練習
練習用です、初めてものを描くのであまり自信がありません
漫然とした時間の中で計画性がない1日、代わり映えのない1日が始まる………..
なんて事はない!!!
これほどまでに計画立て休日を過ごした事がない程に、力を入れて行ったこの完璧な計画は、3週間も前から構想を練りに練って1週間前までに予行練習も済ませた。
この一ヶ月今日のためだけに費やした私の計画は伊達ではない!
何を隠そうあと30分後に、新作のVRMMOの『 WORLD 』の発売が開始されるのだ。
この『 WORLD 』こそが今最も注目を浴びている新作ゲームであり、この世界のリアリティーや広さ壮大さ全てにおいて前評判でとても良い評価がつけられている。
そして!私の初めてのVRMMOなのだ!
今日が私のVRMMO初デビューという記念すべき日なのだ!...大事な事なので二回言わせてもらったが伝えたい!
いかんせん私はそっち方面に対し造詣が浅い、それも浅いなんてレベルではない、今時どうかと思うが私は基本的に仕事の関係上外出しないし、基本パソコンに張り付き好きな事を調べるか、仕事の連絡をするか、あれなビデオを見る以外基本やる事がなく結果読書と楽器演奏という、なんともコミュニティを広げられそうで広げられない趣味で時間を潰している。
そうしていつも通り好きな事を調べていく過程の中で見つけてしまった!このゲームを!
昨今のゲームブームの中で生まれた新ジャンルでこの作品の他の作品と比べ異色を放つ要素それはっ!絶対的なリアリズムとも言うべき写実主義的なリアリティーの追求である。
それは画質、AIの言動を超え異常なまでの“ストーリー性”にある
今までのゲームでは見られる文章としての歴史ではなく、実態のある歴史を作ったのだ。この実態のある歴史にこそ、プレイヤーたちの一挙一動に深みと重みを生み出した。
これができたなのには訳がある。
既存の媒体ではここまで膨大な作業はできない、当たり前に一人一人の思考を再現し雨粒一つ一つが独自の運動をする、現実世界と遜色ない状態までするのに、いくら凄いスーパーなコンピューターでさえできない、が!
やってのけたのだ!
世界全体で起きたインターネット革命、それを下支えする技術力が飛躍的に上昇したのだ、また科学面でも起きた画期的なイノベーション!それはマイナスの質量の発見である、これにより情報系の伝達でエネルギーのロスが格段に減ったのだ、複雑な機構を短略化できるようになり、エネルギーのロスの減少はあまりにも量子力学との相性が良く、量子コンピューターの大量生産(とは言ってもめっちゃ金持ちや企業が少量買えただけ)を行った。
この量子コンピューターを連結させ、再現して見せたのである!そうっ!このゲームには異常なほどの金がかかったているのだっ!
そうしてできたゲームこそ『 WORLD 』なのだ。
ここでここまで伝えていなかった私が生涯熱中しているものを紹介しよう。歴史!文化!
そうっ!私は歴史オタクなのだっ!
全てがもう一つのリアルである『 WORLD 』で私の知らない文化を一から学べるのだ!やらない手はないだろう?
おや?もう25分も経っているではないか!
そうして私は店内へ足を踏み入れた
遅ればせながら、自己紹介させていただきます私名は健命、姓は一条で一条健命と申す者!名ばかりの由緒ある家柄の分家の出身で倭健命からの健命であるとってもありがたい名前なのだ!(父談)
成り行きで建築の仕事をしていたがなんだかんだ良好のまま転職そして天職を見つけたという訳ですな!
っと!閑話休題
ふっふっふ!
手に入れたぞ今まさに私の腕にはズッシリと重い一つのケースがある。さぁ!事前準備は済ませた!いざゆかん新しい世界へ!
