AFCビーチサッカーアジアカップとは？ わかりやすく解説

AFCビーチサッカーアジアカップ
開始年	2006年
主催	AFC
地域	アジア
参加チーム数	16（本大会）
前回優勝	イラン（4回目）
最多優勝	イラン（4回）
サイト	公式サイト
AFCビーチサッカーアジアカップ2025
テンプレートを表示

AFCビーチサッカーアジアカップ （英: AFC Beach Soccer Asian Cup）は、アジアサッカー連盟（AFC）が主催する、ビーチサッカーのアジア選手権であり、国際サッカー連盟(FIFA)主催のFIFAビーチサッカーワールドカップのアジア予選を兼ねた大会である。大会名称は、以前は「AFCビーチサッカー選手権（AFC Beach Soccer Championship）」であったが、「アジアカップ」ブランドを向上させるため、全てのAFC主催の大会に「アジアカップ」の名前をつけることが決定したのに伴い^[1]現在の大会名に変更された。

最多優勝はイランの4回、また日本は過去すべてのワールドカップへの出場権を獲得した唯一の国である。

年	開催国・地	決勝戦			3位決定戦
		優勝	スコア	準優勝	3位	スコア	4位
2005	AFCが日本とタイに2005年W杯の出場枠を割り当てたため開催なし
2006	アラブ首長国連邦・ドバイ	バーレーン	5–3	日本	イラン	6–4	中華人民共和国
2007	アラブ首長国連邦・ドバイ	アラブ首長国連邦	4–3	日本	イラン	6–0	バーレーン
2008	アラブ首長国連邦・ドバイ	アラブ首長国連邦	4–3	日本	イラン	4–1	中華人民共和国
2009	アラブ首長国連邦・ドバイ	日本	4–2	バーレーン	オマーン	1–1 (PK 2–1)	イラン
2011	オマーン・マスカット	日本	2–1	オマーン	イラン	6–2	アラブ首長国連邦
2013	カタール・ドーハ	イラン	6–6 (PK 5-4)	日本	アラブ首長国連邦	3–2	オーストラリア
2015	カタール・ドーハ	オマーン	1–1 (PK 3-2)	日本	イラン	8–3	レバノン
2017	マレーシア・クアラトレンガヌ	イラン	7–2	アラブ首長国連邦	日本	6–3	レバノン
2019	タイ・パッタヤー	日本	2–2 (PK 3-1)	アラブ首長国連邦	オマーン	2–2 (PK 2-1)	パレスチナ
2021	タイ	新型コロナウイルス感染症の世界的流行により中止
2023 詳細	タイ・パッタヤー	イラン	6-0	日本	オマーン	4-2	アラブ首長国連邦
2025 詳細	タイ・パッタヤー	イラン	8-1	オマーン	日本	3-1	サウジアラビア

チーム	優勝	準優勝	3位	4位	合計
イラン	4 (2013, 2017, 2023, 2025)	–	5 (2006, 2007, 2008, 2011, 2015)	1 (2009)	10
日本	3 (2009, 2011, 2019)	6 (2006, 2007, 2008, 2013, 2015, 2023)	2 (2017, 2025)	–	11
アラブ首長国連邦	2 (2007, 2008)	2 (2017, 2019)	1 (2013)	2 (2011, 2023)	7
オマーン	1 (2015)	2 (2011, 2025)	3 (2009, 2019, 2023)	–	6
バーレーン	1 (2006)	1 (2009)	–	1 (2007)	3
中華人民共和国	–	–	–	2 (2006, 2008)	2
レバノン	–	–	–	2 (2015, 2017)	2
オーストラリア	–	–	–	1 (2013)	1
パレスチナ	–	–	–	1 (2019)	1
サウジアラビア	–	–	–	1 (2025)	1

順	国・地域	回数	試合数	勝	延勝	PK勝	負	得点	失点	差	勝ち点
1	日本	11	55	40	1	2	12	289	137	+152	124
2	イラン	11	53	39	1	1	12	334	129	+205	120
3	アラブ首長国連邦	10	46	32	0	1	13	196	129	+87	97
4	オマーン	8	40	28	0	4	8	177	97	+80	88
5	バーレーン	10	43	21	1	2	19	136	145	-9	67
6	中華人民共和国	11	42	12	1	2	27	119	182	–63	40
7	レバノン	6	25	10	1	0	14	106	89	+17	32
8	パレスチナ	3	14	7	1	0	6	48	52	–8	23
9	タイ	6	20	7	1	0	12	55	68	–13	23
10	ウズベキスタン	6	21	5	0	0	16	72	94	–22	15
11	アフガニスタン	5	18	4	1	0	13	53	85	–32	14
12	オーストラリア	2	8	3	0	1	4	25	24	+1	10
13	クウェート	5	16	4	0	1	11	55	72	–17	13
14	イラク	6	18	2	1	1	14	48	93	–45	9
15	サウジアラビア	3	14	5	0	1	8	38	60	–22	16
16	マレーシア	4	15	3	0	0	12	42	83	–41	9
17	ラオス	1	3	1	0	0	2	11	21	–10	3
18	カタール	4	14	1	0	0	13	30	85	–55	3
19	ベトナム	2	6	0	1	0	5	17	26	–9	2
20	インド	2	5	0	0	0	5	8	23	–15	0
21	シリア	1	3	0	0	0	3	6	19	–13	0
22	キルギス	2	6	0	0	0	6	12	40	–28	0
23	インドネシア	3	9	1	0	0	8	19	64	–45	3
24	フィリピン	3	9	0	0	0	9	13	90	–77	0

