認知症になった夫の日記に不倫相手との「セックスした回数」 妻が知った結婚生活の裏側

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幸せな結婚生活だと思っていたのに、晩年になって夫の裏切りを知るケースがある。近畿地方の70代女性は、夫の認知症をきっかけに衝撃の事実を知ってしまった。
「つい最近、夫は長年たくさんの女の人と浮気していて、それも複数人と同時に付き合っていたということが分かりました」
夫とは大学の同級生だったという。卒業後、2年働いて結婚し3人の子どもに恵まれた。「夫は働き者で困らない稼ぎがありそこそこ出世しました。私は幸せ者だとずっと思っていました」と振り返る。(文:篠原みつき)
夫が携帯を紛失、焦った愛人がパソコンにメールを送り発覚
発覚の経緯は皮肉なものだった。夫に認知症の症状が出始め、携帯電話を隠したものの紛失することが続いたため、しばらく買い与えずにいた。すると連絡がつかなくなり「焦った女がパソコンにメールを送ってきた」のだ。
たまたまパソコンを開いた女性はメールを見て浮気に気づく。さらに夫の部屋を掃除中、決定的な証拠を見つけてしまった。昔の日記や手帳の覚書に、複数の女性との交際記録が残されていたという。
「誕生日や電話番号、旅行行った日、セックスした回数など、マメに書いていました」
几帳面な性格が仇となった形だが、妻としてはたまったものではない。夫は明るくポジティブで、上司にも部下にも好かれる「人たらし」だったそうだ。
「素晴らしい人やと思ってました。ついでに女にモテたんですね」
さらに女性は「誰にでも優しいんですが、女は私のこと好きなのかもと勘違い。で、軽くホテル行きましょうか?とか言われてついて行ったのでしょう」と推測する。
「ストーカーですと言ったらすぐパトカーが来てくれました」
多くの不倫相手は時が経つにつれ離れていったようだが、Aと記されていた60代の女性だけは執着し続けた。「会いたい会いたいとメールを送ってきて」いたという。そして昨年の秋、事件は起きた。早朝6時過ぎにAがいきなり自宅に押しかけてきたのだ。
「2人だけで会わせてください!」
と懇願するAに対し、女性は毅然と対応した。
「今日はお帰りください、警察を呼びますよと言っても帰らず、とうとう警察を呼びました。ストーカーですと言ったらすぐパトカーが来てくれました」
夫の認知症、浮気の発覚、そして愛人の襲来と警察沙汰。穏やかであるはずの老後が、まさかの修羅場となってしまった。長年連れ添った夫への信頼が崩れ去った女性の心中は察するに余りある。
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