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Life of Monsters Online〜アンデッドたちののんびりVRMMO冒険譚〜 - 38.攻略組(笑)
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38.攻略組(笑)

ここ数話すごい書きづらい……


ストーリーつまらん!て方は低評価してください。それだけでも伝わるので。

第二陣が来る今日、俺たちは朝早くから千日楼閣完成の宴会をしていた。

まあ途中から会話は無くなり掲示板でのやりとりに変わったわけだが。

そんな談話スペースに唐突にやってきた輩がいた。


「へえ、中はこのようになっているのですか。」

辺りを見渡しながらそう言うのは俺と同じ忌魔の男。

後ろにはリッチやハイマミーといった正統進化したプレイヤーを引き連れている。


「ところで、ここの管理はいったいどなたが?」

一番近いところにいた俺に向けて聞いてきた。


「ここはNPCが全部やってくれるから、管理人とかはいないぞ?」


「そうですか。それではここを建てられたあなた方の了承を得ればいいですかね。」

了承?


「ええ、私たちはあなた方がこれを立てている間も攻略組として活動しておりました。ですから、あなた方の知らない情報をたくさんもっています。あの森を抜けたところの魔物についてであったり、そこで採れる素材等のね。」

なに?知らない間に攻略は進んでいたのか。掲示板に載らないから気づかなかった。


「そこで、その情報と交換で、あるものをいただきたいのです。」


「ここを丸ごとよこせってんなら帰んな。」

「ガイ、おちつけ。それは流石にないだろう。」

価値が釣り合わな過ぎる。それくらいは向こうもわかっているはずだ。


「攻略組の俺たちに向かってその態度は何だ!」

後ろにいた取り巻きのうちの一人が声を上げた。

これによりこの場の雰囲気が一転した。

生産持ちの面々の視線が鋭くなっていき、向こう側もいらついているのがわかった。


どうもまともに交渉しに来たわけではなさそうだ。

さっきから喋っている忌魔の態度も、どことなく慇懃無礼に感じる。

まるでこの交渉は成立すると決めてかかっているかのようだ。


「まあ待て、まだ向こうの用事すら聞いてないんだから。どうもすいません。」

みんなを落ち着かせ、向こうに無礼を詫びた。


「いえいえ、気にしてませんよ。それよりも、こちらの欲しいものというのは」

そのまま話を続ける忌魔の男。こちらこそすいませんでした、とは言わなかった。




「上の階にある装備類の制作者へ、優先的に装備の制作を依頼する権利と、下の階に攻略組用の窓口を設置していただくこと。さらに、畑の薬草の優先収穫権、といったところでしょうか。」

「帰んな。この場所や畑は全プレイヤーが平等に使うために作ったんだ。」

話を聞いた俺がバカだった。


「攻略情報なんてそのうち出回るもんだ。対価とするには足りねえし、何を条件に出されてもそんな権利認める気はない。」


「ほかの人に確認もせず、自分の意見をあたかも全員の意見であるかのように話すのはいただけませんね。」


「今言ったことはここを建設する前に大前提としてみんなが承認していたことだ。俺個人の意見ではない。」


「私たちの話を聞いて気が変わった人がいるかもしれないでしょう?」

にこやかに言うが、目は笑っていない。


「よくそんな事言えるわね。」

レナが男を睨みつけて言った。


「当然でしょう?あなた達生産者は私たち攻略組に協力する、いわば義務がある。」


「そんな義務はない。だいたい誰があんたらを攻略組って認めたのかしら?」

クノアが吐き棄てる。


「では聞きましょう。私のレベルは26です。この中で私よりレベルが高い人はいますか?いませんよねぇ。かの影法師は意外や意外、たったの18。こんなのに先を越されていたなんてねえ。」

「てめぇっ!」

「待て!」

相手に掴みかかりそうになったガイを止める。

本性が出たな。掲示板を見て、自分達の方がレベルが高いと知って強気に出てきたわけか。俺が影法師と知って喧嘩まで売ってきやがったか。


「お前の言う通り、ここにお前よりレベルの高いやつはいないよ。」


「でしたら私達を攻略組とするのは自然な流れだと思いますが?」

男は勝ち誇った笑みを浮かべながら俺を見下している。

今まで我慢してきたが、さすがに気分が良くない。


「ちょっと待ちな。」

不意に聞いた事のある声が響いた。

振り返ると、ゲートキーパー戦の時にいた姉御口調の人だった。

前はマミーの剣士だったが今の種族は辻斬鬼。コウと違って肌は赤い。


「さっきから黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって。

あんた達はこのゲームにおける攻略の定義を履き違えてるよ。」

え…どういうことだ?


「あんた達は冒険してボスを倒すことを目的にしてるようだが、このゲームはただのRPGじゃない。

場所に行く順番があったり、次の街に行くのに必ずボスが出てくるようなことはない。

私たちはあくまでモンスターとして活動するだけ。

製作陣のインタビューを聞いても、モンスターの姿でまで攻略しろなんて製作陣は言っていなかった。

モンスターとして、ここで『どのように生きていくか』ってのがこのゲームの本質だ。

それに従うなら、あんた達が冒険をすることと、私達が拠点を作ることに差はない、あくまで対等な行動だ。

私達があんた達の言うことを聞かなきゃいけない理由なんかないんだよ。協力はしよう。だが、優遇はしない。」

荒っぽい口調に似合わない、ガッチガチの理論武装。

後ろの取り巻き達はバカ丸出し。目を白黒させて、途中で聞くのをやめたかのように目をそらせている。

凄いな。

忌魔の男も忌々しそうに姉御を睨むと、


「……他のところより攻略を遅らせたくなければ、考え直すことを勧めます。それでは。」

そう言って去って行った。


気を取り直して掲示板を見ると、あるわあるわあいつらへの罵詈雑言の数々。

一回俺も便乗した後、第二陣を歓迎しに行くということになった。

ここでみんなとは解散。


いつものメンバーで、千日楼閣から出る。

第二陣はおそらく千日楼閣の7階から現れるだろう。俺たちは外でそれを待つ事にした。

変化はありません。



プレイヤー名:〈トウキ〉

系統:〈不死系〉

種族:忌魔アボミナLv.18

HP…360

MP…320

str…13(+7)[+24]=44

int…42(+3)=45

vit…13

agi…22[+8]=30

dex…20

soul…8

SP…0

【装備スキル】

[詠唱短縮・微]

【特性】

〈忌まわしき者〉

【種族スキル】

〈幻影Lv.10〉〈禁術Lv.2〉

【通常スキル】

〈風魔法:剣戟Lv.22〉〈識別・改Lv.4〉〈魔力遮断Lv.6〉〈錬金術Lv.6〉〈剣術Lv.2〉〈自然体Lv.3〉〈残心Lv.1〉


武器1:なし→鉄の剣

武器2:なし

盾:なし

頭:なし→精霊の仮面

胴:なし

足:装備不可

装飾品:なし→精霊の鞘

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― 新着の感想 ―
PVP無いんかな?あったらそれでボコボコにしてわからせてやればいいんじゃね?
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