私はベッドセット型のゲーム機の電源を入れ来る時を待つ
「ブオオオォォン」
重厚なベッドセットからの重厚な音と共に視界が真っ白になる、眩しい訳ではないがただ白い画面に徐々に奥行きが生まれていき、真っ白な空間に霧が生まれていく。
「始まった!」
私が咄嗟についた言葉が反響していくように霧に波が生まれると、その波を巻き込むような形で霧が渦巻いていく
「こんにちはようこそ『 WORLD 』へ!」
「!?こ、こんにちはっ?こんばんは?!」
突然さっきまで渦巻いていた霧が形を持ち話し出したではないか!それもまるでエ○ン○リ○ンのラミ○ルかのような力強い正八面体を上下からめちゃくちゃ綺麗な芸術品のように細部まで精巧な金細工のアラベスクで飾られている!
「私はあなたがこの世界とそちらの世界を行き来するのをサポートする存在、まず最初に私に名前をつけてください」
「うーんそうだなぁうん、君の名前はウーラニアーだ!」
キランとついさっき名付けたばかりのウーラニアーの中心が輝きウーラニアーに色がついていく。
突然目の前ににガラスの板が現れ職業一覧が表示される。
「私の名前はウーラニアーそれでは貴方の種族、職業を決定してください」
「あの、オススメとかってありますか?」
「特にこれといって私どもから申し上げるのは難しいのですが、プレーヤーのプレースタイルによって大きく変動する要素です
例えば、色物好みのプレーヤーの方々は魔物系それもスライムや鳥はたまたトカゲといったかなり自分から離れた種族を選んだりされる方も多くいらっしゃいますし、外骨格を持つ節足動物になられる方もいます、ですがスライムを初め原索生物、棘皮生物は私個人的におすすめしかねる種族です、まず筋肉の着き方から全く違いますし必ずデバフがつく種族であり、ウニやヒトデなんかの棘皮生物は可動化と固定化を毎回行わなければならず最初は動く事すらできないでしょう
他にも亜人種から進む事で自らのリアルでのスキルを使うことを行う方々も多くいらっしゃり、傾向的にこのような方達の方が攻略組などと呼ばれ、アベレージ的に上がりやすい種族ですが、一つにおいての突出は期待できないのです」
「私このゲームが初ゲームなのでその戦闘とかに自信なくで寧ろ私小さい頃からの夢だった考古学者をこの世界でやりたいんです」
「考古学者ですか?」
「はい!」
この世界は限りなくリアルに近い、何故ならば技術的な問題で妥協して抽象化する必要がないからだ、地球上の物理法則をそのままこの世界に転写し、この世界では人間の文化が育まれているのだ、文化ぎあるという事は歴史があるという事であり、歴史があるという事は文化ががあるということだ。
誰かに言われて辞めたことなんて数え切れないほど無数に存在するし、それが悪だともその環境が悪だとも言わない、なぜならばみんな生きているからだそんなどうしようもない葛藤を皆抱えて生きているのだ。
だからこそ!男には守るものが生まれるし、逃げられない戦いがある、青年には熱い憎しみが生まれるし、逃げなきゃいけないこともある、少年には輝く夢を持つ責任があった!
でも!追いかける権利はあるのだよどこにいようと、いつであろうと!
そうっ!すんばらしい発見をしてモテモテライフを追いかけるのだ!
とまぁ最後は冗談だが、諦めきれないのだ。
「私は死んだ……いや、託してくれた彼らの最初の理解者でありたいんです」
「ふむ、なるほどなるほど」
「では、スキルを先に考えてそれに沿った種族にすべきですかと」
「そっちの方がいいのならそうします!」
「それでは、そちらを軸に考えていきましょう。ステータス表示版に向かってスキル一覧と念じてみて下さい」
「ステータス表示版?」
「今職業一覧が表示されている透明な板です、念じましたら初期スキルの枠は10枠なので10個選択してください」
これは事前情報であらかじめ考えておいておいたので、選んでおいたスキルをチョイスしていく。
「………..っはい!出来ました!結構偏ってる感じなんですが大丈夫でしょうか?」
「見せていただけますか?もしあまりにも現実離れしていた場合は今後のプレイに支障をきたす可能性もありますので」
「いいですよ、どうぞ」
ウーラニアーに向かってステータス表示版を見せるがよく考えるとウーラニアーには目が無い、よくよく考えると口も無い美しい女性の声が聞こえていたがもしかするとウーラニアーでは無いのかも知れない、まぁいくら考えても答えは出ないので今答えを出す必要はないだろうけど。