全部入りイヤホン EarFun Air Pro 4iのレビュー！50dBノイキャンとハイレゾとQi対応！

クラス最高峰の静寂空間

EarFun Air Pro 4iは、独自のANC技術『QuietSmart 3.0』とハイブリッドANCを搭載したノイズキャンセリング特化型モデルです。最大50dBという強力なノイズ低減能力で、電車内やカフェなどの環境雑音を効果的にカットします。さらに、装着状態に応じてノイズ低減の強さを自動調整する『適応型ANC』により、圧迫感の少ない自然な静寂を実現。鼓膜に近いマイク配置や改良された通気孔設計で、ノイズ検知の精度と遮音性能を極限まで高めています。

ハイレゾ対応の高音質サウンド

11mm径の大型チタンコーティング振動板ドライバーが、原音を忠実に再現。透明感のある高音、豊かな中音、そして深みのある低音をバランスよく表現します。ワイヤレスでハイレゾ級の音質を伝送できるLDACコーデックに対応し、日本オーディオ協会の「Hi-Res認証」も取得。楽器やボーカルの定位が鮮明になる3Dサウンド技術や、ライブ会場のような臨場感を味わえる『シアターモード』も搭載しています。

クリアな通話品質と安心の耐久性

左右合わせて6つの高性能マイクが360°全方位から音声を捉え、AI技術が周囲の環境ノイズを効果的に除去。会議や通話中でも、自分の声を相手にクリアに届けることが可能です。また、IP55の防塵防水性能を備えており、運動中の汗や外出時の急な雨など、日常の様々なシーンで安心して使用できます。

充実の機能性と長時間バッテリー

イヤホン単体で最大9.5時間、充電ケースと合わせれば合計で最大40時間の長時間再生を実現。わずか10分の充電で2時間再生できる急速充電や、置くだけで充電できるワイヤレス充電にも対応しています。PCとスマートフォンなど2台のデバイスを同時接続できるマルチポイント機能や、アプリの「イヤホンを探す」機能（AndroidのFind Hubトラッカー対応）も搭載しており、利便性に優れています。

快適性と高音質を両立したデザイン

音の分散を抑え、高音質と優れたノイズキャンセリング効果を実現する楕円形の音筒部を採用。イヤーピースには、軸部分と傘部分で硬度が異なるシリコンを使用した二重硬度設計を取り入れました。これにより、低音を逃さず高い密閉性を保ちながら、多様な耳の形にフィットする究極の装着快適性を実現しています。

仕様

ノイズキャンセリング

最大50dB低減 / QuietSmart 3.0 ハイブリッドANC / 適応型ANC

ドライバー

11mm チタンコーティング複合振動板

オーディオ認証

Hi-Res認証

対応コーデック

LDAC, AAC, SBC

Bluetoothバージョン

5.4

Bluetoothプロファイル

A2DP, AVRCP, HFP

電池容量

60mAh x 2 (イヤホン) / 520mAh (充電ケース)

連続再生時間

• ANCオフ時 最大9.5時間 (イヤホン本体) / 合計40時間 (充電ケース使用時)
• ANCオン時 最大6.5時間 (イヤホン本体) / 合計27時間 (充電ケース使用時)

充電時間

• イヤホン 約1.5時間
• 充電ケース 約2時間 (USB-C) / 約3.5時間 (ワイヤレス充電)

急速充電

10分の充電で2時間再生

防水性能

IP55（イヤホン本体のみ）

寸法

55.7mm x 52.7mm x 31.2mm

重量

51.3g

通話機能

AI ENC通話ノイズキャンセリング（6マイク搭載）

主な機能

マルチポイント接続 / 3Dサウンド（シアターモード） / ゲームモード / Google Fast Pair / イヤホン追跡機能 / 専用アプリ対応

イヤーピース

独自設計の二重硬度シリコンイヤーピース

技適マーク

220-JP9104

箱

白を基調として製品画像が大きく配置され洗練されたパッケージです。Hi-Res Audio Wireless認証やLDACロゴが入っており、手にした瞬間から期待感が高まるデザインです。

パッケージの裏面には、製品の主な特長が分かりやすく記載されています。各種認証マークが並び、グローバル基準の品質と安全性を満たしていることが一目でわかります。技適マークもしっかり入っています。

外箱を開けてスライドさせると、内箱が現れます。説明書が一番上に入っています。

説明書を取り出すとこのような感じです。充電ケースがすっぽりと収まっています。

内容物

箱の中には、付属品が整然と収められています。開封後すぐに最高の音楽体験を始められる、充実の付属品です。

• イヤホン本体
• 充電ケース
• イヤーピース
• 説明書
• サポートカード
• 充電用USB Type-Cケーブル

説明書

説明書です。説明書は多言語に対応しており、世界中のユーザーに愛されているグローバルモデルであることが伺えます。

初めてワイヤレスイヤホンを使う方でも安心な、丁寧なガイドが用意されています。

サポートカード

万が一の時も安心のサポートカードが付属しています。24ヶ月のメーカーの丁寧なサポート体制が、製品への信頼感をさらに高めてくれます。

USB Type-Cケーブル

充電端子には、USB Type-Cを採用しています。ケーブルは持ち運びに便利な短い長さになっています。スマートフォンの充電器などと共用でき、ケーブル周りがすっきりとまとまります。

