西武、明大・小島大河を1位指名へ 強打の捕手…本部長が明言「十分にプロで通用」
昨年は宗山→石塚と外して齋藤大翔を指名
西武は21日、広池浩司球団本部長がオンライン取材に応じ10月23日に行われる「2025年プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」で明大の小島大河捕手を1位で指名すると発表した。 【写真】西武ドラ1の“彼女”が「美人すぎ」 恋人繋ぎで登場に大注目「可愛い」 西武は例年、ドラフト直前の編成会議後に1位指名選手を事前公表することが多いが、昨年は発表せず明大の宗山塁内野手(楽天)を指名。交渉権を逃して花咲徳栄高の石塚裕惺内野手(巨人)を指名したが、こちらも抽選に恵まれず“外れ外れ”で金沢高の齋藤大翔内野手を指名した。 小島は強打の捕手として今秋の東京六大学リーグでは不動の「4番」として打率.429(28打数12安打)、1本塁打、7打点をマークし、リーグ優勝に貢献。3年、4年時に野球日本代表「侍ジャパン」にも選出されている。広池本部長は「コンタクトできるし打球も速い。打つべきボールを打っている。捕手としての能力も十分にプロで通用する。1位を決めました」と説明した。 西武の捕手は26歳の古賀悠斗捕手が3年連続100試合に出場するなどレギュラーとしてプレーしている。高校時代には内野手の経験もる小島だが、広池本部長は「はい、捕手としてです」と起用方針を明言。打撃での魅力として「1番は安定感かなと。体は細いけど、とらえるポイントも確率高いので打球が速い。そういうところも魅力です」と語った。 今秋のドラフト候補では創価大の立石正広内野手に注目が集まっている。広池本部長は「どちらもよい選手であることは分かっているけど、我々の判断として小島選手が、といったところです」と説明した。 2023年ドラフトでは国学院大の武内夏暉投手、2022年は早大の蛭間拓哉外野手、2021年は西日本工大の隅田知一郎投手を獲得。2020年に1位指名した横浜桐蔭大の渡部健人内野手はこのオフに戦力外となった。 今季5位に終わり、3年連続でBクラスとなった西武。来季は就任2年目となる西口文也監督のもと、2019年以来7年ぶりのリーグ優勝を目指す。
Full-Count編集部