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虹の入江とは? わかりやすく解説

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虹の入江

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:12 UTC 版)

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虹の入江
クレメンタインから見た虹の入江
ラテン名 Sinus Iridum
英語名 Bay of Rainbows
直径 236 km
月面座標 北緯44度06分 西経31度30分 / 北緯44.1度 西経31.5度 / 44.1; -31.5座標: 北緯44度06分 西経31度30分 / 北緯44.1度 西経31.5度 / 44.1; -31.5
月面緯度 北緯44.1°
月面経度 西経31.5°
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地球から見た月面(ニアサイド)全体における位置
雨の海の詳細地図。虹の入江は"A"で表された位置

虹の入江(にじのいりえ、ラテン語: Sinus Iridum)は、雨の海の北西に伸びる玄武岩溶岩でできた平原である。北東から南西にかけてはジュラ山脈に囲まれている。南西の突端部はヘラクレイデス岬英語版、北東の突端部はラプラス岬英語版と名付けられている。この湾と周囲の山脈は、月面で最も美しい景色の1つと考えられており、月観測者にとっても有名な地点である。特に月齢10前後の頃には、入江の縁の部分のみが太陽光に照らされるタイミングがある。

虹の入江の中には、大きなクレーターはないが、南にはヘラクレイデスE、東端にはラプラスA、北にはビアンキーニGという衛星クレーターがある。表面は水平であるが、多くのリンクルリッジがある。

この湾の月面座標は、北緯44.1°、西経31.5°であり、直径は236㎞である。ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョーリにより、ラテン語で「虹の入江」(Sinus Iridum) と命名された。

衛星クレーター

ヘラクレイデスクレーターの衛星クレーターは以下のとおり。

ヘラクレイデス 緯度 経度 直径
A 40.9° N 34.2° W 6 km
E 42.9° N 32.7° W 4 km
F 38.5° N 33.7° W 3 km

ラプラスクレーターの衛星クレーターは以下のとおり。

ラプラス 緯度 経度 直径
A 43.7° N 26.8° W 9 km
B 51.3° N 19.8° W 5 km
D 47.3° N 25.5° W 11 km
E 50.3° N 19.8° W 6 km
F 45.6° N 19.8° W 6 km
L 51.7° N 21.0° W 7 km
M 52.2° N 19.9° W 6 km

探査

中国月探査計画嫦娥計画における、着陸候補地点とされており、2013年12月に打ち上げられた嫦娥3号は当初虹の入江に着陸する予定であった。探査機は同月14日に軟着陸に成功したが、着陸地点が予定より東にずれた結果、外側の雨の海の北西部に着陸する形となり、虹の入江の探査には至らなかった。

出典

  • [1] The Full Moon Atlas
  • [2] USGS Gazetteer of Planetary Nomenclature



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