コーカサスセッケイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/27 04:27 UTC 版)
コーカサスセッケイ | ||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Tetraogallus caucasicus (Pallas, 1811) |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
コーカサスセッケイ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Caucasian Snowcock |
コーカサスセッケイ (コーカサス雪鶏、学名:Tetraogallus caucasicus)は、キジ目キジ科に分類される鳥類の一種である。
分布
コーカサス山脈(ロシア、グルジア、アゼルバイジャン)に分布する。
形態
体長約54cm。体の上面は暗い灰色で、褐色や黄褐色の斑が入る。胸から腹にかけての体の下面は、褐色地に黒や灰色の斑が入る。顔の耳羽から喉にかけて大きな白斑があるため、顔が白っぽく見える。嘴は薄い黄色で、脚は黄色で距が1対ある。
生態
海抜1800-4000mの岩のある荒れた草原に生息する。
草の葉や茎、根、種子や果実を食べる。
繁殖期は4-5月で、地上の浅い窪地に枯れ草などを敷いて営巣する。1腹5-10個の卵を産む。抱卵期間は約28日である。雌のみが抱卵する。
参考文献
- 『世界の動物|分類と飼育 キジ目』、財団法人東京動物園協会、1987年、68頁
固有名詞の分類
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