勝ち点: 勝利 = 3点 / 延長戦勝利 = 2点 / PK戦勝利 = 1点 / 負 = 0点

凡例

	2006 (6)	2007 (6)	2008 (6)	2009 (7)	2011 (11)	2013 (16)	2015 (14)	2017 (12)	2019 (15)	2023 (16)	2025 (16)	回数
イラン	3位	3位	3位	4位	3位	1位	3位	1位	7位	1位	1位	11
日本	2位	2位	2位	1位	1位	2位	2位	3位	1位	2位	3位	11
中華人民共和国	4位	5位	4位	7位	5位	7位	6位	12位	9位	7位	12位	11
アラブ首長国連邦	5位	1位	1位	×	4位	3位	5位	2位	2位	4位	7位	10
バーレーン	1位	4位	×	2位	6位	9位	7位	5位	6位	6位	7位	10
オマーン	×	×	×	3位	2位	5位	1位	7位	3位	3位	2位	8
ウズベキスタン	×	×	5位	6位	7位	14位	8位	••	×	12位	×	6
レバノン	×	×	×	×	×	8位	4位	4位	5位	10位	6位	6
タイ	×	×	×	×	×	13位	13位	10位	10位	5位	5位	6
イラク	×	×	×	×	9位	10位	12位	9位	13位	×	14位	6
アフガニスタン	×	×	×	×	••	11位	×	6位	12位	13位	16位	5
クウェート	×	×	×	×	10位	×	9位	×	11位	8位	9位	5
カタール	×	×	×	×	••	15位	14位	11位	14位	×	×	4
マレーシア	×	×	×	×	×	×	×	8位	8位	15位	10位	4
パレスチナ	×	×	×	×	••	6位	••	×	4位	11位	×	3
フィリピン	6位	×	6位	×	×	16位	×	×	×	×	×	3
サウジアラビア	×	×	×	×	×	12位	×	×	×	9位	4位	3
インドネシア	×	×	×	×	11位	×	×	×	×	16位	11位	3
オーストラリア	×	×	×	5位	×	4位	×	×	×	×	×	2
キルギス	×	×	×	×	×	×	×	×	15位	14位	×	2
インド	×	6位	×	×	×	×	×	×	×	×	15位	2
ベトナム	×	×	×	×	×	×	11位	×	×	×	13位	2
シリア	×	×	×	×	8位	×	×	×	×	×	×	1
ラオス	×	×	×	×	×	×	10位	×	×	×	×	1

年	得点王	得点数	大会MVP	ベストGK	フェアプレー賞	リンク
2006	河原塚毅	9	アブドゥラー・オマル	ハメッド・ゴルバンプール	受賞者なし	[1]
2007	ファリド・ブーロクバシ		バキート・ムバラク	モハメド・アル・マザム		[2]
2008	山内悠誠	12	ラミ・アル＝メサビ	照喜名慎吾		[3]
2009	モスリム・メシガー		ヤクーブ・アル＝ネスフ	宜野座寛也		[4]
2011	河原塚毅 イシャク・アル＝カスミ	8	ヤヒヤ・アル＝アラミ	照喜名慎吾		[5]
2013	モスリム・メシガー	11	茂怜羅オズ	サイモン・イェーガー		[6]
2015	後藤崇介	8	茂怜羅オズ	ペイマン・ホセイニ		[7]
2017	モハマダリ・モフタリ	12	モハマダリ・モフタリ	受賞者なし[注釈 1]	イラン	[8]
2019	茂怜羅オズ	9	茂怜羅オズ		アラブ首長国連邦	[9]
2023	赤熊卓弥	11	モスリム・メシガー	セイドマハディ・ミルジャジリ	オマーン	[10]
2025	アリ・ミルシェカリ	12	アリ・ミルシェカリ	セイドマフディ・ミルジャリリ		[2][3]

• 大会公式サイト