Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
【一二三書房一次通過作品】異世界召喚の代打に、神様転生させてもらった僕が、自重せずにハーレムをつくりながらスローライフを目指す話 - 第八十一話 剣王の恐怖
[go: Go Back, main page]

表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

82/814

第八十一話 剣王の恐怖

評価をお願いします



 剣王は震えていた。



「……冗談ではない」



 今度こそ誰も居なくなった室内で剣王は一人呟く。


 その手の中は言いようの無い不快な汗で濡れていた。


 恐怖のためだ。


 先程までこの部屋に居た『化け物達』の所為で。


「何が武力だけならわが国にも引けをとらないだ」


 自国の諜報機関の報告に舌打ちする剣王。


 ならば最後に目の前で消えたあの『化け物』は何と説明する。


 あれが四才児?


 悪い冗談だ。


 高位の悪魔族と見紛う程のプレッシャーを感じたぞ。


 というかあれは本当にカイルとか言う人間の幼児なのか?


 禍々しき何かが人間と偽り変身している姿ではないのか?

 

 それだけではない。

 しかも感知する事の出来なかった密偵らしき存在が十人程も紛れていた。


 悪夢だ。


「あの威圧から推測すると王族クラスに匹敵する実力者……しかも上位ランクのだ」


 あの四才児が言葉に乗せ、僅かな時間放たれた魔力。


 いや、四才児と思う方がおかしい。


 あれは下手すれば既に四天王クラス。


 しかもあれは魔力制御に失敗して漏らしたものではない。


 此方に警告の意味を込めワザと漏らしたのだ。

 

 化け物が……。

 

 あれがククル村の住人だと?

 信じられない。

 あれが唯の村人。

 

 あれでか?

 

 しかもあれで自称四才児だと?


 

 何かの悪い冗談だ。



 王族クラスを含む厳重な警備が敷かれた中を悠々と闊歩する者が?


 しかも同等の隠密能力を持つ存在が更に十人。


 最悪だ。


 確かにククル村に潜入させている部下には住人の事は詳しく調べさせていた。


 だからあの幼児の実力の程も把握しているつもりだった。


 だが報告では『あの程度』はククル村ではありふれた存在と言っていたのだ。


 ククル村では数多く居る潜在能力の高い子供の中の一人だと。

 確かにそう聞いたのだ。


 それで警戒すべきというレベルではないと思ったのだ。

 だから何も問題無い。

 

 そう判断した。


 そのつもりだった。


 本当に。

 

 なのにこの様だ。


 あれは何だ?


 あれが四才児?


 神童だと?


 あの化け物が?


 悪い冗談だ。


 

 自分の掌を広げてみた。


 汗が酷い。

 幾ら拭っても溢れてくる。


「あれだけの事があったのに場が静か過ぎる」


 化け物が去っても警備の者が寝室に近寄る気配が無い。

 職務怠慢?

 違う。

 


「くそおおおおおおおおおっ!」


 簡単な話しだ。

 

 あの化物が眠らせたんだろう。


 恐らくは魔術か薬。


 或いはそれ以外。



 大公クラスの実力の警備の者だって居るんだぞ。


 

 くそ。


 舐め過ぎた。


 化物がああああああっ!

 



ブックマーク評価ポイントをお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