チュートリアル 勝利
「「レン!!」」
ゴブリンキングの攻撃にレンの身体が吹っ飛ばされる。
そのレンに向かって敵は走り出しとどめを刺そうとする。
「やらせない! 凄雨!」
「治癒!」
ヘイトを自分に変えさせているうちにすかさずミカが回復してくれる。
そのまま何とか敵の攻撃をかわしてはいるが、HPが半分を切ったゴブリンキングは動きが早く、受け流すことで精いっぱいだ。
「ユウマ引け!」
反射的に後ろに引いたと同時に、レンが攻撃を繰り出す。
その攻撃でよろめいたところに、同時に攻撃を出す。
「後もう少しだよ2人とも!」
「レン! このまま攻撃続けよう!」
「倒すぞ!」
そのまま攻撃速度を上げ、一気に畳みかける。
ゴブリンキングは立ち上がる間もなく体力が減る。
「ラストー!」
レンの叫びと同時にゴブリンキングは完全にHPが0になり他の敵と同じように細かいブロック状になって消えていく。
「勝った・・・?」
「ああ! 俺たちの勝ちだ!」
「途中危なかったけどなんとか切り抜けたね」
「ユウマのおかげだ。もうダメかと思ったぜ」
「2人とも動かないでね。治癒」
「ミカがいなかったらマジでやばかったぜ」
「そうだね。ありがとう」
『ミャンマーからの依頼 クリア』
「んじゃ、とりあえずミアの所に戻るか」
「そうだね」
達成感を感じながら、僕たちは街へと戻る。
この森に入った時に感じた不穏な感覚は今はもう綺麗に消えていた。
これも、ゴブリンキングを倒したのと関係があるのだろう。
「装備とかできてるかな」
「できてたらいいな」
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「あなたは・・・それだけはダメにゃ! これは! ・・・・うっ・・・。早く・・・みんにゃ・・・」