伝説カーショーがロッカーで語った山本由伸の衝撃 「完璧だった」「最もアメージングなのは…」
ワールドシリーズ第2戦
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地トロントでブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第2戦に先発。9回4安打無四球8奪三振、1失点の快投で完投勝利を挙げた。チームは5-1で勝利し、1勝1敗のタイに。同僚のクレイトン・カーショー投手もエースを絶賛した。 【動画】価格は驚きの“188万円” 山本由伸がWSに持参した愛用品 山本は初回いきなり無死一、三塁のピンチを迎えるも後続を3人で抑えて無失点。3回に1点を失うも、4回以降は1人のランナーも許さず、105球で9回を投げ切った。4安打無四球8奪三振で1失点の快投。9回1失点で白星を掴んだ14日(同15日)の敵地ブルワーズ戦に続く、2試合連続の完投勝利となった。 ドジャース一筋で通算223勝を誇るレジェンド、カーショーも山本を絶賛した。ロッカールームで取材に応じる様子を米地元局「NBCロサンゼルス」のマイケル・J・デュアルテ記者が自身のXで公開。「アメージングだよ。最もアメージングだったのは、初回を切り抜けたことだと思う。無死一、三塁でブラッディ(ゲレーロJr.)を迎えていたんだから」とピンチにも動じなかった山本を称えた。 2回には平凡な内野フライをフリーマンがキャッチできず、ヒットになる不運もあったが、球数を抑えて9回を投げ切った。「2回にはミスもあり、最初の3イニングは走者が溜まった場面もあった。しかし彼はその全てを切り抜けた。今夜、彼は全てをやってのけた。素晴らしいよ。相手は本当に優れた打線だからね。アメージングだよ」とカーショーの賛辞は止まらない。 「彼はずっと素晴らしかった。相手もノッていてエネルギーに満ち、出塁する場面もあったけど、一度先頭打者を抑えてしまえば彼はもうパーフェクトだった」と手放しで称えていた。
THE ANSWER編集部