Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
世界平和研究所とは - わかりやすく解説 Weblio辞書
[go: Go Back, main page]

世界平和研究所とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 世界平和研究所の意味・解説 

世界平和研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/24 06:48 UTC 版)

公益財団法人 中曽根康弘世界平和研究所
略称 NPI
設立 1988年6月28日
種類 公益財団法人
法人番号 5010405009465
目的 この法人は、外交、安全保障問題、国内外の政治、経済問題その他の分野について調査研究し、総合的な政策を国の内外に向けて提言し、これらの研究に関する国際交流を促進し、人材の育成を図るなどの事業を行い、もって世界の平和と繁栄の維持及び強化に寄与することを目的とする。
本部 日本 東京都港区虎ノ門3丁目2番2号30 森ビル6階
会長 麻生太郎
重要人物 中曽根康弘
ウェブサイト https://npi.or.jp/
かつての呼び名
世界平和研究所
テンプレートを表示

公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所(なかそねやすひろせかいへいわけんきゅうじょ)は、安全保障を中心とする調査研究や、国際交流等を目的とする公益財団法人。日本の政策シンクタンク。通称中曽根平和研究所[1][2]

概要

1988年6月28日、「国際社会が直面する課題問題について発信する政策研究提言機関」として閣議了解を経て設立された防衛庁(当時)所管(厳密には当時の総理府外務省大蔵省、防衛庁、経済企画庁通商産業省主務)の財団法人世界平和研究所(Institute for International Policy Studies)を前身とする。IIPSも会長は当初から中曽根康弘である。内容としては「憲法改正案」の提示、各国の選挙制度の研究、中華民国との交流、対中華人民共和国戦略研究などがある。

かつては、紀尾井町のザ・フォーラムビル6階に事務所があった[3]

歴史

1988年3月、世界平和研究所開設準備室が開設される。(中曽根、当時70歳。現職衆議院議員)

1988年6月、設立許可・閣議了解がされ、世界平和研究所として設立。

2011年4月1日公益法人制度改革に伴い、より公益財団法人に移行。

2018年1月1日より公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所(NPI:Nakasone Yasuhiro Peace Institute)に名称を変更した[4]。 同年10月1日より中曽根平和研究所(NPI:Nakasone Peace Institute)を通称とすることとした。

2020年11月、公益財団法人青雲塾の解散に伴い資料や施設を引き継ぎ、中曽根康弘資料館(通称:青雲塾記念会館)を群馬県高崎市に開設 [5]

2021年10月22日、初代会長の中曽根が没して以後空席であった会長に麻生太郎が就任した[6]

組織

基本情報

現在の役員

2021年11月現在[7]

歴代の役員

歴代会長

名前 在職期間 略歴
1 中曽根康弘 1988年6月28日

2019年11月29日

第71,72,73代内閣総理大臣
- 空席 2019年11月29日

2021年10月22日

中曽根康弘の死去により
2 麻生太郎 2021年10月22日

現在

第92代内閣総理大臣

歴代理事長[2]

過去の研究員経験者

主な活動内容

国際会議の開催等

  • 平成19年度のシンポジウム 「海洋国家日本の行方」、「グローバリゼーションと我が国の科学技術戦略」
  • 東アジア・シニアリーダーズ・フォーラム
  • 日台フォーラム「日台関係の現状と展望」
  • 日中国交正常化35周年記念会議