イヤーピース

新開発の二重構造イヤーピースがXS/S/M/L/XLの5サイズ付属しています。形状は一般的な丸ではなく楕円形となっています。自分の耳に完璧にフィットするものを選ぶことで、最高の音質とノイズキャンセリング効果、そして究極の装着感を手に入れることができます。

充電ケース

マットな質感で手触りの良い充電ケースです。コンパクトながら、イヤホンと合わせて最大40時間再生可能な大容量バッテリーを内蔵しています。メーカーロゴの部分だけ掘り込み加工がされています。

ケース背面には充電用のUSB Type-Cポートが用意されています。

ケースを開けると、イヤホンがマグネットでしっかりと固定されています。手前のLEDインジケーターでバッテリー残量が一目で確認できます。ケースの蓋側には製品の仕様や認証マーク類が記載されています。

横からの画像です。イヤホンが取り出しやすい形状になっています。

イヤホンを取り出した状態のケース内部です。左右のイヤホンが収まる形状に設計されており、充電接点も確認できます。

イヤホン

イヤホン本体です。光沢のあるイヤホンハウジング部分とタッチセンサー部分のマットな質感のボディが、上品なコントラストを生み出しています。

人間工学に基づいたデザインは、耳に優しくフィットします。長時間の使用でも疲れにくく快適です。

別角度からの画像です。

イヤホンの内側には、左右を識別する「L」「R」の表記と、充電用の接点が見えます。

この小さなボディに、11mmの大型ドライバーや高性能マイクなど、最新技術が凝縮されています。

スティック部分には、クリアな通話を実現するための高性能マイクが内蔵されています。デザイン性と機能性を見事に両立させています。

IP55の防塵防水性能を備えているため、スポーツで汗をかいたり、突然の雨に降られたりしても安心です。アクティブな毎日を音楽と共に楽しめます。

イヤーピースを取り外した状態です。音筒の先端には、異物の侵入を防ぐ金属メッシュフィルターが取り付けられています。音の出口となる音筒部は、音の分散を抑え、高音質と優れたノイズキャンセリング効果を実現する楕円形を採用しています。

ワイヤレス充電にも対応

EarFun Air Pro 4iは、Qi規格のワイヤレス充電に標準で対応しています。そのため、ワイヤレス充電台に充電ケースを置くだけで充電可能です。置くだけで充電できるので、USB Type-Cケーブルを毎回挿すという手間がないのが良いですね。また、家に帰ってきたら毎回充電ケースを充電台の上に置くだけでいいので、充電を忘れることもありません。

イコライザ

アプリでは音質を細かく調整できるイコライザー機能も利用できます。アプリのイコライザー機能には、主に3つのモードがあります。

プリセット

ロック、ポップ、ジャズなど、様々なジャンルに合わせた音質設定が複数用意されています。

カスタムイコライザー

ユーザーが手動で低音・中音・高音のバランスを細かく調整できる機能です。モデルによっては10バンド調整に対応し、より詳細な音作りが可能です。

適応イコライザー

ユーザーの聴覚特性に合わせて、自動で最適なイコライザー設定を生成する機能です。聴力テストの結果に基づき、一人ひとりに最適化されたバランスの良い音質を楽しめます。

EarFun Air Pro 4iのノイズキャンセリングについて

EarFun Air Pro 4iのノイズキャンセリングについてですが、ノイズキャンセリングモードは4つ用意されています。基本的にはディープANCモードが最も強いノイズキャンセリング効果があります。それ以外は、用途に合わせて切り替える感じです。

実際に使ってみてEarFun Air Pro 4iのノイズキャンセリングは、かなり優秀だと思いました。今までイヤホンのレビューは数多く行ってきましたが、EarFun Air Pro 4iのノイズキャンセリング性能はその中でもトップクラスです。よくあるファンノイズや電車などの音は、ほぼ消して、静かな状態にしてくれます。50dB減のノイズキャンセリングというのは伊達じゃないですね。ただし、ノイズキャンセリングが有効な音とそうじゃない音があるので、完全に音を防げるわけではないのですが、それでも有効な音に関しては素晴らしいノイズキャンセリング性能を発揮してくれます。

ディープANCモード

最も強いノイズ低減を提供します。個人差によっては圧力感を感じる場合があるとのこと

バランスANCモード

ノイズ抑制が強すぎる場合にもたらした圧迫感をなくすことを考慮しながら、ディープANVモードの上でより快適かつ強いノイズキャンセリングを提供します。

AI適応型ANCモード

AIアルゴリズムによって、外部環境のノイズに合わせて、ノイズ低減の強さが自動的に調節します。

ウインドカットANCモード

風の強い環境あるいは地下鉄の駅などの場合にふさわしいです。イヤホンのマイクに当たる風切音を低減します。

EarFun Air Pro 4iの良いところとしては、ノイズキャンセリングを有効にしても音がほとんど変化しない点です。よくあるノイズキャンセリングイヤホンはノイズキャンセリングを有効にすると再生中の音楽の低音がブーストされたり、音に影響が出たりするのですが、EarFun Air Pro 4iについては、それがほとんどありません。個人的にはEarFun Air Pro 4iは、1万円を切る価格帯なのによくできていると感心させられました。