Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
【書籍化&コミカライズ】女神から『孵化』のスキルを授かった俺が、なぜか幻獣や神獣を従える最強テイマーになるまで - 第85話 襲撃
[go: Go Back, main page]

表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化&コミカライズ】女神から『孵化』のスキルを授かった俺が、なぜか幻獣や神獣を従える最強テイマーになるまで  作者: まるせい
二章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

85/225

第85話 襲撃

「襲撃だ! 注意しろ!」


 そんな警告が響いたのは、王都から出発して十日が経過したころだった。


 それまで順調に進んできた俺たちだったが、とうとう標的とかち合ったのだ。


 周囲を十匹のコカトリスが囲んでいる。


「パーティごとに連携を崩さず確実に討伐しろ!」


 今回の討伐隊のリーダーーーパリスさんの怒声が響き渡る。


「クラウスはウチと前に出る。ハンナとリッツはサポート!」


 キャロルが指示を出すと、俺たちは隊列を組んだ。


 彼女は隣に並ぶ俺を一瞬見ると、


「クラウス、絶対に攻撃を受けないように!」


「……非常にわかりやすい指示だな」


 俺ならそれが可能だと考えてくれているらしく、笑みが浮かぶ。


 そうこうしている間にもコカトリスが接近してきて、ところどころで戦闘開始していた。


「ロック、揺れるけど我慢しろよ」


『…………(頷)』


 ロックから了承の念が飛んできた。


『クケーエッ!』


 コカトリスが正面から突っ込んできた。


 成人の男よりも一回り背が高く、頭上から攻撃が繰り出される。


 俊敏な動きでクチバシを突き出してくるのだが、予想していた俺は一歩引くことで躱した。


 突き出したクチバシに狙いを定めて剣を振る。だが、攻撃の時と同様、俊敏な動きで首を引かれてしまい当たらなかった。


 ふと、死角から何かが迫る気配を感じる。俺がとっさに身体を捻ると、そこを蛇の口が通りすぎた。


「危なっ!」


「クラウス、尻尾の蛇に気を付けろ!」


 リッツさんが忠告を飛ばしてくる。動きが鈍く逃げきりやすいコカトリスだが、実際に戦闘をしてみると流石はBランクモンスターと言わざるを得ない。


 コカトリスは鶏の身体に尻尾が蛇となっている。


 こちらの攻撃を誘い、尻尾の蛇が攻撃する。一つの本体に二つの意思が存在していて連携してくるのだが、これが非常に厄介だ。


「クラウス、挟むぞ!」


 だけどこちらも数がいないわけではない。リッツさんが後ろに回り込むと蛇の注意を引きつけてくれた。


「これなら集中できる!」


『クケッエ!』


 ふたたび突いてくるコカトリスの攻撃を躱すと、首を落とした。


「流石、鮮やかな動きだ」


 リッツさんがそういって褒めてくれるのだが……。


「あっちに比べたらどうなんですかね?」


「ちょっと! リーダー! 早すぎるって!」


 先程から影が戦場を走り回っている。


 影はコカトリスに接近すると、一瞬で急所を突き刺し次の瞬間には他のターゲットへと向かっていた。


「サポートできないからっ!」


 ハンナさんが必死に追いかけているのだが……。


 キャロルはコカトリスの動きを見切って避けると蛇を斬り飛ばした。


「そっちの一匹はあげる」


 ハンナさんにそう言って縦横無尽に戦場を駆け回る。


 結局、キャロル一人が無双し襲いかかってきた半分を一人で討伐して見せるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