GTCC効率70%超級に挑む…三菱重工が京大に共同講座、世界最高レベルの技術開発促進
三菱重工業は30日、産学共同講座として京都大学に「三菱重工 革新的燃焼ダイナミクス講座」を4月1日に開設すると発表した。ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)効率で70%超級に挑む共同研究を開始。世界最高レベルの燃焼技術開発と社会実装を促進する。設置期間は2031年3月末まで。
同講座ではGTCC効率70%超級の革新的な技術の追求と、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)な燃焼技術の実現に向けて実機現象を再現できる燃焼試験装置を設置する。
高度な計測技術と数値シミュレーションを使って現象解明に取り組むことで、新コンセプトの燃焼技術創出に挑む。
また社会実装に向けて、ロケットエンジン燃焼、超音速燃焼、レシプロエンジン燃焼などの幅広い燃焼研究も対象とする。
この取り組みを通じ、学術的挑戦と社会的価値創出を同時に実現する重要な推進力となるとともに、ハードテック分野の次世代の人材育成にも貢献する。
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日刊工業新聞 2026年03月31日