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【一二三書房一次通過作品】異世界召喚の代打に、神様転生させてもらった僕が、自重せずにハーレムをつくりながらスローライフを目指す話 - 第四十二話 お小遣い。
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第四十二話 お小遣い。

二話目です

「ふぐ~~ふぐ~~ふぐ」


 暫し存在を忘れていたが、今回の事件の主役の隅に転がしている豚王子の唸り声が煩い。

 まあ、今は二人きりになので仕方ないか。

 なのでこの豚の醜い声が聞えるのは当たり前ではある。


 ポンポン。


 僕は手を叩く。

 この行為自体に特別な意味は無い。

 唯、これからやる事を考えると僕が陰鬱な気分になるから気を落ち着けてるのだ。


「さて」


 あの後、僕は皆に無理やり観光を勧め外に放り出した。

 別に皆を邪険にしてる訳でない。

 

 追い出した理由として、サキ姉さんがネームを完全に書き終えたのも無論ある。

 どこか区切りが良い所で止めさせないと暴走するからね。

 結局、ネームだけ終え、原稿はククル村に帰ってから執筆する事になりました。


 というかネームの段階で止めないと、今すぐにでも原稿用紙とインクを手に入れ執筆しそうな勢いいだったな……。

 それはあんまりだがら泣いてサキ姉に止めてもらいました。

 この部屋でインクをぶちまけられでもしたら嫌だしね。

 ……ククル村のサキ姉さんの個人部屋ような惨状にならなくて良かった。(安堵)

 まあ、僕の目の前で薄い本を画かれるのは一番嫌だというのもあるが……。

 すんなり聞き入れてくれて助かった。

 本当に。(遠い目)

 あのままだとノイローゼになるかもと思っていました。(溜息)

 

 ま……まあ~~いいか。

 とにかくこうして全員観光に送り出しました。

 無論ですが無一文で放りだしていない。

 一人につき小銀貨三枚を与えた上でです。

 特に孤児院組は物凄く喜んでいました。


 というかシスター。

 あんたは成人なんだが……。(ジト目)


 四歳児にお小遣いを貰ってんじゃないよ。(溜息)

 本当にもう情けない……。

 クリスとサキ姉さんは王族とはいえ子供だしまだ仕方ないよ。

 それにサラ姉は年齢不詳だ。

 だけど一応は見た目は子供だし。

 だから別にお小遣いを上げるのはいいよ。

 なのにさあ……。

 何で大人のシスターは僕からお小遣いを貰ってるの?

 何考えてるの?

 年少組にお小遣いを渡してる間に物欲しい目で僕を見るし。

 指を咥えてまでさあ~~。

 頭痛いなあ……。


「カイル~~私へのお小遣いは?」


 と直接強請らないでくださいな。

 大人でしょう。

 四歳児にお小遣いを強請る元魔王。

 なんてのは世間的にどうなんですかね……。

 普通は逆でしょう!

 

 頭痛いです。本当に。

 魔王のイメージが……。

 魔王のイメージが崩壊する。

 最近のシスター改め、元魔王ってのはこんな事ばかりですか……。

 超斬新。

 『四才児にお小遣いを強請る魔王』。

 嫌過ぎる。

 嫌な新感覚の魔王だ。


 ドラゴン達五人組はお金の使い方が良く分からないみたいでした。

 なのでサラ姉に渡しておきます。

 此れで好きな物をサラ姉に頼んで買って貰うように言ってます。

 五人にもの凄く喜ばれ、体をスリスリされました。

 因みにこれはドラゴン族に伝わる最高の愛情表現だとか。

 僕の鼻血が出たのは言うまでもない。

 良いですね。この愛情表現は。

 最高です。


 マリとセリスに小銀貨を渡した時の反応はそれぞれ別でした。


「四歳児が稼いだお金で観光って一体……」


 マリさんの目から光りが失われてます。

 ハイライトが無いですね。

 いわゆるレイプ目ですね……。


 ゲフン、ゲフン。


 茫然自失の時間が長いのですが?

 何か不都合でも重なったんでしょうか?

 別にそこまで考え込まなくてもいいと思うんだが……。

 『ラッキ~』程度と思えば良いだけと思うんだが……。

 結局気になってマリさんに聞いてみました。


「いい年した大人が、お小遣いを四歳児に貰うなんて情けないよ……」


 あ~~。

 確かに……。

 自分の曾孫からなけなしのお小遣いを貰った感じかな?

 確かに幼い子から貰えばそんな心境になるかな?

 すまんねえ~~。

 そこまでは何故か気が回らなかったのだがその理由は……。


「気にしなくて良いの。カイルに強請る駄目駄目シスターに比べれば」

「「あ~~」」


 サラの言葉に僕とマリさんはシスターの方に目を向ける。


「なになに? シスター的に気になるんですけど?」

「「いえ別に」」

「そお?」


 シスター以外の殆どの者が頷いた。

 うん。

 この程度でシスターは誤魔化されてるよ。

 馬鹿で良かった。

 あいかわらずのポンコツだ。


 クリスとキキにキルはまだ復活してなかったので、二人の財布にお小遣いは入れときました。

 いい加減復活してよ。

 本当に……。


 シャル?

 一応はお小遣いを上げようとしましたよ。


「給金を多めに貰ってるから良いです」


 と言われ断られました。


 それが何か?


 まあ後でその代わりにサキ姉さんと同じ濃厚なキスをさせてくれと強請られましたが。

 ……良いけどさ。(視線を逸らす)

 まあ、その分お金が浮いたし~。(乾いた笑み)

 僕も美少女と濃厚なキスが出来るし良い事ずくめだけどさあ~~。

 なんだろう? この釈然としない気持ちのモヤモヤは……。

 僕、成人したらサキ姉さんに初めてを食われて、二番目はシャルに食われるな。

 ……良いけどさ。

 本当に良いけどさ。

 シャルも好きだし。

 しかも商会を作るのに、彼女の力がないと結局何も出来なかったし。

 むしろ僕にはシャルは勿体無いと言うか~~。

 何というか。

 あれだね。

 うん。

 


 

 

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[一言] 優しい豚絞めないってね
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