保険って大事ってお話 ~いいか、保険には入っとけ~
新人さんが保険の勧誘に訪れる季節になって思い出した話ですが。
数年前、わたくし医療保険を切らしたんですよね。満期になったけれど、ちょっと担当さんの対応にモヤったので継続せず、やめた後に新しい保険を探しながらそのままにしてたって経緯なのですが。
もう五年も入院も手術もしてないし、最近は健康そのものだし、まぁ急がなくていっか!と高をくくっていたわけです。ほら、業者の選定とか契約締結とか、めんどくさいし。貧血はともかく、健康診断でも特に引っかかってなかったし。大きな怪我もしたことないし。使わないからさぁ!とかね、言い訳をして。
その時のわたしに言いたい。切れたとは言え、その医療保険で入院手術の一時金、もらったよね? 保険を使ったことがあるくせに、なぜ切らしたままでいいと思ったのか。切れた状態でなにもないのは単なるラッキーでしかないのだと。
無保険の車を乗り回す人もそんな気持ちなのかもしれません。事故らないし、事故ったことないし、と。違うんだよ、事故や病気はいきなりくるんだって。悪いことは言わないから入っておいたほうがいいって。
いえね、自転車や車の保険なんかは軒並み入ってるんですよ。医療保険以外の保険は諸々。だけど、自分の切れた生命保険はそのままにしていた。家族のはきちんとしてるのに。
結構そういうところ、あります。仕事や他の人に迷惑がかかることはきちんとしてるけど、自分しか困らないならまぁあとまわしでいっか!みたいな。いいわけないですね。入院手術はお金かかるんだって。
まぁ、そんなぽんこつなわたしのところに、ある日来たんですね、保険勧誘の新人さんが。
二人一組で、経験値のノルマとして地域を回っている社員さんたちが、それはもう寒い日に来た。息とかまっしろだし、風強いし、こんな日に外回り頑張ってるぅ!と思うような日でした。
検討していた会社だったから話を聞こうかなと思ったけれど、外で聞くにはとにかくわたしが寒かった。なので招き入れてしっかり話を聞いてみようとか、思っちゃったんですよ。で、あったかい飲み物飲みながら聞いたら、説明わかりやすいし、ちゃんとフォローしてくれるっていうから、まぁその勢いで入ったわけですが。
やっぱり契約締結には時間がかかりますね。特にその担当となった新人さんたち、数日後には他県(遠方)に配属されて、遠隔でやったものだから時間がかかった。でも誠心誠意頑張ってくれるし、説明も熱意もしっかりしてるから、まぁがんばるかーと、何度も書類をやりとりして、ようやく無保険から保険アリの状態に戻ったわけですよ。使わなくても、やっぱり保険はあった方が安心できるよねーと安心したわけですが。
その週に、雨でぬれた階段踏み外して骨折しました。
人生初の骨折でしたが、全治三ヶ月はかかるとか言われてとてつもなく困った。手術すれば一ヶ月って言われたら、やっぱりするじゃないですか、手術。そんな長期間静養なんてできないし。
保険締結直後に保険を使うという、詐欺を疑われても仕方ない状態に、人生初に陥りました。実際電話かかってきたからね、ちょっと直後すぎる(締結して2~3日後)から、関連部署から状況確認の電話きますすみませんって。まぁ、病院の書類もあったし、単なる事故だったので普通に下りたんですが。
心底思いました。保険って、大事。
間に合っててよかった、医療保険。あのとき寒くてありがとう。保険屋の新人さんたち、訪ねてきてくれてありがとう。その後変わらず健康ですが、剪定鋏で指先切り落としかけたりもしたので、今後は病気ではなく怪我に気を付けますって誓ったよね。
そんな一年を過ごして、また今年も保険会社の新人さんが回ってくる季節がきたので、戒めのためにも書いてみたエッセイでした。
先日うちに来た担当さんたちの後輩さんたち、がんばって! 誠実な対応を見せ続けたら、わたしみたいにじゃあ契約しよっかなって思う人もいるはず。やっぱりさ、取引は信頼できる人としたいじゃん? うちの担当さんたち、年末の挨拶を手書きで寄こしたりととても誠実に頑張ってくれてますので、今の保険が切れても更新するつもりです。
そして、いないとは思うけれど、わたしみたいに保険を後回しにしている人がいましたら、やっすいやつでいいから入っとけ。ほんと、いつくるかわからんぞ、怪我や病気は。
ちなみにわたしの骨折後、続けて隣のお家の人が骨折し、その後お向かいの人も骨折しました。そんな事故が連鎖した一年……怖いね。