提言・報告書

出版活動

表彰

過去に実現した提言

集団的自衛権の行使容認

中曽根康弘は、1996年の著書で次のように述べていた。

九五年の暮れから、集団的自衛権の問題を世界平和研究所で検討しているのですが、どういうことかといいますと、集団的自衛権は行使できるということです。(中略)自衛権というのは、個別的自衛権も集団的自衛権も同根一体のもの、つまり、自衛という基本から出ているもので、よほどの正当な理由がない限り、その行使が「個別」にあって、「集団」にないということはあり得ない。言い換えれば、自分を守る個別的自衛権のために他と協力する集団的自衛権もあり、かつ行使できると考えていいわけです。集団的自衛権にはさらに、日本の平和と独立確保に関係ある場合、極東米軍に他国の領域で武力協力する場合も入ります。つまり、日本の防衛のため個別的自衛権を完全ならしめるためには、米軍に協力し、原則として米軍を日本の防衛のために働かせる集団的自衛権の行使も認められてしかるべしということになる。いろいろ議論はありますが、私の判断は、集団的自衛権は行使できる、ただし、先に述べたようにそれを限定的行使に止めようということです。たとえば、国家安全保障基本法といったものをつくり、限定的行使に止めるようにすればいいと思っています[10]

1996年3月には、世界平和研究所の評議員・研究顧問だった田中啓二郎(元大蔵省官房審議官)が、『集団的自衛権の行使、海外における武力行使及び地域取り極めに関する一考察』を発表した[11]。こうした提言は、2014年に第2次安倍内閣が決定した、日本の集団的自衛権を限定的に行使することができるようにした憲法解釈の変更と、方向性が極めて近い。

21世紀の日本の国家像について

2006年9月5日に世界平和研究所が行った提言。戦後60年を経て経済的には顕著な成果を挙げて国際社会に存在を示してきたものの、精神文明の世界においては国家としての主体性の意識が欠けた状態にあり、曖昧性や機会主義的思考のもとに国事が論じられ処理されてきたとの認識に立脚して、以下、9つの項目が提言されている[12]

  • 我が国のアイデンティティの再構築と我が国らしさの発信
  • 家庭、地域、社会における共同社会の理念の構築
  • 国家の基盤である人間力を育てる教育
  • 凛とした信義ある外交
  • 海洋国家日本としての戦略外交の強化
  • 新たな脅威への対応
  • 主体的な防衛戦略の確立
  • 総理直轄の国家情報局の新設
  • 明日への投資-安全と繁栄の源としての科学技術戦略

脚注

  1. ^ 当研究所の通称名の使用について”. 公益財団法人 中曽根康弘世界平和研究所. 2021年5月23日閲覧。
  2. ^ a b 組織の沿革”. 公益財団法人 中曽根康弘世界平和研究所. 2021年5月24日閲覧。
  3. ^ 第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第7号”. 参議院 (1988年12月8日). 2013年6月2日閲覧。
  4. ^ 当研究所の名称変更について”. 公益財団法人 中曽根康弘世界平和研究所. 2021年5月24日閲覧。
  5. ^ “中曽根元首相設立の青雲塾が6月解散 70年超の歴史に幕”. 産経新聞. (2020年5月26日). https://www.sankei.com/article/20200526-VCLQHFG3BBMF5LQL6QHIA2KM5A/ 2021年5月14日閲覧。 
  6. ^ 当研究所の新会長に麻生太郎氏が就任しました”. 公益財団法人 中曽根康弘世界平和研究所 (2021年10月22日). 2021年11月14日閲覧。
  7. ^ 役員一覧”. 公益財団法人 中曽根康弘世界平和研究所. 2021年11月14日閲覧。
  8. ^ 本研究所の新理事長に中曽根弘文氏が就任
  9. ^ 川上高司研究室”. 2025年7月23日閲覧。
  10. ^ 中曽根康弘『天地友情 五十年の戦後政治を語る』文藝春秋、1996年、p27~28
  11. ^ 国立国会図書館憲政資料室 「中曽根康弘関係文書(寄託)目録」2019年8月、p95(pdfでは98ページ目)
  12. ^ 21世紀の日本の国家像について”. https://npi.or.jp/research/data/kokkazouh.pdf. 財団法人世界平和研究所 (2009年9月5日). 2026年1月15日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「世界平和研究所」の関連用語

世界平和研究所のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



世界平和研究所のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの世界平和研究所 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS