有効保護率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 14:37 UTC 版)
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有効保護率(ゆうこうほごりつ、英:The effective rate of protection)は、最終財に課された関税率のみならず、その最終財を生産するのに使用する中間財への関税率も考慮して計算された産業の保護率のこと[1]。実効保護率、有効関税率、付加価値保護率(英:The rate of protection of value added)、絶対保護率(英:The implicit rate of protection)とも呼ばれる[2][3][注 1]。
概要
最終財のみならず中間財も貿易される場合は、最終財の生産者の保護が関税政策の目的であるとき、最終財への関税率を高水準に維持して生産に使用される中間財への関税率を低水準にすると、その最終財の生産者が国内市場において生み出せる付加価値が大きくなる[1]。この考え方を基に考案された指標が有効保護率であり、マックス・コーデン、ベラ・バラッサ、ハリー・G・ジョンソンらが最初に提案した指標とされる[4][5][6]。
財
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