Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
◆伝説の勇者が闇堕ちした日、ポンコツは爆誕する◆〜〜ポンコツじゃなくて個性と言って貰えま…あ、あ、ぷにぷにするのヤメテ下さい!(涙目)〜〜 - 二章・第二話進めば暗雲③【挿絵付き】
[go: Go Back, main page]

表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

34/92

二章・第二話進めば暗雲③【挿絵付き】



◇◇◇◇◇



さて、

周囲からの、祝福の声や注意喚起等…

一通り受け止めた二人は、

準備に取り掛かる為、

ギルド建物を出る。


今回の依頼…


ブレイブダンジョン内での

依頼は…

今までの、日雇いのような

短期の内容ではなく、

数日の期間を設け、

依頼を達成するミッションだった。


よって、即時出立の必要はなく、

しっかりと準備をしてからの

出立を予定となった。


いよいよ、目標だった

ブレイブダンジョンへの挑戦だ。


ギルドを出たリーンとイルは、

町の商店街を目指す。

ダンジョンデビューともなれば、

やはり、それなりに準備も必要なのだ。


数ヶ月前までは…

弱小魔物の討伐だからと侮り、

依頼を受けても、準備もろくにせずに

戦闘に臨んでしてしまった

苦い失敗を思い出す。


今回こそは…

先輩冒険者から色々な話しを聞き、

ダンジョンで必要な物資や

武防具などのおすすめをメモして

準備を入念に行う。


「ええと…

武器屋は大通りからニ番目の角を

曲がった突き当たりの店…

"武器屋月光"の細身剣。


防具屋はその斜め向かいの丸吉鎧店で

革鎧を買った方がいい…と」


「でもなぁ、革鎧なんて高そうだなぁ〜」



挿絵(By みてみん)



イルは、先輩冒険者からの

情報メモを見ながら、

ぶつぶつと、悩みを口にする。


素人や初心者冒険者は基本、

鎧など装備することはない。

せいぜい額当てや胸当て程度だ。


何故なら、

グレードとしては、低ランクになる革鎧とて

それなりの値がするのだ。


「僕らのいつもの依頼料…

三回分くらいの値段かぁ、

…うぅ、高いなぁ」


「だが…前衛は装備するべきだな。

キサマが倒れたら全滅なのだから」


普段はお金にシビアなリーンだったが、

珍しく採算度外視で質の良い物を勧める。


「それに、いくら低級魔物だとしても…

運悪く急所に攻撃喰らったらお終いだろう?」


「うぅ…それは、怖いけど

明日からまた極貧食事生活かぁ…」


懐の中にしまっていた、

全財産である硬貨を見ながら

イルは項垂れる。


やっと最近…

少しだけ美味しい食事が

できるようきなったばかりなのに…


「また芋と水だけの生活になるのかぁぁ」


乾いた晴天に、イルのか細い嘆きは

吸い込まれていくのだった。



◇◇◇◇◇



(進めば暗雲④へ続く)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