ソフトバンク、4軍制導入3年目で運用見直し 監督置かず試合も行わない方針 日本球界初の導入も試合開催など課題山積み
ソフトバンクが、2023年にスタートさせた4軍制の運用見直しを進めていることが21日、分かった。来季からは4軍に監督を置かず、試合も行わない方針を決定したもよう。今後は高卒や故障明けなど体力づくりが必要な選手らが所属するカテゴリーとして〝再出発〟することになりそうだ。日本球界初の4軍制導入として発足当初は大きな注目を集めたが、運用3年目で転換期を迎えた。 ■運命の10・20から歓喜のシャンパンファイトまで!【写真多数】 4軍は「若手選手育成」と「チーム戦力強化」を目的に球団肝いりの取り組みとして導入されたものの、試合を開催する上での選手運用などに支障を来すなど課題が山積していた。 発足当初、三笠杉彦ゼネラルマネジャー(GM)は傘下に複数のマイナーチームを抱える米大リーグを引き合いに「まずはレイヤー(階層)としてシングルAレベルの4軍をつくるということ。それがチームの強化にもつながる」と将来的な育成システム拡大の可能性を示唆していた。さらに同GMは「MLBに勝てるようなチームをつくりたい。(4軍制は)その一環」と強い意気込みを示していた。 【#OTTOホークス情報】 ▼ソフトバンク、ドラフト会議に小久保監督は出席せず▼
西日本新聞社