カルチュア・エクスペリエンス株式会社
商品本部 ウエルネス部
安藤 真理子
現在、CCCおよびカルチュア・エクスペリエンス(CX)が拡大を進めるウエルネス事業。 TSUTAYAのフランチャイズ加盟企業さまとともに店舗運営に取り組んだ経験を活かし、 CCCの新しい企画として強固な柱を築くべく、新規事業づくりに邁進する安藤 真理子さんにお話を伺いました。
これまでの経歴から教えてください。
2008年に新卒でCCCに入社しました。学生時代から、映画や本、音楽が好きだったので、TSUTAYAはよく利用していました。就職活動では中でも好きだった「本」に携わりたく、出版業界を目指していたのですが、ふと立ち寄ったTSUTAYAの店内放送の最後に「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」と社名が流れていたのが耳にとまったんです。
そこで、本だけではなく、映画や音楽など自分の好きなものがあふれているTSUTAYAを運営する企業で楽しく仕事がしてみたい、と思ってCCCの扉を叩きました。
入社後はどのような業務を担当していましたか。
私が入社した当時は「ジョブローテーション制度」が導入されていて、およそ半年ごとにさまざまな部署を経験しました。入社してすぐはグループ会社のレントラックジャパンで経理を担当し、その後、SHIBUYA TSUTAYAで映像レンタルを担当しました。ここでは、好きな「映画」に携わりながら、お客さまを目の前に、お店がどのように運営されていくのか、アルバイトスタッフとどのように関わってチームとして仕事をしていくべきか、ということを学ぶことができました。
その後、北関東支店へ配属され、映像バイヤー、SVと経験し、30歳を迎えるころに支店長の命を受けたことは、私にとってひとつのターニングポイントでした。
初めて役職に就いたことで、得られる情報量や自身の裁量が格段に広がることを実感しました。そして、それらの情報を元に、TSUTAYAのフランチャイズ加盟企業さまが置かれている現状や課題、将来の展望を見据えながら全体像を把握し、適切な判断を下すことの重要性を深く学びました。
若くして支店長に抜擢され、苦労されたことはありませんでしたか。
社内外ともに年上の男性の方も多い中で大変さを感じることはもちろんありましたが、チャレンジさせてもらえる環境がありがたかったですし、さまざまな場面で見守ってくれたり、手助けをしてくれた当時の支店の皆さまには本当に感謝しています。
その後、現在所属するウエルネス部ではどのような業務を担当していますか。
現在、私たちが展開する「TSUTAYA Conditioning」はフランチャイズ加盟企業さまによる出店を進める拡大フェーズに入っています。私は主に、出店マニュアルやツール、ルールの整備など、出店に際しての仕組づくりを担当しています。これまで支店サイドで多くの加盟企業さまとともにTSUTAYA運営に携わってきたので、担当する支店のSVや、加盟企業さまがそれぞれ求めるものや情報を理解して、情報の整備ができることは自分自身の強みが発揮できていると思います。
これまでさまざまな経験を経られた中で、仕事をするうえで大切にしている考え方を教えてください。
まずひとつは、個人ではなくチームとして仕事をする、ということです。
仕事を進めていく中で、「これを実現することは難しい」と私自身が感じることも、チームの他の人の知恵や力を借りることで実現できることが多々あると思うんです。
どんな事象に対しても、個人による「できない」という判断で決めつけるのではなく、会社や事業部としての最適解は何か、それを実現するために必要なものは何かを広い視野でチームメンバーとともに考え、共に進めるということを大切にしています。
私は、支店でのキャリアが長かったこともあり、TSUTAYAの既存の仕組がすでにしっかりとできあがっているなかで仕事をしてきました。しかしながら、現在はウエルネス事業という新規事業において、新しく仕組や体制を作っていかないといけません。これまでの考え方だと「実現できない、既存の仕組にマッチしない」と考えてしまうことも多々ありますが、さまざまな経歴を持つチームメンバーから新しい視点ややり方、意見をもらい、柔軟に考えることで、これまでの経験を生かしながらも、新しい事業を創り出していく過程を経験できていることに成長と楽しさを感じています。
チームワークを大切にされているのですね。
チームメンバーの年齢やスキル、キャリアを踏まえてどのようにマネジメントするとメンバーのためになるのか、それぞれの個人の特性と、会社としてチャレンジしてほしいことのバランスをどうとるか、などマネジメントを任される立場として考えることはたくさんあるのですが、どんな些細なことでも時間と気持ちを相手に注ぐ、という姿勢を大切にしています。
今後チャレンジしていきたことを教えてください。
まずはウエルネス事業を成長させていくことに注力し、フランチャイズ事業としてより強固な形にしていきたいです。加盟企業さまが安心して運営できる事業に成長させることが、企画会社CCCとしてひとつ大きな企画を生み出したと言えると思っています。
そして、私たちが取り組んでいる新規事業の成長過程を、今後CCCが生み出していく新規事業の糧にしていきたいです。新規事業という芽に対して、どのくらいの量の水をいつどんな風に注ぐとその芽が成長するのか、それを私たちはいま成功と失敗を繰り返しながら見極めているところです。ここで得られた経験やノウハウを次の新しい事業のために広げることができれば、会社としての成長にもつながっていくと確信しています。