォルメされた二頭身なので縫いぐるみ感が強い。なので攻撃しても絵面はそれほど酷くならない。まあ、それでも批判する層はいるけどね。


「ぎゃ!」


 手前のエンジェルが魔石を落としながら消えて、後続のエンジェルが出てくる。


「せい!」


 隆司くんがロングソードでエンジェルの羽に突きを入れる。


「ル~♪」


 エンジェルが少し高度を上げてさえずる。


 ポウ


 淡い光が攻撃を受けた羽を包む。どうやら回復魔法を使ったようだ。

 う~ん回復魔法が使えるモンスターはテイム出来るならテイムしたいけどたぶん無理。サクッと倒しましょう。


「テイム出来ないから倒しちゃって!」


「ほいさ!」


「了解!」


「にゃあ!」


「わんぉ!」


 数の暴力アゲイン。あっという間にエンジェルは魔石を残して塵に還る。


「うん。強化されているエンジェルでも二体なら大丈夫っぽい」


 隆司くんが呟く。


「月末だと天使と悪魔の連合軍とかも普通にあるらしいよ?」


「それは洒落にならない」


 笑いながら次の階層のある方向に進む。


 ふと・・・視界の隅、枯れた立木の根元にうずくまっているモンスターを見つける。

 見た目は白と黒のツートンカラ一のおかっぱ髪。服はボロボロで所々焦げている。体育座りをしていて顔は膝小僧の上に乗せている。いわゆる悲観にくれた状態である。


「美里ちゃん美里ちゃん」


 トントンと心ちゃんが肩を叩いてくる。どうやらツートンカラ一のおかっぱに気がついたようだ。


「おい・・・どうやら抗争が見られるぞ」


 隆司くんがこっそりと告げる。見るとおかっぱに近づく2体のエンジェルが・・・


「おかっぱって、色合いからハーフ種だよね?」


「多分ね・・・」


 ペンタントちゃんの方を見ながら答えを返す。あのおかっぱもペンタントちゃんもツートンカラーだからね。


「で、どうする。漁夫の利狙う?」


「う~ん。それはしないかな?」


 隆司くんの問いにそう答える。


「それはハーフインプだから?」


「そうだね。出来ればハーフインプはテイムしたい。漁夫の利を狙ってうっかり倒したり倒されたくないかな」


「「了解」」


 隆司くんも心ちゃんも同意の言葉を返してくれる。


『どういうこと?』


『目指せペンタントちゃんのテイム』


『なるほど・・・どういうメリットが?』


『遠征の枷が外れるのは大きいぞ?』


『学生だけどな~』


『開拓者をやるなら仲間は長いほうが良いぞ』


『特にテイマーはその傾向が強いからな』


 どうやらテイマーに詳しいリスナーがいるようだ。


「取り敢えずエンジェルを攻撃してください」


「「任せて!」」


「わんぉ!」


「にゃあ!」


「はいっ!」


 心ちゃんと隆司くんと疾風が勢いよくエンジェルに突っ込む。

 チビが小さく回復呪文を唱えて、ハーフインプに飛ばす。

 ハーフインプが驚いたような顔をしてこちらを見る。

 そして、モンスターとは思えないような笑顔を浮かべる。

 え?なにが起きているの?ハーフインプは笑顔のままこちらにパタパタと飛んできた。

まあ、お約束の展開ですね・・・

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― 新着の感想 ―
そういえば、昔から一部界隈で囁かれてました。戦隊モノによる、多(戦隊)対一(怪人)の集団暴行(笑)数の暴力恐ろしい、どっちが悪なんだかw
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