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「草葉の陰で泣いているよ」とファンから苦言も…TOKIO解散で顔向けできない“6人めのメンバー”農業指導者に思いをはせる声

トップスターの座から一気に“転落”した国分太一
6月25日に突然もたらされたTOKIO解散の一報。一夜明けたあとも、その余波は続いている。民放キー局担当者が語る。
「解散を報告する文章には関係各所への陳謝とともに、『私たちの活動を温かく受け入れていただいた福島県をはじめとした地域の皆様には突然のご報告となってしまいましたことを心よりお詫び申し上げます』と、DASH村がもともとあった福島県への思いがつづられていました。そこで思い出されるのは“6人目のTOKIO”と呼ばれた“あの人”ですよね」
“あの人”とは、福島DASH村でTOKIOのメンバーに農業のイロハを教えてくれた指導者・三瓶明雄さんのことだ。番組では農業経験ゼロのTOKIOに寄り添い、共に田畑を耕し、米や野菜を育ててきた名物キャラクターであり、多くのファンから親しまれてきた。
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X上でも、三瓶さんを思うファンからこんな惜別のコメントが見られる。
《米作り教えてくれた 三瓶さんが 可哀想…》
《三瓶さんはどう思ってるかな》
《三瓶さんも草場の陰で泣いているよ…》
など、TOKIOの歴史の中で外せない三瓶さんの名前を挙げ、その無念さを代弁しているのだ。先の民放キー局関係者はこう話す。
「『ザ!鉄腕!DASH!!』は今後も続いていくと日テレは表明していますし、城島茂さん、松岡昌宏さんは引き続き出演する予定です。一見、形としては何も変わりませんが、やはりTOKIOがなくなるということで、三瓶さんが認めていた“グループとしての一体感や絆”はなくなってしまいました。それでなくても、山口達也さんから始まり、長瀬智也さん、国分太一さんが “退場” してしまいましたからね」
三瓶さんは11年前の2014年、84歳でこの世を去った。福島民報によると死因は「急性骨髄性白血病」と報じられた。
「葬儀にはTOKIOを代表して城島茂さんも参列。その際、彼は泣きながら明雄さんの手を握っていたそうです。
そんな明雄さんは『まだまだ』という言葉が口癖だったそうです。これは『現状に満足して停滞してはいけない』という自身への戒めを込めたものであったとのことです。明雄さんの戒めをしっかりと受け止められていれば、こんなことにはならなかったはずですね」(同前)
明雄さんから渡されたバトンは宙に浮いてしまったーー。