弟の葬儀で「遺産相続の話ばかりする」嫁一族に絶句 「悲しみよりも怒りを感じた」と語る男性の告白
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身内の不幸は、時に人間関係の歪みを浮き彫りにする。投稿を寄せた東京都の男性(70歳~/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収300万円)は、弟の葬儀で経験した、非常識な出来事を書いている。昨年、弟が急逝し、妻と弔問に訪れたときのことだ。(文:長田コウ)
「そこには(弟の)嫁の親戚と思われる私と同年代の夫婦がどかっと座り、コーヒーを啜りながら一向に退座しないのです」
「恥ずかし過ぎる出来事だったので言葉に出したくない」
弟の嫁は「元来常識が無いのでどこ吹く風」という素振りだった。仕方なく、男性と妻は「弟の枕元に赴きお別れ」をしたが、こう心境を明かしている。
「本来弔問とは直系親族が第一の客であり、嫁の親戚は退座するのが当然と思うのですが…」
しかし、挨拶がないどころか無言でコーヒーを飲みながら「誰かすらの紹介も無い弟の親族に見下ろされながらの異常な弔問」となったことを振り返っている。妻とはこの件について話をしていないようで、理由をこう書いている。
「恥ずかし過ぎる出来事だったので、言葉に出したくないと感じたのを妻も理解しているようでした」
元々、男性の両親はお人好しだったというが、その両親ですら「弟の嫁親族」とはあまり交流をしなかったというから相当だ。
「葬儀は見られたもんじゃないという有様でした」
葬儀でも違和感は消えなかった。
「やはり周波数が違うと言うか、常識が無い一族と言う事が葬儀の場でも露骨に出てて葬儀は見られたもんじゃないという有様でした」
弟の葬儀ということもあり、弟の親族への連絡など取り仕切ったのは男性だった。葬儀の内容も知らされないまま出席者をまとめたものの、「弟の親族としてはあまりにも恥ずかしい恥知らずな葬儀」になったと振り返る。
「周囲で遺産相続の話ばかりしているという異常な光景の葬儀は初めてでした」
亡くなった弟に対し「当然の報い」
男性の怒りと失望は、嫁一族だけに向けられたものではなかった。その根底には、故人である弟への長年の複雑な感情があったようだ。
「弟自身もボーっとした男で生涯子を持つ事も無く、両親や私や姉に対しても他人行儀な男で両親の金を使いまくって家を出て行った男でもありました」
弟の死について「悲しい事態」としながらも、「神は見てるんだなと強く感じた次第」「良い所取りが上手かった狡い男のなれの果てという気がして、悲しみよりも怒りと憐れみを感じた次第です」と、突き放したような言葉が並ぶ。
生前の弟の行いと、その妻一族の非常識な振る舞いが重なり、男性の中で積年の不満が怒りへと変わっていった様子がうかがえる。
「弟も私が彼の進路に対しどれほど関わり救ったことかさえ知らぬまま勝手に先に旅立つという非礼をしましたから当然の報いだったのかもしれません」
とまで書いている。
最終的には「弟の嫁とは以後のお付き合いは全てキャンセルする」と決意したそう。悲しみの場が、親族間での絶縁の引き金となってしまったようだ。
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