レインボーマジック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/19 13:43 UTC 版)
『レインボーマジック』(英: Rainbow Magic)はイギリスのデイジー・メドウズによる児童書シリーズである。
概要
ワーキング・パートナーズによって生み出されたが[1]、後にマテルが権利の大半を[2]、IoMメディア・ベンチャーズが一部の権利を保有するコンテンツとなっている[3]。
英語版の書籍はイギリスではオーチャード・ブックス、アメリカ合衆国ではスカラティック社から出版されている[4]。著者の名義はデイジー・メドウズであるが、複数の著者がゴーストライターとなる形式である[5]。初期のイラストはジョージー・リッパーが担当した。
2003年から刊行されているこのシリーズは、基本的に1巻が6章で構成されており、「虹の妖精」「お天気の妖精」のように7巻からなるシリーズで1つの大きな纏まりとなる構成であったが、後に4巻毎となった。既刊は2025年末時点で200巻以上に達している。
2010年と2011年にはイギリスの図書館で最も貸し出された児童書シリーズであり、全体でも2番目に貸し出されたシリーズとなった[6][7]。23か国語以上に翻訳され、全世界での発行部数は2000万部を突破している[8][5]。
あらすじ
レイチェルとカースティという2人の女の子が、夏休みに妖精の国フェアリーランドに住む妖精ルビーと出会う。そして2人は妖精たちと協力したり、魔法の力で妖精に変身したりして、妖精達とフェアリーランドをジャック・フロストと手下のゴブリン達の悪戯から守ることとなった[9][10]。
書籍
英語版の既刊については「レインボーマジックシリーズの一覧」を参照。
日本語版
ゴマブックスによって2006年に1巻が発売された。訳者は田内志文。
1巻発売後半年でシリーズ累計発行部数が100万部に達し[11]、後に350万部に更新された[12]。
同作を宣伝する「レインボー大使」として中川翔子がイベントに登場しているほか[11]、2008年度の「レインボー大使」には美山加恋が就任している[13]。
本編49巻、スペシャルブック6巻に加え、7巻BOXセットや「レインボーマジック対訳版」「レインボーマジックが英語で楽しく学べる 解説Book」といった派生的な書籍も刊行された。
| 日本語題 | 出版年 | ISBN |
|---|---|---|
| 夏休みの妖精サマー | 2007年 | ISBN 9784777107070 |
| クリスマスの妖精ホリー | ISBN 9784777107667 | |
| カーニバルの妖精カイリー | 2008年 | ISBN 9784777110148 |
| クリスマス星の妖精ステラ | ISBN 9784777111480 | |
| 海の妖精シャノン | 2009年 | ISBN 9784777113941 |
| 結婚式の妖精ミア | 2010年 | ISBN 9784777115358 |
OVA
『Rainbow Magic: Return to Rainspell Island』は2010年5月7日にイギリスで発売されたOVAである[10][14]。
ヒット・エンターテインメントと日本のアンサー・スタジオによる日英合作であるが、日本語版音声は存在せず、英語音声のみで制作された。
監督は川又浩、脚本はデール・ショット。
脚注
- ^ “Working Partners Ltd”. 2015年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月27日閲覧。
- ^ “Rainbow Magic”. corporate.mattel.com. 2026年3月11日閲覧。
- ^ O’Brien, Kiera (2020年4月1日). “HCG away with the fairies as translation deal brokered for Rainbow Magic”. オリジナルの2021年11月7日時点におけるアーカイブ。 2021年11月7日閲覧。
- ^ “Hit Entertainment - Our Brands - Rainbow Magic”. Hit Entertainment. 2017年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年5月31日閲覧。
- ^ a b “Rainbow Magic: loathed by parents, loved by children”. The Telegraph. (2014年1月12日) 2026年3月19日閲覧。
- ^ “Children's Writers Ride High in PLR's Most Borrowed Authors List” (PDF) (Press release). Public Lending Right. 3 February 2012. 2012年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ (PDF). 2012年9月23日閲覧.
- ^ Dugdale, John (2011年2月18日). “The most borrowed library books of 2010”. The Guardian (London) 2011年5月31日閲覧。
- ^ “超かわいい!“妖精スイーツ”が登場”. 東京ウォーカー. (2008年12月19日) 2026年3月19日閲覧。
- ^ “レインボーマジック-シリーズ”. 絵本ナビ. 2026年3月19日閲覧。
- ^ a b “作品紹介”. The Answerstudio. 2026年3月19日閲覧。
- ^ a b “しょこたん、妖精のコスプレで100万部突破のレインボーマジックの魅力を語る!”. オリコンニュース. (2007年1月19日) 2026年3月19日閲覧。
- ^ “レインボーマジック 海の妖精シャノン”. 絵本ナビ. 2026年3月19日閲覧。
- ^ “スタッフよりお知らせデス。ぱーと②”. 美山加恋オフィシャルブログ. アメブロ (2007年10月26日). 2026年3月19日閲覧。
- ^ “Rainbow Magic - Return to Rainspell Island”. www.bbfc.co.uk. 2019年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月8日閲覧。
外部リンク
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