日独4社連合が作る『商用車の未来』
2026年4月、日本の商用車産業は歴史的な転換点を迎える。日野自動車と三菱ふそうトラック・バスの経営統合により誕生する持株会社「ARCHION(アーチオン)株式会社」は、事業開始と同時に東証プライム市場へ上場する。国内メーカーの統合を超え、商用車という社会インフラの未来を作る連合がいよいよ始動する。
トヨタ・ダイムラートラックも協業「日独4社連合」
ARCHIONは、トヨタ自動車・ダイムラートラックという日独の巨頭から同比率の出資と技術開発の支援を受ける。
トヨタ・ダイムラートラックとの協業により、多大な投資を要するCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)技術の開発やカーボンニュートラル(CN)、物流の効率化などの課題解決を加速。経営統合を通じて事業効率を高め競争力を強化するとともに、4社に共通する想い「モビリティを通じて豊かな社会に貢献する」を体現する。
競争力の核となる「統合プラットフォーム戦略」
競争力を高める主要戦略が、お互いの強みを掛け合わせる「統合プラットフォーム戦略」、スケールメリットを活かした競争力・効率性の向上、CASE 技術を通じた持続可能な社会への貢献だ。統合・効率化を通じて生み出したリソースを、既存技術の進化とCASE技術開発の加速に向けた投資へと振り向ける。
- 統合プラットフォーム戦略:大型、中型、小型トラックのプラットフォームを統合し、両社の強みを活かして製品の競争力を上げる。コスト効率性を高め、より良い商品をタイムリーに市場投入する。
- スケールメリット:開発、調達、生産、物流などの機能を統合・効率化。
- 電動化と自動運転の開発:ダイムラートラックとトヨタの強みを合わせ、世界トップレベルの燃料電池(FC)システムを開発。自動運転領域の開発も加速し、コネクテッド領域では、車両データの活用により、お客様へより高い価値を提供するソリューションを強化する。
企業価値向上を支える経営体制
CEOは三菱ふそうとダイムラートラックで日本とアジアの事業を統括したカール・デッペンが務める※1。財務体制を構築するCFOは三菱ふそうの代表取締役兼最高財務責任者を務めてきたヘタル・ラリギが、技術的シナジーを実現するCTOは日野の代表取締役社長を務めてきた小木曽聡が担う※2。
※1, 2 2026年4月1日就任予定
また、取締役会の3分の1以上を独立社外取締役で構成、グローバル水準のガバナンス体制を敷く。独立社外役員には、企業経営経験や専門的知見としてガバナンス・リーガル、財務・会計のスキルを備える人材を選定。4社協業のシナジーを最大化し、ARCHIONグループ(持株会社である ARCHION と事業会社である日野と三菱ふそう)の持続的成長と継続的な企業価値向上を実現する。
代表取締役・CEO
カール・デッペン
※2026年4月1日就任予定
詳しくは日野、三菱ふそうのサイトをご確認ください。
3月下旬にARCHION公式サイト公開予定です。