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“勧誘”の滑り出しは普段の何気ない会話から始まる。たとえ相手が長年の友人であっても例外ではないようだ。投稿を寄せたのは大阪府の20代女性。小学校からの友人と絶縁に至った辛い経験を明かした。
それは2年ほど前のこと。発端は、女性がかけた誉め言葉だった。友人がメイクや服装に「お金をかけている」ことに気付き、「綺麗だね」と素直に伝えた。すると友人は
「臨時収入が入った」
「安く施術してくれるサロン経営者を見つけた」
などと思いがけない言葉を返してきた。(文:湊真智人)
「自分のように綺麗になれる」→彼氏が理詰めで論破
それから数日後、友人からこんな誘いを受けた。
「自分の行っているサロン経営者と、そのサロンの化粧水を紹介したい」
これに「変な感じだな」と危機感を募らせた女性は、数回に及んだという誘いを断っていた。それでも「どうしても会いたいという社長がいる」と迫られ、根負けして渋々承諾したという。だが警戒心をほどいたわけではなく、「彼氏を連れて行きました」と書いている。
案の定、友人はお手本のような勧誘トークを展開した。
「今流行りの美容成分を摂れば自分のように肌が綺麗になる」
「今自分がやっている副業を始めれば人脈が出来て安くサロンに通えて自分のように綺麗になれる」
経営者と化粧水の紹介と聞いていたのに、いつの間にかサプリや副業の話になっていた。これに女性は「要はマルチ商法の誘いでした」と友人の意図をはっきりと悟った。
ここで頼りになったのは、一緒に行った彼氏だった。友人の流暢なトークに対し、次のように反論したという。
「『科学的にそこまでの効果がそのサプリにない』と一刀両断していました」
彼氏の冷静な指摘に、その場はお開きになったようだ。しかしそれで終わりとはならず、その後、友人からこんな連絡が来たという。
「彼氏と私、どっちを信じるの!?」
「今からやれば年収もっと上げられるのに!」
友情を盾にするかのような友人の言葉に、女性は深く幻滅したことだろう。彼氏の指摘も踏まえ、以下のように対応したという。
「『効果が不明のものに私は何十万も出せない』と伝えて絶縁しました」
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