第八十九話 柵
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え……?
その男はどうなったかって?
お嫁さんを貰い今は幸せにくらしてますよ~~。
ククル村の村長として。
因みにお嫁さんは獣人族です。
綺麗な人ですよ~~。
毛皮が……。(ぼそっ)
人狼だよね? (困惑)
あれ? (遠い目)
でも二十四時間だったかな?
人の姿を取ってる所を見てないんだけど……。
殆ど狼にしか見えないんだが……。
娘さんが犬耳の獣人だから人狼だと思うけど……。
多分。
そうだと思う。(目を逸らす)
今まで人の姿を見た事無いな~~。
狼だったりして……。
……気のせいと思うようにしよう。(視線を逸らす)
それはそうと。
「大丈夫ですよ外からは見えないようにしてますから」
「本当なの?」
「はい。新月あれを」
「はい」
ジト目のサラの視線から目を逸らす僕。
僕は新月に露天風呂を蔽ってる柵の見本を出させる。
……というか新月。
今……胸元から見本を出したよね?
だけどさ~~どうやって仕舞ってたの?
明らかにサイズが違うよね~~。
なんで見本である柵が胸の谷間に入ってるのさ……。(遠い目)
一応言うけど下敷きサイズだぞ。
其れなりに大きいんだが……。
……まあ良いけど。
「こんな風にした柵で露天風呂をぐるりと蔽ってるから外から見えませんよ」
「腐~~ん旅人の木を板状に加工して防水性の縄で繋いでるのか……」
サキ姉さん手を顎に当て感心する。
「此れで外からはかなり近づかなければ中は見えません」
「なる程がな~~此方からは外が見やすく覗きを発見しやすいという訳かがな」
感心するクリス。
「まあ~~実際は外からは見上げる形になるので離れてては覗けませんよ」
「腐……考えてあるね」
「確かに此れならシスターの磨きぬかれた肉体が覗かれないね~~」
興味深そうに見るサキ姉さん。
それに自分の体をくねらせ魅惑のポーズをとるシスター。
おい。
脳筋ポンコツ聖職者。
良いのかそんな事をして?
「誰が駄目駄目シスターの駄肉を見るの」
「サラちゃん酷いっ!」
サラの毒舌が決まる。
うん。
そうだね~~。
駄肉ではないね。
ククル村では何度も見せられたし……。(遠い目)
「此れならサキ姉さんが覗かれる心配が無いがな」
「あんた考えてるじゃない見直したよ」
「セリスちゃん~~もう少し素直に褒めようね~~」
「マリ姉さんっ!」
クリスは繁々と見て感心し。
セリスは右手を顎に当て鼻を鳴らす。
マリさんはそんなセリスに茶々を入れ弄るのだった。
いや。
良いけどさ。
本当に。
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